ただいまメンテナンス中です…

カテゴリー: column

  • ASUS  Zenfone 5

    ASUS Zenfone 5

    近ごろは日本の量販店でもSIMロックフリーのスマホやタブレット端末を見かけるようになってきている。私の身近なところでもそうした端末のひとつで、性能の割には安価ということで評判が高いASUSのZenfone 5を購入した人がいて、いじくり回してみたのだが、なかなかいい感じだ。

    ASUSはタブレット端末のAndoroidをベースにしたもの、Windowsをベースにしたものなどの製造販売で知られており、コストパフォーマンスの高いラインナップで評判の台湾企業。Zenfone 5は並行輸入ではなく、日本市場での正規のリリースということで、万一の場合の補償の点で信頼できるものがある。また、ASUSからこのモデル専用の画面カバーなども販売されているため、うっかり落として画面を割ってしまいそうと心配する向きにも安心かもしれない。

    CPUはハイエンド機に近いものを採用しており、画面も最近主流になってきているやや大ぶりな5インチサイズで実用性も高い。LTEにも対応している。動作や操作感等については、すでにウェブ上で様々な記事が出ているので、あえてここで触れるまでもないだろう。

    「ZenFone 5」レビュー 第1回――持ちやすさや基本スペックをチェックする (IT Media Mobile)

    インドをはじめとする日本国外でも、現地SIMを調達すれば、普段使っているスマホ環境がそのまま使えるのは当然であるとしても、「ほぼハイエンド」といっても良い性能を持つ端末がこの価格帯で購入できるというのはいい。

    日本では16GBのモデルが3万円を少々切る程度のようだが、ちなみにインド市場でのこれに相当するモデルの価格は13,000Rs前後のようだ。インドでは8GBモデルも投入されており、こちらは10,000Rs前後。

    Asus Zenfone 5 A501CG (flipkart.com)

    SIMを差し換える際に、背面カバー全体をガバッと取り外すことになるのだが、幾度か繰り返すうちに、カバーと本体の噛み合わせが悪くなりそうなのがタマにキズ。このあたりは改善の余地ありかもしれない。

    日本におけるMVNOが徐々に浸透していくにつれて、自分の嗜好や目的に合った端末を選び、それとは別に自分の利用環境にマッチするキャリアと通信契約をするという、ごく当たり前の環境が出現しつつあることは喜ばしい。

    市場環境が異なるため、単純に比較できるものではないのだが、少なくとも一般ユーザーの立場からすると、「日本もようやくインドのケータイ・スマホ環境に追い付きつつある」というような具合かもしれない。

  • インドのチベット人

    以前、MAJNU KA TILLAと題して書いてみたデリーのマジヌー・カー・ティッラーだが、この地はasahi.comの連載:地球を食べるの記事でも取り上げられているのを見つけた。

    (地球を食べる)望郷の味チベット料理 (asahi.com)

    中国による「チベット解放」後にインドに難民として逃れてきたチベット人たちに、インド政府は相応の待遇を持って迎えてきたと言える。その中で経済的に成功した者も少なくないが、彼らはあくまでも異国インドに難民として仮住まいをしている立場にしか過ぎない。

    しかしながら、すでに三世代目、四世代目に入ってしまっており、国籍は持っていないものの生まれも育ちもインドで、祖国チベットを訪れたことさえない、事実上の「チベット系インド人」化してしまっている現在、彼ら自身がこれからどうしていくのか、またインド政府も将来的に彼らに対してどのような対応をしていかなければならないのか、真剣に取り組まなくてはならないだろう。

    現在のダライラマも未来永劫に彼らとともにこの世におられる訳ではない。インド中に散らばるチベット人たちを結ぶ大きな求心力が失われたとき、彼らのコミュニティはどうなっていくのだろうか。

    インドをはじめとする在外チベット人コミュニティをまとめあげる存在の代替わりは、それがたとえ次に転生するダライラマであっても、俗人の中から選ばれた人物がその役割を担うことになっても、相当な混乱が生じることは間違いない。中国当局による工作の可能性はもちろんのこと、彼ら自身の中にも野心を抱く者たちの存在があり、激しいさや当てが繰り広げられることは避けられない。

    また、現在のチベットの情勢が変わる見込みもないわけだが、万が一、将来何か思いもよらないことが起きて、彼らが帰還することが可能になったとしても、すでに数世代に渡り生活基盤を築き上げ、それなりに安定した生活を営む現在インド在住のチベット人たちの果たして何割が戻ろうと決心することだろうか。

    遠くない近未来には、彼らインド在住のチベット人たちがインドに帰化することを求めなくてはならず、そしてインド政府もそれを受け容れなくてはらない日がやってくることは想像に難くない。

  • ISL(Indian Super League)で活躍するスーパースターたち

    昨年から始まったインドのサッカーの事実上のトップリーグのISL(Indian Super League)。「事実上の」と書いたのは、従来から存在しているI –Leagueは、ISLの下位になったわけではなく、どちらもインドサッカー界の頂点に君臨するリーグであるからだ。

    このふたつは開催シーズンが異なる点においては、直接競合する関係にはなっていない。ISLは10月から12月までとシーズンが短く、I –Leagueはそれが終了した12月下旬から5か月程度の期間だ。

    ただし、ISLはAIFF(All India Football Federation)のもとで、インド国内の有力な財閥系企業リライアンス・インダストリーズとStar TVを運営するスター・インディア、そしてアメリカのIMGの出資により発足したもので、I–leagueよりも商業性、エンターテインメント性が高いものとなっている。

    外国人枠が6人となっており、4人まで外国人が加入できるI–leagueに比べて、よりレベルの高いプレーヤーを招聘できる幅が広いだけではなく、実際にはもっと大きな魅力がある。I–leagueにも往年の名プレーヤーたちが在籍したことがあり、日本からも元Jリーガーが参戦したことがあるものの、国際的には無名に近い外国人選手も多かった。

    だがISLにおいては、やはり盛りを過ぎた外国人助っ人が多いとはいえ、その顔ぶれは錚々たるものがある。下記リンク先をご覧いただきたい。

    15 International Footballers To Watch Out For In The Indian Super League (SCOOP WHOOP)

    イタリアのアレッサンドロ・デル・ピエロ、マルコ・マテラッツィ、フランスのニコラス・アネルカ、スペインのルイス・ガルシア等々、たとえ彼らがもはや第一線のスターダムから離脱した選手たちであるとはいえ、サッカーファンならば機会があればぜひとも彼らのプレーを観てみたいと思うことだろう。

    ちなみにブラジルが生んだ世界的なスーパースターであり、日本のJリーグでの鹿島アントラーズでプレーヤーとして、監督としても活躍、後に日本代表監督を務めたジーコもISLのFCゴアで監督として采配を振るっている。

    クラブとしてとりわけ注目したいのは、コールカーターを本拠地とするATLETICO DE KOLKATAだ。名前もクラブのユニフォームもATLETICO MADRIDに酷似しているが、名門クラブを真似たものという訳ではなく、本家ATLETICO MADRIDが経営に参画しており、監督も助っ人たちもスペインから送り込まれた本場仕込みの名実ともにインド版のATLETICOなのである。

    2026年、つまり今から12年後のワールドカップ本大会出場を目指すインドのサッカー界だが、これまで地域的にはサッカー熱の高いところはあったものの、これを国民的なスポーツとして根付かせることができるか、地元インドから埋もれた人材を発掘して世界レベルのプレーヤーに育て上げることができるのかどうか、今後の推移に注目したい。

    しかしながら、経済的に好調な国で巨額の資金を投入してトップリーグを創設したからといって、また世界的な人口大国であるからといって、自国におけるサッカーという競技の強化に成功するかといえば、必ずしもそうとはいえないのは中国の現状を見ればわかるとおり。

    その反面、「東欧のブラジル」と言われるほど、豊富なタレントを輩出したユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国が内戦を経て6つの国に分裂した後も、この地域出身の優れた選手は多く、その中の人口わずか430万人程度のクロアチアの代表の安定した強さといえば圧巻だ。

    ともあれ、インドには若年層の人口が非常に厚いという強みもある。ISLの商業的な成功とそれに伴うインドのサッカー人口の拡大と総体的なレベルの底上げについて大いに期待したいものがある。

  • 東洋経済ONLENEのインド特集

    日本の経済誌にインド関係の記事が頻繁に掲載されるようになって久しいが、東洋経済のウェブ版にこのような特集記事が組まれている。

    帝羽ニルマラ純子のモディ政権で始まるインドの夜明け (東洋経済ONLINE)

    インドのニュース雑誌を読んでいる人にとっては特に目新しいものではないのだが、普段インドという国との接点があまりない人たちに、こうした現況に解説を加えて伝えることに意味がある。

