宿がプラヤーグラージ・ジャンクション駅直結なので、汽笛とアナウンスを聞きながら、鉄道駅のカンティーンで食事。誰でも払える手頃な値段(80Rs)のため、安定した哲学的な味(つまりまったくおいしくない)。
車内にも持ち込めるよう、パックしてある「駅弁」形式。その場で食べてしまうならば、こういうプラスチック類はもったいない。昔は普通のステンレスのターリー皿だったものだが。
かつては国鉄自前のカンティーンで、そこに雇われた人たちが働くという形だったと思うけど、今はまるごと業者が請け負っている。それでもインドらしく、ヴェジにはヴェジ専用キッチン、その対面の側にノンヴェジ専用ノンヴェジキッチン。
「駅弁」も決して一緒には並べず、ヴェジの「駅弁」はヴェジのスペース、ノンヴェジ「駅弁」はノンヴェジスペースで販売。私たちのものとは異なる「衛生観念」できっちり管理。このあたりはちゃんと細かいインドの人たちだ。