ただいまメンテナンス中です…

投稿者: ogata

  • インドのvodafone SIMのサイズ自由自在

    インドのvodafone SIMのサイズ自由自在

    SIMのサイズが自由自在に変更可能

    vodafoneに限ったことではないのかもしれないが、近ごろはなかなか便利になっている。
    何が便利かといえば、SIM自体がマトリョーシカ状態であることだ。
    通常サイズの内側に切れ目があり、少し強く押すとmicro-SIMサイズで取り出すことができる。micro-SIMサイズの内側にまた切れ込みがあり、そこに力を入れて押すとnano-SIMのサイズで取り外すことが出来る。以前は、SIM販売店が専用カッターで切り出したり、ハサミでカットしていたものだ。
    こういう仕様になっていると、一度nano-SIM(iPhoneはこのサイズ)でカットしてからmicro-SIM(大半のアンドロイドがこちらのサイズ)で使おうという場合、切り抜いたフチにはめ込むと、micro-SIMとして使えるのも良い。もちろんmicro-SIMサイズに対して通常サイズの枠をはめて、mini-SIMサイズにして、ガラケーに使うこともできる。
    必要に応じてSIMのサイズを簡単にカット出来るだけでなく、一度小さくしてしまったものを再び大きなサイズに戻して使用できるとは、なかなかいいアイデアだ。

  • インド独立時のカラー映像

    ネルー、サルダール・パテール、マウントバッテン総督など、当時の要人の姿をカラー映像で見るのは新鮮な思いがするが、動画半ばで出てくる印パ両国からの難民の姿に、カラーであるがゆえの強烈な現実感をおぼえる。
    動画には出てこないけれども、独立のほぼひと月前に、当初の予定ではアッサム地方の一部としてインドに残るはずであったのに、かなり唐突に決まった住民投票で東パキスタン(現バングラデシュ)に帰属することになってしまったシレット(・・・と日本語で表記されるけど、本来はシルハトあるいはスィルハトとすべき)では、相当な混乱があったことと思う。
    印パ分離の悲劇については、両国の人々の間で広く共有されている体験だが、英国統治の前に統一インドが存在したことは一度もなく、英国による統一がなければ、現在の形でひとつにまとまったインドが実現することは、おそらくなかったであろうという歴史の皮肉を思ったりもする。

    1947 Indian Independence rare color video clip (Youtube)

  • シャクンタラー鉄道 インドに今も残る「私鉄」区間

    シャクンタラー鉄道 インドに今も残る「私鉄」区間

    インドで植民地時代に建設された鉄道網の中で、唯一現在も「私鉄」となっている区間がマハーラーシュトラ州にあるのだそうだ。

    インド独立とともに、各地に存在した鉄道会社は国有化され、「インド国鉄」に統合されたが、なぜかこの区間だけは民間所有のままで残ってしまったらしい。

    これは、シャクンタラー鉄道と呼ばれているメーターゲージの区間で、かつてはもっと長大な鉄道ネットワークを運営していたCPRC (Central Provinces Railway Company Ltd)という、1910年創業の歴史的な鉄道会社が現在も所有しており、この区間にインド国鉄が列車乗り入れて運行させているという具合らしい。よって、これを「私鉄」というのはどうか?という気がしないではないが、民間の路線に国有鉄道が乗り入れる形になっている点で、非常にユニークである。

    Central Provincesとは、植民地後期のインドにおいて、周囲を複数の藩王国に囲まれたインド中央部の英領直轄地域のことで、このあたりで生産される綿花を輸出するため、この地域に鉄道を敷設したのがCPRCだが、その後まもなく旅客輸送も始めている。

    なお、このCPRCはインド独立後は経営が現地化されており、「イギリス企業」という訳ではない。

    The little known story about Shakuntala Railway (rediff BUSINESS)

    シャクンタラー鉄道のルート
  • コールカーターのスフィヤー・レストランのネハーリー

    コールカーターのナコーダー・マスジッド向かいにスーフィヤーというエコノミーな食堂がある。
    いつだか夜が明ける少し前から散歩していたときに見つけたのだが、ネハーリーが非常に旨かったので、この街を訪れたら必ず行ってみることにしている。
    ネットで記事をみかけたが、見かけはボロいものの、なかなかの有名店らしい。
    開店時間は朝4時。ずいぶん早いが、マスジッドに参拝する人がついでに立ち寄ったりもしているのだろう。

    Calcutta Winters – Breakfast With Nihari At Sufia (Sumit Surai)

