バンコクでは国立競技場近くに宿泊することが多い。MBKが目の前なので買い物に便利だし、BACC(Bangkok Art and Culture Centre)でアートを楽しめるのも良い。
そんなわけで、ここパトゥムワン地区のカセムサンのソイ1、ゲストハウスやホテルが並ぶ小路の入口にあるムアンポン・マンションの前はよく通るのだが、宿泊するのは初めてだ。
私のような旅行者はもちろんのこと、週決め、月決めのプランもあるので、旅行以外の目的で滞在する人たちもあるのだろう。
昼過ぎに外出先から戻ってきたら、物凄い人数でルームメイクをしていたのでびっくりした。そういうシステムらしい。みんな田舎から出てきた女の子という感じだが、総じてたいへん小柄だ。児童労働というような年端もいかない感じではまったくないので、もしかすると少数民族出身だろうか?どこから来ているのか、ちょっと質問してみたのだが、やはりまったく何も通じなかった。
ネパール、ビハール州やUP州からの出稼ぎ人たちが多く、ヒンディー語で誰の話でも聞くことができるインドの大部分の土地とはずいぶんな違いだ。
言葉は出来なくても旅行はできるとはいえ、目で見えるものがすべてとなってしまう。やはり土地の言葉というものは大切である。