サクラ・バザーは4月1日(土)

『きまぐれピックアップ』で紹介されているとおり、在東京のインド大使館の恒例行事、『サクラ・バザー』は4月1日開催される。大使館の方の話をうかがってみたが、当初は4月2日(日)に行なわれることが予定されていたものの、天気予報にて同日は雨天が見込まれていることをうけて、おといい3月29日に急遽変更が決まったのだという。
 そんなわけで、サクラ・バザー参加を予定されている方々のうち、『開催は4月2日の日曜日』との情報を得ていた方はご注意いただきたい。
 本来、こうしたイベントの開催日を直前になって変更というのは、参加する人々の都合もあるし混乱の原因にもなるので避けるべきだが、『花見ついでにおいでください』との配慮により、悪天候での開催をわざわざ避けてくれたのだと好意的に解釈しておこう。もともとこの催しは×月の第×○曜日と決まっているわけではなく、年ごとのサクラの開花に合わせて設定されている。
 私自身、日曜日に出かけるつもりだったが、この日程変更により都合がつかなくなってしまった。
 それにしても大使館というおカタイ機関が、わざわざ日本の花見の時期に合わせて大使館敷地内を開放してこうした催しを開催してくれること自体が、なかなか粋なはからいだと思う。 千鳥が淵という都内有数の桜の名所に隣接していることもあり、今年もまた大勢の人々が訪れることだろう。
 敷地内に入るにあたって所持品検査等はないし写真撮影も自由である。大使館がこんな丸腰で不特定多数の人々を受け入れてくれるのは、やはり日本にあってこそ。
 インドの首都における『重要施設』でのものものしい警備、また寺院やショッピングセンターといった日常的な場でも所持品の検査等が当たり前になっている現状を思えば、ニッポンの『治安の良さ』もまだまだ捨てたものではない。
 毎年このイベントが大使館敷地内で続けられているということは、インド政府公館による日本の大衆に対する高い評価と信頼の証であるともいえる。今後もこうした環境とインドとの良い関係をずっと大切に守り続けていきたいものだ。

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