危機一髪!?

YouTubeで危険なランディングの動画が公開されている。インドの空港でのことらしい。(タイトルにはエア・デカンとあるが違う航空会社ではないかと思う)
着陸時に突風でも吹いていたのだろうか。機体を大きく揺らせ、不安定な角度で降りてきて、滑走路でドンドンドンッとはねながらも無事に停止。
様々な悪条件が重なってこういう着陸になったことと思うが、乗客たちはそれこそ生きた心地がしなかっただろう。飛行機がバウンドする間にケガをしたり失神したりした人もいるのではないだろうか。ああ恐ろしや。
この映像と直接関係のないことではあるが、インドに限らず、世界各地でいわゆるグローバル化が進む昨今、各国の経済成長や航空会社数とフライト数の増加などともに空の交通が過密になってきている。そのスピードに対して既存の空港のキャパシティの不足、熟練したパイロットの確保などが最重要課題になっている。新興の格安航空会社などは利益がほとんど出ない自転車操業状態のところが多く、既存の会社にしてみてもこうした新手の勢力の台頭により収益の確保が難しくなってきている。 いずれ航空会社の淘汰の時代がやってくると言われているがどうなのだろうか。
自由な競争による航空ネットワークの拡大と運賃の低廉化は利用者である私たちの利益にかなうものとはいえ、航空会社は出発地から目的地に到着するまで乗客たちのまさに命を預かっている。搭乗時のセキュリティチェックのみならず、運航時の安全の確保についても従来以上に慎重を期してもらいたいものだ。行政当局によるしっかりとした適切な関与も大切であることは言うまでもない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください