イスコの村の近くには、大地に横たわる大きな岩の割れ目に描かれた絵が残されている。10,000年以上も前に描かれたものであるとのこと。この時代にどういう人たちが暮らしていたのか、これを描いたのはどういう民族なのかなど。まだよくわかっていないらしい。ここに描かれている絵と現在の民俗画との関連性が指摘されているとも言う。もしかすると、ザーリーバーグ周辺の民俗画は、インドの古代史におけるヴェーダやインダス文明よりもはるか昔にまで遡るものなのかもしれない。
※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。