休業補償

 今月19日からクリケットのワールドカップが開催される。

ICC Cricket World Cup 2011 

前回2007年はカリブ海の8ケ国による開催であったが、今回はインド・スリランカ・バーングラーデーシュの三国での共同開催となる。 

サッカーの場合は、2002年の日韓共同開催の後にも先にも同時に複数の国がホストとなっての開催はないが、クリケットの場合は1987年の印・パ共同開催にはじまり、以降7回の大会すべてが隣接する国々による共同開催となっている。

そうした大きなスポーツの大会の際、行政にとって一番の問題となるのは治安維持に加えて、開催地周辺での風紀の維持ということになるだろう。 

今回のクリケットのワールドカップのホスト国のひとつ、バーングラーデーシュにかかわる以下のようなニュースが目に付いた。 

Bangladesh city to pay beggars during cricket World Cup (BBC NEWS SOUTH ASIA) 

同国のチッタゴン市では、300名ほどの身体に障害のある乞食たちに対して、大会期間中1日当たり2米ドル相当の『休業補償』を与えて、しばらくお休みしてもらうことにしているのだとか。また主都ダーカーでは、ワールドカップ期間中は彼らに福祉施設に収容する予定であるとも。 

人道上の問題については言うまでもないが、現実問題として物乞いの人たちが開催地周辺に大挙して流入ということも予想できるし、スムースな大会運営を期するうえでも、そうした措置にはやむを得ない部分もあると思う。 

ところでインドではどうなのだろう?とふと思ったりもする。それに昨年10月に開催されたCWGのときには何かそうした措置はあったのだろうか? 

※『コールカーターのダヴィデの星 2』は後日掲載します。

This entry was posted in column, news & media, society, sports. Bookmark the permalink.