
バタースコッチケーキとオレンジジュース。アルコールは含まないのに酒っぽい味わいがうれしい。今世紀に入ってからインドの町ケーキのクオリティーは急激に向上している。
90年代までのインドの町ケーキは植民地期から続いたパサパサ、ゴリゴリのスポンジに糖の固まりのような疑似クリームで、フォークを刺すと割れるやつ。クリームというより糖衣。冷蔵庫の無かった時代に英国人等欧州人向けの店で作られていたものだ。
その中にもなかなか美味しいものは存在しており、カルカッタで「現存する最古の洋菓子屋兼ベーカリー」として知られるユダヤ人の店「ナフーム」で、そうした中の良質なものが今でも見られる。
しかし多くは前述のとおり、ケーキとは名ばかりのひどいシロモノであった。当時のインドのケーキを知る人はなかなか関心が向かないかもしれないが、そんな今こそインドの「町ケーキ」を味わってもらいたい。素晴らしい進化の度合いに驚愕すること間違いなし!である。甘党天国インド。

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