『第8回カレーフェスティバル&バングラデシュボイシャキメラ』は4月15日(日)

上記のイベントについて『4月15日(日)池袋西口にリトル・ダッカ出現!』の記事掲載当初、開催日時を4月8日(日)と記していましたが、これを4月15日(日)と訂正いたします。
参加を予定されている方は、くれぐれもお間違いのないようお気をつけください。

4月15日(日) 池袋西口にリトル・ダッカ出現!

今年も恒例の『カレーフェスティバル&バングラデシュボイシャキメラ』というイベントが東京の池袋西口公園にて開催される。日時は4月15日(日)の午前11時から午後6時まで。
JBS(ジャパンバングラデシュソサエティ)によるこの催しで、在日バングラーデーシュ人の方々による詩の朗読、子供たちのお絵描き、音楽その他様々なプログラムが予定されている。
そして今年も多数のカレーの屋台、インド映画ソフト販売、インターネット経由による南アジアのテレビ番組配給、ベンガル語の雑誌や書籍販売、衣類に雑貨といった様々な業者がここぞとばかりに自らの商品の売り込みと新たな顧客開拓を図ることだろう。
例年、首都圏在住のバングラーデーシュおよびインドを含むベンガル地方出身の方々が集まるが、中にははるばる地方から上京して参加される在日ベンガル人の方々もかなりあるらしい。
池袋西口公園とは、文字通り池袋駅西口を出た正面にある広場。アクセスも良いので、お近くの方は立ち寄ってみてはいかがだろう。

在京インド大使館のサクラバザー開催日変更 3/31(土)と4/1(日)に

東京の花見もそろそろか?と思っていたところ、今週末(3月24日と25日)に予定されていた九段にあるインド大使館のサクラ・バザー延期となった。新たに組まれた日時は3月31日(土)と4月1日(日)である。今年から週末2日間開催という部分は変わらない。
桜祭りやその類の催しを企画していた各自治体等は、当初気象庁から発表されていた桜の開花予想時期にもとづいて日時を確定しているが、同庁の開花予想の計算に用いるプログラムに一部不具合があり、新たに発表された開花予想日はかなり後にずれ込むことになった。
このため新たな日時を設定するかどうかについての検討、変更の場合は催しの手配の仕切りなおしその他で、不幸な担当者たちはてんてこ舞い・・・という状態が多発しているらしい。
サクラの時期に合わせてのイベントであるがゆえに仕方ないことかもしれないが、気候という不確定な要素があるうえに、サクラという盛りの期間が非常に短い花をテーマにしてのイベントを開くのは実に苦労が多いことだろう。ひと月くらい前にならないと日時を仮定さえできないし、ようやくそれを決めて場所の確保、企画等の手配や関係者等への周知などと忙しい区動いてみても、直前になってから延期となり大慌てなんてことはよくあることだろう。おそらくインド大使館でもサクラ・バザーの『一週間延期』が決まり、準備その他の関係でキリキリ舞いしている方があるのではないかと想像すると、心痛むものがある。
外国政府の出先機関である大使館が何か自国に関係するイベントを『後援』『協賛』することにより、誰かが開会式で挨拶したり、いくばくかの資金や便宜を供与したりということならよくあるだろう。
しかしわざわざ自分たちの公館敷地内で、一般の人々を相手に、自らのスタッフや家族等(その他在日インド人や業者の方々)をも動員して、『来るもの拒まず』でこうした大きな催しを開くという好意は、他国の大使館と比較してもかなり異例(皆無ではなくとも)のことだ。しかもこれが長く続いていることについても非常に喜ばしいことだと思う。この場をお借りして関係者の方々に感謝の意を表したい。
今年もまたサクラ・バザーの成功をお祈りするとともに、開催が予定されている週末両日とも好天に恵まれることを願う。

今年のサクラ・バザーは週末2日開催

春先に東京のインド大使館で開催されている恒例の『サクラ・バザー』だが、今年から週末2日間の開催となるらしい。今のところ3月最後の週末(26日と27日)に予定されている。しかし桜開花の時期のためかあるいは準備の都合なのか、開催期日が変更となることはこれまでよくあったようなので、出かけてみようという方は時期が近くなったら確認したほうがいいだろう。なおこのサクラ・バザーに関する情報は詳細が決まったら在日インド大使館のウェブサイトにアップロードされるとのことだ。今年の関東地方は冬らしい寒さを迎えないままに2月下旬を迎えた。サクラ・バザーとともに訪れる(?)東京九段の春近し。

今年はインド関係イベントが盛りだくさん

2007年は『日印交流年』とのことで、日本とインドの相互理解の促進と交流の拡大を目指すため、両国で様々な交流事業が行なわれることが予定されている。外務省のウェブサイトによれば、政府や実行委員会による事業だけでなく、地方自治体、民間団体、個人等による独自の企画や草の根レベルの活動についても、日印交流年事業としての認定を受ければ各々のパンフレットなどに使用できることになっている。
そうした動きの中、『NPO法人日印交流を盛りあげる会』により毎月イベントが開催されることが計画されている。1月にはICCRの派遣により来日したウマー・ドーグラーによる古典舞踊のカタックのステージが横浜、東京、新潟、群馬で開催された。私は東京都江戸川区の西葛西で行なわれた公演を観に行ったのだが、会場は駅からバス5分ほどのところにある清新町コミュニティ会館という名の示すとおり規模の小さな自治体ホールで、観衆は100名前後だっただろうか。舞踊そのものも良かったのだが、こういうこじんまりとしたところで舞台が繰り広げられるというのは贅沢なものだし、ステージ後には出演者たちと直に声を交わしたりできたりするなどアットームな雰囲気も楽しいものであった。
ただし、こうしたムードの背後にはなかなか宣伝が行き届かないという事情もあるようである。観客の中にはミティラー博物館が関係するイベントの常連さんたちがかなり含まれているように見えたが、こうしたイベントに初めて参加するという人が果たしてどのくらいいたのだろうか。横浜市港北区で行なわれた彼らのステージでは30人しか集まらなかったのだという。ウマー・ドーグラーの舞台上での挨拶で『今回は客席にインドの同胞の姿が多くてうれしい・・・』とのくだりがあったのだが、せっかく張り切ってやってきた日本での最初の会場でほとんど人が集まらず、まるでリハーサルでもやっているような状態であったことに本人はさぞ失望したことであろう。  舞踊の公演を行なう目的でそれなりの人物を招いている以上、宣伝不足で客入らずというのは実にもったいない話である。比較的お客が入っていたとされる西葛西(清新町コミュニティ会館)においても後ろのほうはかなり空いている状態であった。
 
もちろん主催する側にもいろいろと難しい事情があるそうだ。こうしたイベントに出演するアーティストが決まるのが来日3週間前ということも少なくないため、情報を行き渡らせるのに苦労しているのだというし、資金的にも潤沢な予算があるというわけではないのでとても大変らしい。でも来日する出演者たちは実力派揃いなので、ちょくちょく『次は何のイベントがあるのかな?』とチェックしておくといいかもしれない。ちなみに2月は『シカンダル・ランガの音楽・舞踊公演』と題してラージャスターンの音楽と舞踊が披露される予定である。現在のところ2月14日(水)に東京都港区赤坂、そして19日(月)に横浜市港北区での公演が予定されている。なお今後のイベント情報等は『日印交流年 Japan-India Friendship Year 2007 !』のサイト中の『音楽・舞踊年間スケジュール』に順次掲載されるそうだからこちらも注目していきたい。