エジプトの医学生

オールドデリーのレストラン「アル・ジャワーハル」で一緒になった医学生としばらく話をした。エジプトの医科大生で、インドにひと月の研修で来ているとのこと。アフリカやロシアなど各国から同じような立場で来ている学生が多くて楽しいそうだ。たしかにインドの上のクラスの大学は国際的な学びの中心という性格も強いので、こういう短期プログラムもあるのだろう。

デリーについては「カイロの下町みたいで親近感がわく」とか「誰も僕のことを外国人と思わないので気楽」とも。たしかにアラビア人はインド人の大海に入るとまずわからない。しゃべるとコテコテのアラビア訛りの英語なので、すぐに外国人とわかるのだが。

コロナの時代とはいえ、こんな具合に外国のキャンパスで過ごしたり、休日に街巡りなどする経験自体も、若い彼にとって貴重な財産となることだろう。インドの食事もエジプト人の彼にはとてもよく合うとのこと。そんなわけで、こうしたイスラーム系料理の有名店にはよく足を運ぶそうだ。

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