    また、こうした記事の中にはインド以外の国々でもヒントになる知恵が散見されるものでもある。例えば、インドでよく見かけるデュアルSIMを搭載可能なスマートフォンを含めた携帯電話もそのひとつだろう。

    インド発スマホベンチャーが爆発的な成長 (東洋経済ONLINE)

    いわゆるガラケー時代からインド市場でこのような製品はあったが、スマートフォン端末でデュアルSIMを採用したのはマイクロマックスが初めてであったとのこと。

    1台の携帯電話に2枚のSIMを挿入して2回線で運用可能とするものであり、日本ではこうしたモデルは耳にしたことがないが、仕事用とプライベート用とで2台持ちしている人たちの潜在的な需要は非常に大きなものがあるはずだ。

    単に伸びしろの大きな途上国市場という捉えかただけではなく、世界第2位の人口を抱える大国であるだけに、そこで蓄積された機智やノウハウには、大いに学ぶべきものがあるだろう。

  • インドが舞台の日本のマンガ

    デリーの日本人相手のキャバクラを舞台にしたマンガが刊行されている。

    インドでキャバクラ始めました((笑)

    というマンガで、これがなかなか面白い。キャバクラで働いていた女性が元お客だった男性の提案で、インドのデリーにてキャバクラを開業してからの日々を綴った作品。お店を開業するまでの経緯やデリーに渡ってからの日々の営業、現地での関係者や出入りするお客たち、雇った女性たちとの間の事柄が作品に活写されている。

    マンガの中に出てくるお客で仕事帰りの日本人駐在員たちは、いかにもありそうな姿なのかもしれない。もちろんそういう人たちばかりではないにしても、せっかく娯楽の宝庫インドに駐在していながら、またデリーという様々な人たちとの親交を深めることができるコスモポリタンに暮らしていながら、「他に娯楽がない、余暇にすることがない」(彼らにとっての)というのは気の毒な気がする。

    ・・・というのが第1巻を読んでみたときの印象であったのだが、書籍以外にウェブでも公開されている作品に目を通してみると、他にもいろんな逸話が綴られているようだ。私が電子書籍で購入してみたのは今年9月に出た第1巻だが、2巻目も11月21日に刊行されるそうなので、多くはそちらに収録されることになるのだろう。

    作品に描かれている機智とバイタリティーに富んだ主人公のマリーさんは、おそらく作者そのままの人柄が投影されていることと思う。今後も続編の発表をぜひ期待したい。

  • National Geographic 11月号

    Facebookである方が書き込まれたことから知ったのだが、National Geographic11月号の特集はSorrow on the Mountainと題して、今年4月にエベレストで発生した大規模な雪崩による「エベレスト史上最悪の日」とされる歴史的な事故が取り上げられている。

    地元ネパールで登山に関わる人たちの仕事と暮らし、事故の顛末と遭難した人々やその周囲の動き、山をめぐる経済効果や労働問題、事故の後に持ち上がった政治的な動き等々が各種メディアを通じて報じられてきたが、それらを俯瞰する形で読んでみると、この事故が起きる前から、その背後にあった社会問題が浮き彫りにされているように思う。もちろん、それらは現地で登山関係の仕事に従事している人々にとっては、周知の事実に過ぎないのかものであったとしても。

    そこに登山の仕事がある限り、そこでの稼ぎを求めて行かなくてはならない男たちがいる。名峰を征服する登山隊の華々しい活躍は彼らの支えがあってこそのものであり、登山活動がそこにある限り、こうした男たちやその周辺の産業で働く人々にも恩恵が及ぶことになる。また、登山料等の収入は、国家に対しても貴重な財源となり、300万ドルもの収入を与えることになるなど、経済的な効果は計り知れない。

    それほど重要な産業なのだが、これを支える最前線の現場、つまり登山の仕事でほとんどの補償もない状態で、命の危険を冒して働く人々に依存している現状。だが、その仕事による収入を必要としている男たちや彼らが養う家族があり、登山者たちもそうした彼らを必要としているというジレンマ。労働条件の改善は必要であるとはいえ、そこにマオイストたちがツケ入る隙間も大きなものであるわけで、これが政治絡みの騒動へと繋がる。とりわけこの国の「基幹産業」のひとつともなれば、なおさらのことだ。

