隣国とどんどん繋がっていくミャンマー

タイ航空の子会社、ノック・エアーが今年9月からミャンマーへの乗り入れを計画している。

LCCではずいぶん前からエア・アジア、バンコク・エアウェイズがバンコクからヤンゴン便を運航させている。さらに前者は昨年10月からバンコクからマンダレーへのフライトを開始しており、後者も今年9月からこのルートに参入する。

そうした中で、ノック・エアーは、タイの地方とミャンマーの地方を結ぶ、よりニッチな市場に手を伸ばそうとしている。今年9月から、タイのメーソトからミャンマーのマウラミャイン間を結ぶようになる。

またヤンゴンへは、メーソトからのものと、現在はバンコクの第二空港となっているドンムアンからの乗り入れを年内に計画しているというのも興味深い。チェンマイからマンダレー、バガン行きの案というのも同様に面白い。

今後、ミャンマーは隣国タイとの繋がりを更に深めていくことになるようだ。国境地域は多くが政治的に不安定であるため、なかなか陸路で周辺国と自由に出入りできるようになるまではまだ時間がかかることだろうが、この先5年、10年のスパンで眺めれば、現状とは大きく異なる未来が目の前に開けてくるように思われる。

格安航空ノック、9月にミャンマー路線開設 (バンコク週報)

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