話は前後してしまうが、ムンバイ国際空港でのSIMカード購入の件。
ムンバイから夕方以降に入国、すでに街中のSIM販売店は閉まっており、明日の早い時間帯にムンバイを出て、田舎に向かう・・・というようなケースは少なくないだろう。朝10時だか11時だかにマーケットの店が開くのを待っているような時間はないというような。
大都市圏を出ると、SIM購入は容易ではないことが珍しくないし、そうでなくともアクティベートされるまで数日かかってしまうというようなケースも多い。観光客が多いゴアのパナジで購入しても足掛け3日くらいはかかる。
そんな場合、ムンバイ空港でSIMを購入することも視野に入れておくと良いかもしれない。
インドのプリペイドでお馴染みのキャリアAirtelのカウンターが、税関を通過して出迎えロビーに出たところにある。先客がいなければ、パスポートを見せてSIMが出てくるまで、なんと30秒ほどしかかからない。これはバンコクの空港並みのスピードだ。
ただし使えるようになるまではかなり時間がかかる。
宵の口の時間帯に入手してから2時間ほどで電波が入っていること示す表示は出てくるのだが、SIMカードそのものと同時に購入したインターネットと通話のパッケージが使えるようになったのは翌朝のことであった。
SIM購入にかける時間がない場合、Amazon等で販売されている海外で使用できるデータ通信専用SIMを購入するのもひとつの手だが、やはり電話として通話することができない点で、かなり利便性に劣る。
即座に開通とはならないものの、空港での購入をお勧めしたい。デリーから入国の場合でもやはり税関を通過して出迎えロビーに出たところにAirtelのカウンターがあり、プリペイドのSIMを購入することができる。