こういう施設があって、無料で鑑賞できるのはありがたい。それぞれの展示室に製作した作家の人たちもいた。ムンバイのカラー・ゴーラーにあるジャハーンギール・アート・ギャラリー。こういう施設を開設、維持しているパールスィー資本というのも素晴らしい。
ギャラリーに冠している「ジャハーンギール」はムガル皇帝に因んで付けられた名前ではなく、このギャラリーの創設者のコーワスジー・ジャハーンギールというパールスィーの資本家の名前を取ったもの。
ペルシャ起源の「ジャハーンギール」という名は、一般的にはムスリムの名前として知られるが、もともとイスラーム化する前のゾロアスター教時代からのペルシャ人の名前でもあった。