Bollywood Beauties ボリウッドファン待望の一冊

Bollywood Beauties
5月30日から日本でも公開されているチャーンドニーチョウク・トゥー・チャイナの劇場パンフを執筆したすぎたカズト氏による編集・発行のボリウッド情報誌、Namaste Bollywood増刊号、ムック・スートラ・シリーズ第2弾として、『Bollywood Beauties』が近々刊行される。
これまで日本で幾度かインド映画が注目された際、俳優・女優のディレクトリの類が発売されているが、『ボリウッドのみ』『女優のみ』限定のものは、おそらく初めてではないかと思う。もちろん内容も最新で、今をときめくスターたち、群を抜く美貌の持ち主たち33名が、ヴィジュアルな誌面で取り上げられている。
それぞれの代表作や最新話題作、撮影ウラ話、プライベートやトリビアな話題も含めて情報満載なのだ。書中の『カレーなるボリウッド対談』にあるとおり、フィーチャーされているのは、主に2000年以降にデビューした女優たちだ。
コアなマニアック本というわけではなく、ボリウッドに関心を抱いた人たちが、『この間見た映画に出てた人誰だっけ?』『あの人は他にどういう映画に出てるのかな?』と、知恵袋的な用法も多々あるのではないかと思う。
『美声の歌姫』という項では、ヒロインの吹き替えを担当する女性プレイバックシンガーたちがフィーチャーされている。魂がとろけるような歌声を聴きながら、その主のプロフィールを読もう。
普段のNamaste Bollywood誌同様、流麗なグラフィックが読者を夢の世界へと誘う。32ページでフルカラー、価格は1,000円。ネット販売されるとのことだが、インド雑貨やその他アジア雑貨等を扱うティラキタでも取り扱い予定とか。この機会に、お手元のボリウッド関係のコレクションにぜひ加えられてはいかがだろう。
ちなみにナマステ・ボリウッドのウェブサイトによれば、通常版の次号vol.19は6月21日発送予定だそうで、こちらも手にする日が待ち遠しい。
ナマステ・ボリウッド vol.19
今年に入ってから、日本国内でボリウッドやそれに関連する作品の公開が相次いでいる。このペースで上陸が続けば、すっかり日本の映画ファンの間でひとつのジャンルとして定着しそうな気配さえある・・・とは言いすぎかもしれないが、定期的にボリウッド作品を扱う映画館も出てくるのではないか?と期待したくなる。
ひとくちに映画といっても、人々が興味を抱く対象が多様化している中、一定のシェアを築くことは間違いないように私は考えている。娯楽映画にせよ、一部で熱い盛り上がりを見せているボリウッド・ダンスにせよ、それをきっかけに華やかなエンタテインメントの背景にあるインドひいてはその文化や社会などにも興味や関心を抱く人たちが増えてくれば、なお幸いである。
日本で、インドが誇る映画の都の熱い今を伝えるナマステ・ボリウッドの今後ますますの発展を期待したい。

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