    上記に示したリンク先でも記事内容のあらましは判るとはいえ、ぜひ印刷された今月号を手に取っていただければ幸いだ。記事内にいくつも散りばめられて、文章同様に、あるいはそれ以上に多くを語りかけてくる写真とその解説を読みながら、この問題についていろいろ考えさせられるものがある。

  • U-mobile

    今回は直接インドやインド世界と関係のない話題で恐縮である。先日購入したGalaxy S4 Zoomを使用するために、いわゆる格安SIMと呼ばれるものをいくつか検討していたが、その結果U-mobileと契約してみた。通話とデータ通信を合わせたプランは以下のようになっている。

    U-mobile 通話プラス

    通話回線はDocomoのネットワークを利用することになるので、カバーするエリア等について心配は要らないだろう。

    現在までのところ、日本の既存大手の携帯電話会社では、回線契約と携帯電話端末の販売がセットになっていて、通話・データ通信ともに高い料金であるところに、電話機の販売代金を月々割り引くという形で、あたかも料金が割安になったり、電話機が無料や破格の安値で手にできたりするかのような見せかたをしている。

    通常、契約は2年単位であるため、契約+電話機購入で付いてくる月々の割引料金の期間、つまり契約期間が終了すると、その割引がなくなってしまうので、毎月の支払いが急に高くなる。それを避けるためには、新たに携帯電話機を買い直すことになる。

    契約更新月が経過して、古い携帯電話機をそのまま使っていても、電話機を新たに買い直して再契約しても、携帯電話会社から届く請求書の金額が同じような具合であれば、普通は後者を選択することになるだろう。まったくもって、売る側の都合だけで操られているのがこれまでの日本の携帯電話市場の世界だ。

    また、そうした携帯電話会社によそで購入したSIMロックのかかっていない携帯電話端末を持ち込んで使用するとなると、その会社で携帯電話機を購入する場合と違い、月々の割引を得ることができないため、毎月の請求金額がこれまたずいぶん高いものになってしまう。

    要は、回線契約の際に当然のこととして、携帯電話機を購入させられてしまい、2年毎に買い直しさせられ、しかもその電話機はSIMロックがかかっているため他社では使用できないという不条理さがまかり通っているのはいかがなものかと思う。SIMロック解除に応じる携帯電話会社もあるが、解除手数料が3,000円(税別)というのは実に高い。(行政側の指導により、来年5月あたりには、各社が無料でSIMロック解除に応じるようにという動きはあるようだが・・・)

    そんなわけで、携帯電話機の抱き合わせ販売なしで、通話+データ通信のみで契約できるところを探してみると、いくつかあるのだがデータ通信速度、MNP利用で即日開通という条件で考えると、今のところ敷居が低いのはU-mobileということになった次第である。

    この「MNP利用で即日開通」という部分だが、同社のウェブサイトで紹介されている一般的な加入方法においては、実際に使用できるまで数日間のブランクが生じてしまいそうなのだが、幸いにして同社の直営店舗で手続きすると、1~2時間程度で使えるようになることが判った。

    U-mobileのリアル店舗が南青山にオープン (INTERNET Watch)

    日本国外、インドその他で、機能的にとても魅力的であったり、破格の安値で目を引くような携帯電話機などを購入して、それを日本で使うとなるとあまり容易ではなかったりする時代もあったが、それはすでに過去のこととなった。購入したAndroid端末に日本語環境が入っていなくても、それをインストールするのは簡単だし、SIM側のハードルであった通信速度(がやけに遅かったり)や厳しい通信容量制限(これを越えると超ナローバンドになってしまう)という部分が解消されつつあるためだ。

    インド等で販売されているような、デュアルSIMの携帯電話を利用したいという需要もあるのではないかと思う。これまでケータイを2台持ちしている人が、1台にまとめることができるわけで、そんな需要についても、SIMフリー携帯+端末と抱き合わせ販売ではないSIMという状況が一般化すると、ユーザー各々が自分の事情に合わせた携帯電話端末購入と回線契約が出来て良いと思う。

  • Galaxy S4 Zoom購入

    Galaxy S4 Zoom購入

    全面はまさにデジカメ
    背面はいかにもスマホ

    Galaxy K Zoomを選ぶか、同じくGalaxyのS4 Zoomにするのか、多少迷ったものの、結局後者を購入した。 理由は先行して発売されたS4 Zoomのほうが低価格であるからだ。今年発売されたK Zoomは、昨年発売されたS4Zoomよりも進化していることはもちろんだが、秒進分歩のIT関係製品はコストか最新性か、割り切る必要がある。

    多少、画質の向上が見られるとしても、そこはやはり1年間分の差ということになるし、そもそもこれを持って専用のコンパクトデジカメに替わるかと言えば、私が普段愛用しているハイエンド機に取って代わるようなものであるとまでは期待していない。 ただし、この光学レンズ付きスマホに期待するのは、24mmからの広角側の取り回しの良さ、そしてそこから240mmまでという広い画角という、唯一無二な点である。 日常のメモ代わりに利用したい。

    しばらくの間、携帯電話としての機能も兼ねる7インチのタブレットを使用してきたのだが、衣類のポケットに入らないサイズは「ケータイ」としては×であることに今さらながら気が付き、「普通のサイズのスマホ」に切り替えることにした私である。大きな画面の魅力はタブレット端末の利用により、これまで充分体感してきて理解しているつもりだが、携帯性の良さを考えると、Galaxy Noteシリーズのような大判のスマホは、私にとっては中途半端なサイズだ。

    従前からよくありがちな汎用サイズ画面のスマホで、光学ズーム付きのカメラに重点を置いたモデルというのは興味深い。K Zoomと較べて、S4Zoomは価格が低いという点以外にも、より「カメラ的な形状」であるため、ホールド感が良いということも選択の理由のひとつとなった。まっとうなサイズのスマホであり、またカメラとしても使うことが可能。本来はスマホながらも、このindo.toで時折取り上げている「インドでどうだろう、この1台?」のカメラとして挙げてみたい。

    本日までのところ、まだこの機器で使用するSIMを手に入れていないので、wifiでネット接続しているだけなのだが、今どきのキビキビ動くスマホという感じで好印象。シャッターボタンを長押しするとズームが前にせり出してくる。あるいはレンズのズームリングを回すと撮影モードを選択する画面が出てきて、ここでいずれかのモードにタッチすると同様にレンズが前に出てくる仕掛けになっている。カメラを起動するのにストレスはないし、荷物等の中で誤作動することのないようになっているのも安心だ。

    近ごろは、日本国内でも、これまでの携帯電話大手キャリア以外の通信会社による「格安SIM」が浸透しつつある。携帯電話機器と通信契約を抱き合わせで押し付けられずに済むのがいい。利用する通信会社により、購入する機器のバリエーションに大きな制限がかかったり、購入したい機器を優先するならば、今度は契約するキャリアが固定されてしまうというのは不条理以外の何物でもないだろう。だがその反面、日本で機器を販売しているメーカーの製品であっても、日本で未発売のモデルの場合、故障や不具合の際にサービスを受けることができない可能性が高いというデメリットはあるが。

    それはともかく、元々かなり割高に設定されている通信料金から、購入する機器代金分を「月々割」で差し引いて、機器自体がタダになる、あるいは非常に格安で手に入るかのように喧伝するのもまた、詐欺じみていて好ましいことではないだろう。 また、こういう「格安SIM」を利用するためのスマホは、当然のことながらSIMフリーでということになるので、日本国外での利用の際にもSIMを差し替えるだけで、同じ使用感と端末環境で利用できることになるのがありがたい。

    ただし、日本国内において、その格安SIMというものの使い勝手等はどうなのかはよく知らない。これからしばらくしたら契約してみるので、その後の使用感を別の機会にお伝えすることにしたい。

  • ダム建設工事で危機的状況の文化遺産

    パーキスターンのダム建設でこのような問題が生じているとのことだ。

    ダム湖に沈む文化遺産を救うために(特定非営利活動法人 南アジア文化遺産センター)

    太古の時代より、様々な民族や文化が興亡したこの地域についての概略やダム建設の背景等については、上記リンク先のスライドをご覧いただきたい。

    この問題のあらましについては下記リンク先にも記されている。

    Diamer-Bhasha threatens ancient heritage sites (DAWN.com)

    Bhasha dam and heritage sites(DAWN.com)

    南アジア文化遺産センターのウェブサイトによると、ダム建設で水没する地域で失われる岩絵その他の文化遺産は3万点にも及ぶという。長い歴史の中でこうした遺産を残した様々な民族の生活等に関する調査はまだほとんど手つかずだそうで、ダム竣工まで残された時間が10年という状況は非常に厳しい。

