ご神木④「発展のプロセス」

これらもまたご神木がお寺にまで出世した例。

やはり、人が集う→座れるように基壇を作る→長年の愛着から人々の魂が宿る→神様を置いてみたりして神格化→やがて祠から小さなお寺へ・・・というプロセスはどこも同じようだ。

基壇が作られた段階の木を見つけたら、その後発展するか、サッパリ鳴かず飛ばずか?と追跡してみるのも楽しい。

同じ並びの似たような木でも、ゴミ捨て場になっているものもある。どこで違いが出てくるのかわからないが、もともとそれぞれの木に備わった素質としての「徳」の有無が作用しているとしか思えない。

こちらは基壇が造られた形跡はあるものの、ゴミ捨て場と化した残念な例。

〈続く〉

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください