オートでムルシダーバードへ出発!

ベルハムプルは、ローマ字ではBerhamporeと綴る。ベンガルやオリッサなど、インド東部の地名には、このBerhampore(ベルハムプル)、Jeypore(ジャイプル)などのように、表記を現地化せず英領期からそのままのもの、そしてFraserganj(フレイザーガンジ)、English Bazar(イングリッシュバーザール)などのように、なぜか改名されることなくそのまま使われている地名がけっこうある。

朝食を済ませてすぐにチェックアウト。もうここには戻らないため荷物すべてを背負ってムルシダーバード見学に出かける。やはり旅行荷物は極力軽くするに限る。

ベベラームプルでは、流しのオートがけっこうあり、ほぼ決まったルートで乗り合いの形で走っているのだが、誰も乗客がいないオートの運転手に「6時間程度かけて、どこそこをこういう具合に回りたい」と話すと、運転手たちはいずれも料金を吹っかけるでもなく、「お断りします」と言うのには困った。高いことを言われるのではなく、断られ続けるとは想定していなかったので、ちょっと驚いた。

沿道でクルマの部品屋を営む人が「何かお困りか?」と声をかけてきてくれたので、電話でオートの運転手を呼び出してくれた。しばらくしてから若い運転手がやってきたが、この人もチャーターについては、しばらく渋っていた。ずいぶん欲のない運転手たちだ。

※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

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