日常や旅先で使うコンパクトカメラ用に、何か使い勝手の良いミニ三脚がないものかと探していると、これがあるようでなかなか良いものが見つからない。ごくごく狭いところにも置けて、かなり無理なところでも、調節と工夫次第でそれなりにしっかりと支えてくれるようなものはないだろうか?脚の開き具合に融通が利き、小さいながらもそれなりにズッシリ感があったらいいなあと探してみた。
アレコレ物色してみて、結局行き着いたのがライカの卓上三脚である。脚の動きは自由自在だし、脚部付け根のネジ部分を接地させて使ってもそれなりに安定。かなりフレキシブルに使えて良さそうだ。価格は取り扱い業者によるが1万円前後。卓上三脚としてはずいぶん高いが、しっかりした造りで長く使えそうなので良しとしたい。雲台は付いていないので、テキトーなものを別途購入して取り付けるべし。
もちろんしっかりと開いて安定した状態で使うべきではある。
でも開脚の具合がこんなでもけっこうガッチリと支えてくれる。
こんな姿勢でもまあ使えそう。何かで役立つこともあるかもしれない。
同じくライカのミニ三脚は、これまで見たことがないほどシンプルな形でそのままシャツの胸ポケットに入ってしまうコンパクトさがいい。でもボールヘッドを締めるツマミがないので、使っているうちにヘタッてグラグラになってしまうのではないかと、やや心配になる。
デジタルカメラは短い周期で次から次へと買い換えてしまったりするが、こんな小道具くらいは愛着を持って長く使えるものが欲しいなと思う今日このごろである。