購入したHMTの手巻時計のベルトを替えようと界隈を歩くも、時計屋が見当たらない。
昔は時計屋や修理屋はあちこちにあったものだが、今は高級時計を販売する店は健在でも、腕時計を主たる商品として取り扱う店自体がずいぶん減ってしまったようだ。あたりを見渡してみると、腕時計をしているインド人もとても少なくなっている。
日本でも同様だが、インドでも携帯電話の普及により、腕時計があまり必要とされなくなっているのだ。
購入したHMTの手巻時計のベルトを替えようと界隈を歩くも、時計屋が見当たらない。
昔は時計屋や修理屋はあちこちにあったものだが、今は高級時計を販売する店は健在でも、腕時計を主たる商品として取り扱う店自体がずいぶん減ってしまったようだ。あたりを見渡してみると、腕時計をしているインド人もとても少なくなっている。
日本でも同様だが、インドでも携帯電話の普及により、腕時計があまり必要とされなくなっているのだ。
グジャラート州議会選が面白いことになっている。ムスリム政党AIMIMはハイデラーバードを本拠地とする地方政党ながらも、発言力と強い指導力を持つ党首のアードゥッディーン・オウェースィーのもとで、このところ全国政党化しつつあるのだが、州のムスリム人口11%以上のグジャラート州議会選にて、議席数182のところ30議席で候補者を出馬させる。
これまで27年間、ずっとBJP政権が続いてきた同州、モーディー首相の故郷でもあるわけだが、今回も圧勝の観測のある中、反BJP勢力として初めてこの州で覇権を狙う庶民党がどこまで票を伸ばせるのか、そして退潮の会議派はどこまで持ちこたえることができるのかが焦点であるわけだが、両者の支持層をいずれも削り取る形でAIMIMが入ってきた。
AIMAIMが、俗に「BJPのBチーム」と揶揄されるのは、こうした選挙戦にAIMIMが割って入ることにより、反BJP票の一定部分を同党が刈り取ってしまうため、結果としてBJPに利することになるからだ。つまりAIMIMは反BJP陣営ながらも、BJPから見ると「敵の敵は味方」的な結果を生んでいる。今回もそういうことになるかもしれない。
あともうひとつ面白い点としては、インドでこれまでムスリム自身が存在感のある政党を持たず(ムスリム政党がなかったわけではない)、ムスリムの支持する政党は国民会議派あるいは左派政党であった中、ようやく有力なムスリムによるムスリムの政党が台頭してきたことだ。
ムスリムの政党と言ってもAIMIMは宗教政党ではない。ムスリムの宗教団体が母体ではなく、世俗のムスリムの人たちによる政党だ。党首のアサードゥッディーン・オウェースィーは法曹家という点も昔ながらの保守政党らしいところだ。
職業柄、たいへん弁の立つ人で、この人の演説もなかなか楽しい。知的で含蓄のある受け答えからメディアウケもなかなかで、報道番組への出演も少なくないが、複数の政治家、識者、ジャーナリスト等が出演する討論会でのやりとりはあまりうまくないようで、案外打たれ弱い面を垣間見ることもあるが、この人と彼の政党AIMIMが今後さらに勢力を拡大していき、国政の場でも一定の影響力を持つようになることは間違いないだろう。


この形のHMT時計が欲しかった。楕円で金属枠部分が広いタイプの手巻時計。HMT社からいくつかこうしたものが出ていた。自動巻の「Rajat」もそうだったし、名前は忘れたが同じく自動巻の四角いモデルは金属ケースが重厚な割には文字盤がやけに小さくてとても変わっていた。
この業者はカーン・マールケットで営業しているのだが、わざわざ「HMT修理及び販売」という看板を出しているとともに、お客に対して「こちらすべてセコハンですよ。パイロットやジャナタなどはリアセンブルですよ。私が組み立てています。」と言い切って販売しているのが良い。
事情をあまり知らなそうな外国人相手には、よく「HMT社のオリジナル品だ」とか「同社の在庫から直接取り寄せている」などと言って、「フランケン」つまりリアセンブルして文字盤も独自のものをはめ込んで売りつける店が多い中、正直に説明する率直さに好感が持てる。
またセコハンと言っても、パッと見た感じは新品同様に磨き上げてあるのも良い。通常はリアセンブルもかなりいい加減なものが多く、巻き上げ感がひとつひとつ違ったり、竜頭の抜き戻しに違和感があったりと、個体によりバラつきがあるものだが、彼のところの在庫をいくつも触れて確かめたが、どれも同じコンディションのようで、まあ信用できそうだ。
カーン・マーケットに足を伸ばす予定があり、HMTの機械式時計に興味がある方には良いかも?といった具合である。

新型コロナ感染症は、すでに「過去のこと」といった観のあるインドの街なかだが、それでも人によっては、稀にマスク姿の人 (大気汚染対策か?)もあるし、店でもこんなところがあった。
デリーのカーン・マーケットの書店「Bahri Sons」は、感染防止対応が厳重。入るとスタッフがお客の手にアルコールジェル付けてくれるとともに、マスクの着用が求められる。相手がもっていないとその場でくれる。(もちろん新品)
店の人たちも全員マスクをしていて、空調を稼働させつつも、ベンチレーターも回して換気に気を付けているようだ。他の多くの場所では、2019年(つまりコロナ前)と同じように見える中でここは異色である。


地上最強の庶民のお菓子といえば、オールシーズンで、この温かいグラーブジャムーン、冬季はガージャル(ニンジン)のハルワーだと思う。どちらもと深い味わいと高めのカロリー。心も身体も元気にしてくれる。


デリーの常宿の隣に新しい宿ができている。現行の料金は前者も後者も1600Rs。前者の部屋はもうくたびれているのに対して、後者は新しくてきれいな分、かなりお得な感じ。部屋を見せてもらったが肝心の写真を撮るのを失念していた。フロントやスタッフの印象はすこぶる良かった。

しかし定宿のスタッフとは長年の顔なじみで気楽であるのと、どんな時間帯に到着しても星クラスのホテル並みにちゃんとした対応をしてくれるので信頼感がある。
この料金帯だと深夜以降はスタッフが床で寝ていて、ドアを叩いて大声で呼ぶとようやく起きるとか、それでも眠りにしがみついたまま、なかなか起きないといったことがよくある。
開業してからまだ1年の後者は今後どうなるか不明の部分がある。オープン時にお得感があるうちは流行っても、それにかまけてメンテをしないと、みるみるうちに劣化して、結局は周囲の同クラスの宿と同じになるという「標準化現象」が起きるものであるからだ。
そのプロセスの中で、スタッフも接客も他の宿と同等になり、お得感のないどっこいどっこいのところに落ち着くというケースが大半だ。
そのあたりの罠「標準化の罠」に陥ることなく精進を続けた宿が、ロンプラのガイドブックあたりで「Our Pick」として紹介されて、なかなか予約の出来ない人気宿になったりする。
さて、この新顔ホテルの「DE CRUISE」は、どのような道を歩むことになるのだろうか。



デリーの常宿の隣にこういう店が新規開業。営業時間は正午から午前1時までとのこと。ここは使えそうだ。ノンヴエジというのも良い。
私が訪問した際には開店したばかり。新築できれいだし・・・と思った。
出てきた「シークケバーブ」はボッロボロ、メニューにある「ルーマーリー・ローティー」に期待したら、薄焼きのタワ・ローティー。
こりゃあ前途多難・・・
働いている若者たちはとても感じが良いので、これから上達していくことに期待したい。





人間に限ったことではなく、犬の世界においても貧困層にも肥満の問題が生じているケースがあるように思われる。都会の商業地域の野犬である。明らかに太りすぎで、パッと見た感じ「小さな牛が寝ている」のかと思ったほどだ。太っているだけではなく、骨組みも大きい。こういう「片親は大型犬」みたいな野良犬も都市部では見かけるようになっている気がする。



野良犬だってフカッとした場所は好きだけど、普段は埃っぽい路上に寝そべるしかない。雨の日にはどこかの軒先で濡れながらしのぐしかない。
ときにはこんなところでゆったり眠りたいのはわかる。
ぞれでも、運転手が戻る前に退散しないと、ぶっ飛ばされるに違いないぞ、野良犬くん。


小さくて簡素なモスクでも味わいのあるエントランスを持つものがある。中も清潔で整頓してあるし、ここを切り盛りする人たちのこの礼拝の場を大切にする思いが伝わってくるようだ。何ひとつ高価な建材や装飾は用いられていないにもかかわらず、凛とした気品が感じられる。
こうした場所を管理運営する人たち、そこでの礼拝に出入りする人たちの気位の高さ、品の良さといったものが、こういうところにも表れるのだろうか。
清楚なたたずまいの礼拝所に出入りする人たちは、概して感じの良い人たちが多いものである。

昔デリーで下宿していたお宅にご挨拶。その近所にあるこの木の裏手にあったタバコ屋によく買いに来ていた(私は5年くらい前からタバコはやめた)が、この木のたもとには、当時はごく小さな祠があった。その脇では、路上で商うカギの修理屋がいたように記憶している。
その後もたびたびこのお宅を訪問していたが、祠が少し大きくなったり、コンクリートの基壇が出来たりという具合に変遷を続けて、今や小さなお寺にまで発展した。ずいぶん大きくなったものである。大きく成長した子供を目の当たりにするような思いがする。

まさかこうなるとは想像すらしていなかったし、下宿していた当時は、スマホのような手軽なものなかったため撮影していない。その後幾度となく再訪する際にも特に気に留めていなかったのだが、「定点測定」みたいに記録を残しておいてもよかったな、と思う。
この「PEEPAL WALE HANUMAN JI」(ピーパルの木=インド菩提樹のハヌマーン様)寺だが、もしかすると、今後さらなる発展もあるかもしれないので、これからは注意して見ていくつもりだ。





デリーメトロのヴィダーンサバー駅近くにあるアンベードカル・メモリアルを見学。インドの初代法務大臣で、ダリット(不可触民)出身のアンベードカル・博士にフォーカスした博物館だ。
BJP政権下ではダリット(不可触民)と先住民の地位向上に力を入れている。そういう意味でBJPのサフラン右翼は復古主義とは大きく異なる。大昔のヒンドゥー的な価値観とは違い、ヒンドゥー世界の全方位を包括する新しいものだ。そこにはカーストによる観念的な上下はないし、伝統的な被差別カーストへの蔑視もないリベラルなものだ。

僧院をイメージした建物といい、斬新なイメージの展示といい、この新しい博物館自体に大変力のこもったものを感じる。
しかしながら外来の宗教、イスラームとキリスト教に関係するコミュニティーに対しては、なぜとても冷淡かつ偏狭なのだろうか、とも思う。


