富士通 Scan Snap iX500購入

先月、富士通 Scan Snap iX500と題して取り上げてみた新型のドキュメント・スキャナーを購入した。

スキャナー単独で、Wi-Fi接続によりスマートフォンやタブレットへのデータ転送が可能となるという新機能が追加されているが、やはりスキャナーとしての基本性能の向上ぶりには目を見張るものがある。

他メーカーからもいろいろ出ているドキュメント・スキャナーだが、読み取り画質や速度はともかく、メーカーやモデルにより大きく異なるのは、給紙性能のようだ。

具体的には、用紙の重なりの検出であったり、読み込みトレイに積んである用紙の山の中から、1枚ごとに正確に引き離して読み込んでいく性能であったりする。

Scan Snapの前モデルS1500は、その点で評判が良かったのだが、それでも紙質により重なりが続出して大変なことが少なくなかった。とりわけ、黄色がかるくらい古くなった紙、薄手の光沢紙は苦手のようで、数枚読み込むごとにエラーが発生するなど、まだ発展途上の製品という思いがしたものだ。とりわけインドの書籍の場合、やはりこれも紙質の問題なのか、古くなくても、光沢紙でなくてもトラブルが頻発する傾向が高かった。

そんなわけで、11月末の発売間もなく購入したiX500。使用感は上々だ。読み込み速度は25%向上したとのことだが、体感では倍くらい速くなったかのように感じる。

理由は、用紙読み込み時のエラーの発生がほとんど起きなくなったことにもよるだろう。前モデルでは不具合が頻発した古くなった紙、薄い光沢紙でも難なく、ただ黙々と読み込んでいく。もちろんインドの書籍も同様で、Scan Snapもようやく「インド対応」になったようだ。

自宅の書籍をどんどん電子化していく、いわゆる「自炊」作業がどんどんはかどりそうで、大変期待している。

Scan Snap iX500

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