ムンバーデーヴィー寺院

ムンバーデーヴィー寺院

せっかくムンバイーに来たのならば、やはりこの街の名前の起源とされるムンバーデーヴィーの寺院を参拝しておくべきであろう。朝の時間帯に訪れてみた。

ムンバーデーヴィー信仰は15世紀あたりにまで遡ることができるようだが、このあたりの土着の女神であったものがヒンドゥー教に統合されたものである。七つの島から成っていたこのエリアで、漁業、製塩業などを生業としてきた元々の住民たちが信仰してきたものであることから、ムンバイーというメトロポリスにありながらも非常に土俗信仰色の強い寺院ということになる。

お寺から少し進むと、インド国内での金の取引の6割以上がここを経由するとされる、ジャヴェーリー・バーザール。昼間は非常に混雑しており、貴金属や装飾品の店がやたらと多いことを除けば、他の商業地とあまり変わらないように見えるかもしれない。

ジャヴェーリー・バーザールからクローフォード・マーケットに抜けるあたりには壮麗な建築のジャマー・マスジッドがそびえる。

ジャマーマスジッド

このあたりは朝始まる時間が遅いのが幸いして、それほど早起きしなくてもガラガラに空いている道路をテクテクと歩いていくことができる。早起きは三文の得とはいうが、人出の多い商業地を散歩するならば、やはりひどく混雑するよりも前の時間帯に限るのである。

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