実現するか インド→ミャンマー→タイ

 今年11月、東インド・マニプル州インパールから、ミャンマーを抜けてタイまで5000Kmにおよぶラリー大会が開催されるという。
 第二次大戦時で多数の死者を出したインパール作戦のルートをほぼ逆にたどり、インド東北→ミャンマー→タイと、隣接していながらも、通常、旅行者は陸路で越えることが許されないルートを爆走することになる。関係各国相当力の入ったプロジェクトであることは間違いない。
 こんな計画が可能になったのは、インドとアセアン地域の交流が活性化したこと、インド東北部・ミャンマーなど反政府勢力を抱える辺境地域の政情が安定しつつあることが背景にあるのだろう。
 合計100チーム程度の参加を想定しているとのことだが、参加チームはインドとアセアン各国に限られるので、ローカルな大会になりそうだ。それでも両地域とも、世界各国の自動車メーカーがしのぎを削る激戦区なのだから決してあなどることはできない。
 下記リンク先記事中には「開発が遅れているインド北東部に外国投資を呼び込むPR作戦」というくだりがあるが、めぼしい産業はなく、外国人の出入りも少ないこの地域で「投資」といえば、地下資源開発を除いて、観光業以外まず考えられない。
 外国人が観光目的で入ることができるアッサムのような地域が、今後広く開放されてゆくのだろうか。このあたりは東南アジアと南アジアの境目に位置する地域。民族、文化、風俗習慣のどれをとっても興味深いことがあるに違いない。
 これまで東南アジアからインドに入る場合は、バンコク、クアラルンプル、シンガポールといった都市から飛行機で飛ぶしかなかった。しかし今後は「陸路でのんびりとインドへ」という夢のルートも可能になるのだろうか。
 期待させておいて、実際フタを開けてみれば、ルートや治安関係の難問続出。今回こそは「やはりダメでした」なんていうことのないよう願いたい。
▼今秋にも「インド・タイラリー」ミャンマーの協力が成功のカギ
http://www.asahi.com/car/news/TKY200404050227.html
▼Indo-ASEAN car rally (The Sangai Express)
http://www.e-pao.net/GP.asp?src=2.10.240304.mar04
▼First INDIA-ASEAN Motor Car Rally in November (IBEF)
http://www.ibef.org/artdisplay.aspx?cat_id=35&art_id=1830

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