インドのヴィザ 取得所要期間ほぼ半月に

先日、インド入国の「2ヶ月ルール」廃止へ と題して、2010年から適用されてきたこのルールが廃止となることについて触れてみた。

それはさておき、かなり気になるのは、今年11月以降、日本でヴィザを取得しようとすると、たとえそれが観光ヴィザであっても、申請から取得まで最短で半月(12~16営業日)もかかってしまうらしいことだ。

ビザ取得にかかる所要日数 (インドビザセンター)

ヴィザ申請が大使館からビザセンターに移管された当初は、午前中に申請すれば夕方に受け取ることができたものが、翌日、翌々日と、発行までにかかる時間が伸びてきていたが、11月1日からは一足飛びに半月となっている。単に申請数が増えたというだけではなく、個々の申請者の過去のヴィザ取得状況やインドへの出入国状況などもチェックしているというような話を耳にする。

主にテロ対策ということになるのだろうが、出入国者が増えてくるに従い、ヴィザの名目と実際の渡航目的が合致していなかったりするケースが増えてきているのではないかとも考えられる。

業種や事業の規模にもよるかと思うが、仕事により渡印するにもかかわらず、滞在期間が数ヶ月程度であるため、取得が容易で必要なものも、パスポート、写真、料金以外は、所定の申請書しか要らない観光ヴィザで済ませてしまうというケースも少なくないであろうことは想像に難くない。

かといって、今のところ日本人が、インドの治安や雇用に甚大な影響を及ぼすなどということは考えられないので、インドにとっての「問題国」以外については、ぜひお手やわらかに・・・と願いたい。

とりあえず、インド渡航を予定されている方々については、ヴィザ申請はくれぐれもお早めに!

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