在京インド大使館のサクラバザー開催日変更 3/31(土)と4/1(日)に

東京の花見もそろそろか?と思っていたところ、今週末(3月24日と25日)に予定されていた九段にあるインド大使館のサクラ・バザー延期となった。新たに組まれた日時は3月31日(土)と4月1日(日)である。今年から週末2日間開催という部分は変わらない。
桜祭りやその類の催しを企画していた各自治体等は、当初気象庁から発表されていた桜の開花予想時期にもとづいて日時を確定しているが、同庁の開花予想の計算に用いるプログラムに一部不具合があり、新たに発表された開花予想日はかなり後にずれ込むことになった。
このため新たな日時を設定するかどうかについての検討、変更の場合は催しの手配の仕切りなおしその他で、不幸な担当者たちはてんてこ舞い・・・という状態が多発しているらしい。
サクラの時期に合わせてのイベントであるがゆえに仕方ないことかもしれないが、気候という不確定な要素があるうえに、サクラという盛りの期間が非常に短い花をテーマにしてのイベントを開くのは実に苦労が多いことだろう。ひと月くらい前にならないと日時を仮定さえできないし、ようやくそれを決めて場所の確保、企画等の手配や関係者等への周知などと忙しい区動いてみても、直前になってから延期となり大慌てなんてことはよくあることだろう。おそらくインド大使館でもサクラ・バザーの『一週間延期』が決まり、準備その他の関係でキリキリ舞いしている方があるのではないかと想像すると、心痛むものがある。
外国政府の出先機関である大使館が何か自国に関係するイベントを『後援』『協賛』することにより、誰かが開会式で挨拶したり、いくばくかの資金や便宜を供与したりということならよくあるだろう。
しかしわざわざ自分たちの公館敷地内で、一般の人々を相手に、自らのスタッフや家族等(その他在日インド人や業者の方々)をも動員して、『来るもの拒まず』でこうした大きな催しを開くという好意は、他国の大使館と比較してもかなり異例(皆無ではなくとも)のことだ。しかもこれが長く続いていることについても非常に喜ばしいことだと思う。この場をお借りして関係者の方々に感謝の意を表したい。
今年もまたサクラ・バザーの成功をお祈りするとともに、開催が予定されている週末両日とも好天に恵まれることを願う。

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