    この件に関する講演は、11月8日(土)に日本大学文理学部3号館で開催されるシンポジウム・パーキスターン2014でも行われるとのことである。

    シンポジウム・パーキスターン2014 (特定非営利活動法人 南アジア文化遺産センター)

  • ディーワーリー

    ディーワーリー

    インドの祝祭、ディーワーリー。隣国のネパールではティハールとして人々が祝う。

    このディワーリーの祝祭が祝日として定められている国はかなり多く、南アジアのインド、ネパール、バングラデシュ、スリランカ等以外でもシンガポールモーリシャスフィジーガイアナスリナムトリニダード&トバゴといったインド系移民が多い国々でも公休日となっており、かなりグローバルなお祭りであるといえる。

    しかしながら、インドの隣国にして、国内に幾つものヒンドゥーの伝統的な聖地や名刹を抱えている(分離後は廃れてしまっているが)パキスタンについてはこの限りではない。

    Pakistani Hindus ask government to give Diwali holiday (BBC NEWS ASIA)

    印パ分離独立の際にインド側に移動したヒンドゥー教徒たちの人口が多いとはいえ、今でも総人口の1/20を占めるということは、決して無視できる数字ではない。そもそも同国は、旧宗主国イギリスが去った後に、ヒンドゥーがマジョリティーとして支配することを嫌うアンチテーゼとしてのムスリム国家建設を目指したという歴史経緯があるとはいえ、社会的に高い地位を占める者、影響力の大きな者が去ってしまったことが、その背景にあるといえる。

    たかが祝日と言うなかれ。現在同国内で続くヒンドゥーたちへの蔑視やヒンドゥー自身の受難が主にインドのメディアにてしばしば報じられているが、年中行事の中でも最大級の祝祭が軽視されているところに、彼らの置かれた立場が透けて見えると言っても決して大げさではないだろう。

  • ミゾラム・プレミア・リーグの事故

    一昨日にインドのニュース番組で取り上げられていたが、ミゾラム・プレミア・リーグの試合中の事故により、選手が亡くなるという痛ましい事故があった。

    10月14日にミゾラム州都のアイゾールで行われたミゾラム・プレミア・リーグのゲームの後半戦にて、Beth lehem Vengthlang FCの選手が味方のミドルシュートがゴールポストに当たった跳ね返ったところに詰めてボールをゴールに押し込んで得点を記録。

    この選手、Peter Biaksangzualaは、宙返りで喜びを表現していたのだが、2回転目で頭部から着地したことにより、脊髄を損傷した。彼は直ちにコールカーターの病院に空輸されて治療を受けていた。インド北東部の一州のローカルリーグでプレーしていた彼は、将来はI-Leagueのチームに加わることを夢見ていたとのことだが、5日後の10月19日に集中治療室内で帰らぬ人となってしまった。

    彼への追悼記事がFacebookのMozoram Premier Leagueのコミュニティページにアップロードされている。このような事故が二度と起きることがないよう切に願いたい。

    Indian Mizoram Premier League footballer dies from spinal injuries after somersault goal celebration (Mail Online)

  • Markha Valleyのガイドブック

    Markha Valleyのガイドブック

    もはやこの時期にラダックのトレッキングガイドブックなどと言っても、ほぼ来年のシーズンで使うような話になってしまうが、このような本がある。

    書名:Exploring Ladakh Markha Valley Trekking and Homestay Guide

    著者:Nicholas Eakins

    出版社:Hanish & Co.

    ISNB : 978-81-7927-004-2

    ルートにもよるが、一週間ほどかけて回るマルカー渓谷のルートは欧米人を中心に人気がある。この本では、その渓谷の自然や気候、そこに暮らす人々、そして野生動物たちについての紹介はもちろんのこと、トレッキングの準備や装備について、行程中でのホームステイについて書かれている。

    持参すべきものについても事細かく書かれており、初めてこうしたトレッキングをするような人にも参考になるのではないかと思う。

    8日間という想定で、その日ごとの区間について、ルート上の様子を写真入りで紹介がなされており、ページをめくっているだけでもワクワクしてくる。

    実は、この本の著者であるNocholas Eakins氏とは、レーの書店でたまたまお会いして、少し話をしたことがある。このトレッキングガイドブック以外にも、ラダックに関するいろいろな著作があるらしい。

    インド国外ではまず手に入らないのではないかと思うが、レーの書店には沢山並べられているポピュラーなガイドブックである。来年のシーズンに、マルカー渓谷に向かう方はぜひご一読をお勧めしたい。