Namaste Bollywood #26

早いもので今号にて創刊4周年である。毎回楽しみにしている巻末のBollywood Filmy Pedigreeで取り上げられているのは、シャトルガン・スィナー家族。今年後半のヒット作『ダバング』でデビューした娘のソーナークシー・スィナー。今号の表紙になっている女性だ。 

ソーナークシーといえば、少し前にニュース雑誌インディアトゥデイ関連の報道チャンネルのアージ・タクの中の『スィーディー・バート』で父親と一緒に出演していた。毎週、各界の有名人や政治家等をスタジオに招いて、同誌エディターのプラブ・チャーウラーがインタビューするプログラムである。放送された映像がネットにアップロードされている。 

Seedhi Baat – Shatrughan Sinha, Sonakshi Sinha (rajshri.com) 

プラブ・チャーウラーの話の引き出しかたが巧みで、いつも賑やかな会話がなされているのだが、ゲストが親子で出演というのは珍しい。映画に関するトピック、家族に関する話題など、内容は他愛のないものであったが、ソーナークシー自身はボリウッドの新星というよりも、どこにでもいそうな普通の娘さんといった風で好感が持てた。 

プログラムを見ていてもよくわかるが、父親との仲もとても良いようで、見ていてほのぼのとさせられた。一番身近な人と一緒にいるためか、本人の素顔がうまく引き出されていたのではないかとも思う。 

ひとつびっくりしたのは、ビデオの中の会話に出ていたが、ソーナークシーは以前かなり太っていたらしい。1年間で30キロも減量したとのことなので、ちょっと前とはまるで別人のように変身したのだろう。個人的にはとても輝きを感じている女優なので、リバウンドしないことを願うばかりである。体型は食習慣や嗜好と深いつながりがあるため、『タガが外れて』元の木阿弥というリスクを秘めている。 

話はNamaste Bollywood #26に戻る。今号もまた話題の新作や発売されたDVD、ボリウッド関連書籍など、映画の都の銀幕の話題満載だ。だが普段とちょっと志向の違う巻頭特集に注目する人は多いだろう。 

言うまでもなく、日本語で書かれている同誌は、日本国内在住のボリウッドのファンを対象に書かれている。『ボリウッドのある暮らし』と題してDVDプレーヤーの再生環境を取り上げている。インドで買ってきたDVD、あるいは通販で購入したDVD(もちろん正規版の話)がうまく動作しないといったトラブルを経験したり、耳にしたりしたことがある人は少なくないだろう。 

本来はリージョン・フリーで販売されていても、アナログテレビ機器側の仕様の問題であったり、あるいはインド国外で入手すると米国市場向けでリージョン1の設定になっているものがあったりというケースなどがあるらしい。 

そうした不具合に対処して、快適にDVD鑑賞できる環境を整えようというのが今回の特集の趣旨。編集部オススメの機器(これが意外に格安!)の紹介もなされている。詳しくはNamaste Bollywood #26を読んでいただきたい。 

さて、次号はどんな話題が取り上げられているのだろう?と今から楽しみにしている。

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