映画館は不滅なり

ジェネレーターの燃料を保管していた場所で、漏電によるスパークのため引火して火災に。お粗末なアクシデントだが、上映中であったために多数の観客が亡くなる大惨事となった1997年6月13日。私はここでよく上映作品を観ていたため思い入れがある。
あれから22年が経過した。それでも今なお建物が残っているとともに、オートに乗って「ウパパールシネマへ」と告げれば、これがわからない運転手はいない。火災事件による映画館閉館後に生まれたと思われる世代の者であっても。
シネマホールとしての役割を終えたのは、もうふた昔以上の前であっても、「ランドマークとしての映画館」は不滅なのだ。

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