  • ウルグアイのチベット仏教寺院

    近年、欧州や北米で、チベット仏教界は盛んに活動している。ダライラマ猊下が積極的に続けてきた外遊による影響力、1989年に猊下がノーベル平和賞を受賞したことなどがその背景にあろうことは言うまでもない。

    もはや欧米で仏教といえば、「Zen」よりも、チベット仏教系のほうがポピュラーになっているという話さえも耳にする。

    さて、リンク先で取り上げられているのは、南米のウルグアイにあるニンマ派仏教寺院とは面白い。また、この寺院を切り盛りしているのは、ロシア系ウルグアイ人というのもまた異色だ。

    ウルグアイの神秘的な寺は何を隠しているのか?(SPUTNIK)

  • 中国のカシュガルとパキスタンのグワーダルを結ぶ鉄道建設計画

    中国の技術力、資金と膨大マンパワーをもって当たれば可能なのだろうか。
    カシュガルからパキスタンの海港グワーダルまで至る大胆な鉄道敷設計画がある。
    グワーダルの港湾は、中国の援助で大開発中。ここから中国の物資を中東湾岸方面に流すとともに、中国海軍が駐屯して、南アジアや湾岸方面でのプレゼンスを画策。
    南アジア、つまりインドの周辺国において、中国の存在感が年々増している昨今だが、これもまたひとつの好例と言える。
    (下記リンク先は昨年の記事)

    New railway tracks planned under CPEC: report (DAWN)

  • Paytmなど

    銀行口座がなくても、クレジットカード持ってなくても利用できる電子決済方法が急速に浸透するインド。支払い出来る先も、これまた相当な勢いで拡大しているようだ。
    なかなか興味深いものがあるので、詳しく調べてみてから後日これについて述べてみることにしたい。
    先月の高額紙幣廃止と、それに伴う現金不足も、こうしたサービスの追い風となることだろう。

    電子決済 インドで開花 最大手Paytm 20年までに5億人(日本経済新聞)

  • ノンヴェジ・ドーサ

    南インドのドーサの類といえば、典型なベジタリアン食で、肉を入れるなど邪道の極みなのだろうと思っていた。
    数年前、オリッサ州南部の丘陵地で、部族の人たちのマーケットを見に行くときに泊まった宿の食堂で、「キーマ・ドーサ」、「チキンエッグドーサ」といった変わったものがあり、これらがなかなか旨かった。
    ふと、そんなことを思い出して、検索してみると、最近はけっこうあるらしい、ノンヴェジドーサが。

    Chicken Masala Dosa Recipe (bhavaniskitchen.com)

  • ジャヤラリター逝去

    ジャヤラリター逝去

    昨日12月5日の夜11時半、チェンナイのアポロ病院で、ジャヤラリターが亡くなった。

    女優時代のジャヤラリター

    本日12月6日のヒンディー語ニュースは、この女性、元タミル語映画のトップスターで、後に大物政治家となった、現職のタミルナードゥ州首相の葬儀のことばかり繰り返している。通常、ヒンディー語ニュースは、その言語圏内のトピックが大半となるが、一地方州のチーフミニスター、しかも非ヒンディー語州の首相が亡くなって、放送がそれ一色になってしまうのは異例だ。

    葬儀が営まれるマリーナー・ビーチに移動する車列と人々

    葬儀の会場

    女優時代にヒンディー語映画にも一作だけ(ダルメーンドラと共演したIzzatという作品)出演しているが、これほど大きく取り上げられるのは、やはり政治家としての存在感の大きさゆえのことだ。

    タミル民族主義、裏返せば反中央即ち北インド感情、これと共振するところに反バラモン感情もあるのだが、その強烈なタミル民族主義の中核を率いる存在として君臨したのが、このバラモン女性というパラドックス。

    女優時代は非常に美しく可憐で、長く政治家として頂点にあったときも、メディアのインタビューに応じるときには、上品かつエレガントな語り口で、豪腕政治家のものとは思えない優美さがあった。

    近年、汚職により獄中で過ごした期間もあり、メディアでさんざん叩かれたこともあったが、さすがに今日の葬儀を伝えるニュースでは、彼女が行った貧困層や女性の地位向上の政策などを手放しで称えている。

    享年68歳。南インド政界を代表する女傑が逝ってしまった。

    Tamil Nadu CM Jayalalithaa dies at 68, to be buried at MGR’s memorial site (Hindustan Times)

  • バティンダー

    バティンダー

    バティンダーで片足のサイクルリクシャー引きに出会った。肉体的なハンデがあることには座席に着くまで気がつかなかった。平坦な土地が幸いしているとはいえ、緩やかな上り坂くらいはある。それでもものともせず、「降りて歩かなくては」という私の心配をヨソに、グイグイ進んでいく。降りてから少し話をしたが、このタフガイは、爽やかなナイスガイでもあった。

    ゴーヴィンドガル・キラー

    ゴーヴィンドガル・キラーに着いた。ここはずいぶん大きな城塞だ。中に入る際に、なぜか人々は寺院にでも入るかのように、足塵を拝するような動作をしているので不思議に思ったが、入ってみてから理由がわかった。

    こちらのグルドワラーでランガルが実施されている。
    スペースも人数もささやかなランガル

    中にはふたつのグルドワラーがあり、城壁の上にあるほうは神殿があるだけだが、もうひとつのほうではランガルが実施されていた。こんな小さなグルドワラーでも実施されていること、ちゃんとボランティアの人たちが、かいがいしく働いていることに感心する。

    近隣在住のスィク教徒家族
    こちらは州内のやや離れたところから来たご一行
    キラー内にあるもうひとつのグルドワラー。ここには祭壇しかない。

    せっかくなのでランガルに参加させていただく。薄いダルとこれまた素朴なローティーと水という簡素なものだが、毎日こうして参拝者たちに提供されているわけであり、調理する人、配る人、食器を洗う人とすべてボランティアで支えられている。スィクの人たちの奉仕精神には頭が下がる。フォートの中にはこれといって残っていなかった。いくつかの車輪がついた大砲が屋内展示されていたこと、巨大な城壁を内側から見た程度だ。

    ゴーヴィンドガル・キラーの内部はこんな感じ。

    その後、「バティンダーの銀座」ドービー・バーザールへ。小さな町の割にはかなり消費力の高い購買層が厚いことが見て取れる。装身具、貴金属、ブランド衣類等はもちろんのこと、サムソンやソニーのアウトレットが出店していたりする。通りから派生する小路にも、値段の張る商品を扱う店が軒を連ねており、グジャラート州のサウラーシュトラ地方を彷彿させるものがある。

    小さな町に似つかわしくない華やかな商店街

    緑の革命で成功した農業中心であること、外国からの送金が多いことなどもあるが、やはりパンジャービーの勤勉さ、とりわけスィク人口が多く、モラルや規律といった部分も合わせて他者への影響も強いということなどもあるのかもしれない。

    ドービー・バーザールをまっすぐ進むと、やがて鉄道駅に出た。深夜を回った時間帯ならば、長距離急行列車でパティヤーラーまで2時間半くらいで行けるようだが、昼間には鈍行列車しか走っていない。それならばバスで戻ったほうがいい。

    町の外れのほうには、グルドワラー・ピール・ハッジ・ラッタンという、名前だけ聞いたらムスリムの聖者廟みたいで、面白い逸話を持つグルドワラーがある。ピール・ハッジ・ラッタンの聖者廟と
    隣接しているがゆえに、こう呼ばれるようになり、その背景にはいろいろな逸話もあるのだが、ヒンドゥー、スィクとともにムスリムたちが隣り合わせて仲よくやってきた過去を象徴しているとも言える。

    グルドワラー・パール・ハッジ・ラッタンのゲート
    グルドワラー・ピール・ハッジ・ラッタン
  • 廃止された高額紙幣 額面6割差し引いての取引

    インドのムンバイーにある貴金属や宝石類を扱うジャヴェーリー・バーザールの話だが、高額紙幣廃止直後に、高額紙幣の額面を6割も差引いての取引が展開されていたことが報じられている。

    これらは当然、表沙汰に出来ない筋の現金が対象となっているものと思われるが、これに関わる業者たちは、引き取った旧紙幣を一定期間うまく処分出来るルートを確保したのだろう。

    本来ならば、ブラック・マーケットに関わる者たちにとっては危機的な出来事だが、これを逆手に取って、金儲けのネタにしてしまうとは、大したものだ。

    RS 500, RS 1000 NOTES DISCONTINUED: RS 400 IN EXCHANGE OF 1,000 IN ZAVERI BAZAAR (Mumbai Mirror)

  • 強奪された現金の大半が廃止された旧紙幣

    銀行強盗が奪った130万ルピー のうち、110万ルピーは廃止されたお札だったという間抜けなお話。新札交換の需要で現金は充分にあると踏んだか、それとも行けばなんとかなると思ったのか。事件を起こすには、あまりにタイミングが悪かったようだ。

    Jammu and Kashmir Bank robbed; gunmen escape with banned Rs 500, Rs 1000 notes worth Rs 11 lakh (THE FINANCIAL EXPRESS)