ナマステ・ボリウッド♯11

Namaste Bollywood #11
ナマステ・ボリウッド♯11号が発行された。今回はホーリー特別号とのことで、巻頭特集は『ホーリーの春、スポーツの春』と題して、最近の映画の中でスポーツ物の作品、『Chak De ! India !』『Dhan Dhana Dhan Goal』『Apne』その他いろいろ取り上げられている。
時節柄、Film Fare Awardsの話題にはじまり、近日封切の期待作の紹介、そして『Dhoom 3』や『Don 2』製作のウワサ、おなじみ『Bollywood Filmy Pedigree』で今回取り上げられているのはヤシュ・チョープラー。今回は演技者ではなく、監督・製作者一族を取り上げた、ちょっと通好みの記事かもしれない。
今号を読んでみて、『そうそう!』と思わずポンと膝を叩いたのは、小さな囲み記事内にある『インド映画は長いというのは、まったくの都市伝説である』というくだり。たしかに近ごろの都市型の映画は、『2時間+αというがほとんど』とここに書かれているとおり。私は特に上映時間をあまり気にすることがないのだが、心なしか最近の作品はちょっと早く終わるように気がしていた。映画の内容はもちろん、時間的な部分もグローバル化されてきているのかもしれない。でも元来せっかちな私にはこのくらいがありがたい。
意外に短い上映時間・・・はさておき、いまだ根強いインド映画に対する先入観や偏見を払いのけ、娯楽の王道ボリウッドの豊かな魅力を日本の隅々にまで存分に伝えるべく、ナマステ・ボリウッドの今後ますますのご発展をお祈りいたしたい。

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