夏の甲子園 ダース投手の関西高校、一回戦で涙

 インド系球児として、また長身の本格派投手としても注目を浴びるダース・ロマーシュ・匡選手の岡山県代表関西高校。第88回全国高校野球大会3日目の本日8月8日、第一試合で文星芸大付(栃木)と対戦した。
 2回表の猛攻で3点を奪った関西高校だったが5回裏に2失点。続く6回裏にさらに1点を失い4−3に追いつかれたところでピッチャー交代。ここで主戦投手のダースが登板したがさらに1点を奪われて同点となる。
 続く7回表の関西高校の攻撃。2ラン、3ランのふたつの本塁打で一挙5点を得て文星芸大付を大きく突き放したかに見えた。しかし勝ち越しムードもつかの間、ダース投手は相手打線に捕まり次イニングの8回裏には3失点。
 9回表に関西高校は1点を加えて、10−7と3点差のスコアで迎えた最終回裏。8番打者のライト前ヒット、後続バッターのセンター返しを関西高校選手が後逸するミスから文星芸大付の大攻勢が始まった。あれよという間に同点に追いつき、4番打者のレフト線を破るヒットで二塁ランナーが生還するという大逆転劇を演じて文星芸大付が二回戦進出を決めた。
 残念ながら大会開始早々に高校3年生のダース投手の甲子園は終わってしまったが、今後とも野球界での彼の活躍を期待したい。
関西(岡山) 10 – 11 文星芸大付(栃木) (asahi.com)

「夏の甲子園 ダース投手の関西高校、一回戦で涙」への2件のフィードバック

  1. こんばんは。
    この試合を途中から観てました。関西は勝てる試合を落とした感がありましたね。泣き崩れるダース選手、一生懸命やったけど、どこか悔いが残るところがあったかな?と思ってしまいました。本当に次なる舞台での活躍を期待したいですね。

  2. 甲子園はひとつひとつの試合がまさに一発勝負であることの厳しさ、まさにそれがゆえの球児たちの真摯な姿勢が観る者の心を打つのでしょう。(野球に限ったことではないのですが)
    ともあれ今後に期待したいと思います。

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