アフガニスタンのターリバーンによる英語のウェブサイト「Islamic Emirate
of Afghanistan」がある。マメにアップデートはなされているようだ。
いまどきの反政府組織やテログループは、往々にして独自のウェブサイトを持ち広報活動をしているものだ。
しかしながらこの世の中、すべてを白黒つけることができるものではなく、かなりグレーゾーンの幅も広いのはご存知のとおり。
ターリバーンが不倶戴天の敵とみなすアメリカによるアフガニスタンでの行動について、許されざる部分も少なくないのと同様に、西側メディアからは否定的な側面のみ取り上げられてきたターリバーンの論に理のある部分も少なくない。
もちろん私自身は、決してターリバーンに肩入れしているわけではないのだが、各種メディアは、自分たちの価値判断による主観的な報道をしているに過ぎないことを忘れてはならない。