ネパールで政治家を目指す日本人

ネパール国籍を取得している長野県出身の宮原巍氏は、登山家であるとともにヒマラヤ観光開発株式会社社長、そして同社がネパールで世界遺産に指定されているサーガルマーター国立公園内のシャンボチェという場所で運営する『ホテル・エベレスト・ビュー』創業者としても知られる大のネパール通(いまや『ネパール人』だが)のビジネスマンだ。
また著述家としても『ヒマラヤの灯―ホテル・エベレスト・ビューを建てる』(文芸春秋 ISBN-10: 4163376801)『還暦のエベレスト』(山と溪谷社 ISBN-10: 463517087X)といった本を世に送り出している。
その宮原氏が、このほど同国で政治家として旗揚げすることになった。下記リンク先のasahi.comの記事には、氏が立ち上げる新党「ネパール国家開発党」はどのような路線を進もうとしているのか、どういった人々の支持を獲得しようとしているのかなどについて詳しく書かれていないのは残念だ。
この記事中にあるこの政党の『マニフェスト』について、ウェブ上アクセスすることが可能ならば、ぜひ目を通してみたいものだ。
今年6月に予定されている制憲議会選挙に向けて、日本のメディアはもちろんネパールのマスコミでも取り上げられる機会は多々あるだろう。今後ますますのご活躍をお祈りしたい。
ネパール帰化の元日本人、国政に挑戦へ (asahi.com)

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