ヤンゴン市内で、ミャンマーのプロサッカーリーグMNL (Myanmar National League)ヤンゴン・ユナイテッドFCのグッズ販売店を訪れた。ちょうどJリーグのそれのように、タオル、カレンダー、Tシャツにゲームシャツなどといったものが陳列されている。
記念にゲームシャツを一枚購入。欧米による経済制裁下の状況を反映してか、アディダスやナイキといったブランドの製品ではなく、隣国タイの大手スポーツウェアメーカーFBTが生産したものだ。高品質を誇る企業で、クオリティは欧米のトップブランドのものと比較しても遜色ない。
ところで、以前『サッカーと軍政』と題して取り上げてみたMNLでは、今年1月からヤカイン州のラカプラ・ユナイテッドFCというチームに伊藤壇選手が在籍している。MNL初の日本人プレーヤーであるそうだ。
ベガルタ仙台に在籍していたことのある選手で、これまでアジア・オセアニアの各地でプロチームでプレーしてきた。Indo.toでは昨年8月にI リーグでプレーした元Jリーガーとして取り上げたことがある。MNL入り前にはインドのゴアを本拠地とするチャーチル・ブラザースに所属していた。
プロサッカー選手としてアジア・オセアニアを渡り歩く伊藤壇選手は日常をブログで公開している。彼にとって12か国目となる国ミャンマーでの活躍を期待したい。