航空不況の中、増便続くインドとタイを結ぶ空路

昨年は原油価格の高騰、特に後半からは世界的な不況という追い討ちもあり、燃料価格がすっかり落ち着いた今年に入ってからも、航空各社の大半の苦戦が伝えられる中、様々な地域で路線の減便や廃止といったニュースが耳に入ってくる。
しかしインドとタイを結ぶ路線はその限りではないようだ。エアインディアがAIのコードのフライト以外にも旧インディアン・エアラインのICコードならびにエア・インディア・エクスプレスのIXコードの便、加えてタイ航空もインドの主要都市とバンコクを結んでいる。またジェットエアウェイズも、今やインドの四都市(デリー、ムンバイー、コールカーター、ワーラーナスィー)からバンコクにそれぞれ定期便を就航往復させているなど、印泰間の往来はなかなか盛んである。
さらに8月14日からコールカーター・バンコク便を就航させるキングフィッシャー・エアラインスは、10月からはムンバイー・バンコク便の開始も予定されているという。その10月から来年3月までの間、ガヤー・バンコク間も検討中なのだとか。
また東南アジアの航空会社としても、現在クアラルンプルから亜大陸方面ではインドのティルチラッパリとバーングラーデーシュのダッカまで、エア・アジアのフライトがあるが、同社は年末あたりからムンバイー・バンコク、デリー・バンコクのフライトを開始する予定だ。
インド各都市とバンコクとの間のフライトが増えると、タイ以東にある日本とインドとの行き来の際の空路の選択肢も増えるわけで、私たち日本人にとっても喜ばしいことである。

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