サッカー チベット代表は実在する

チベット代表ゲームシャツ前面
自宅パソコンのモニター上に浮かび上がるこのゲームシャツの画像を目の前にして、『うーん、欲しいなあ!』思わず腕組みして考えてしまっているのである。
かつて、寝ても覚めてもサッカー漬けの青春時代を送った私は、今でもこのスポーツが大好きなのだが、不覚にもつい最近までチベット代表チームの存在を知らなかった。
きっかけは、たまたまウェブサイトで見つけたサッカーのチベット代表ゲームシャツのレプリカ。言うまでもなく、現在チベットは中華人民共和国のチベット自治区、つまり同国の一地方となっているため、単独でFIFA加盟するチベットサッカー協会はないし、そういうナショナルチームも公式には存在しないことになる。
それでは架空のチームかな?と思いきや、このゲームシャツを日本で販売するLOVE FOOTBALLというサイトによれば、前回ドイツで開催されたワールドカップ開催直前、2006年5月から6月にかけて同国で開催された2006 FIFI Wild Cupなる大会にて、成績はともかく実在したチベットのイレヴンが熱い闘いを繰り広げたのだという。
ハンブルグでの試合を伝える記事中には、1名スイスのSchaffhausen Football Clubというチームに所属する唯一のプロ選手がいたこと除き、他のプレーヤーたちの背景は記載されていないのが少々残念である。
果たして『チベット国』を代表する選手たちはどこからやってきたのか?亡命チベット人の大きな人口を抱えるインドからの参加が少なからずあったであろうことは想像できるのだが。
チベット代表チームは、その他どこで試合をしているのだろうか?と疑問に思えば、インターネットの普及のおかげで、自宅のパソコンですぐにその答えが見つかるのだから、近ごろは何かと便利になったものである。こんな映像を見つけた。

チベット対マニプルの試合のひとコマだそうだ。またチベット対ブータンという映像のもあった。今まで知らなかったが、チベット代表チームは、インドで盛んに活動しているのかもしれない。同国における亡命チベット人たちの人口を思えば、じゅうぶんうなずけることではある。

また国際試合ではこんな映像もあった。どういうチームか知らないが、オーストリアのF.C.Stadlauというクラブとの試合の映像も見つかった。

この代表チーム、マイナーな大会やイベントながらも、欧州方面を中心に幾度か遠征試合をこなしているようだ。
Tibetan National Sports Association (TNSA)のウェブサイトによれば、この協会の所在地はヒマーチャル・プラデーシュのダラムサラとのことだ。
同協会は、草創期から競技種目の中で特にサッカーに力を入れているそうで、別組織でTibetan National Football Association (TNFA)を立ち上げたとのこと。これがチベット代表チームを組織する母体であることから、やはりこのナショナルチームの中核を成すのは在印チベット人たちということになるのだろう。
TNSAのウェブサイトは、残念なことにあまり出来栄えが良くない。今後の予定については昨年のままだし、リンク切れも多い。メールで問い合わせを出してみたので、ナショナルチームの今後の予定について何か情報が得られたら後日掲載するつもりである。
近ごろ年齢的にキツくなってはいるものの、長年サッカーの最底辺、つまり週末の草サッカーでプレーしつつ、この競技を愛してきた私である。不利な環境にありながらも、精力的に(おそらく・・・)続け、幾度か海外遠征をも果たしているチベット代表チームに、遅ればせながら精一杯のエールを送りたい。
チベット代表ゲームシャツ背面

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