ワールド・デジタル・ライブラリー

グーグルの書籍検索で、著作権がとうに切れた図書をダウンロードできる。それらの中には、ときになかなか貴重な歴史的な書籍があったりするため、ネット上で入手できるアンティーク本がこのところ気になっていた。だが、ここにきていよいよ真打登場である。
昨日、4月21日にユネスコが米国議会図書館などの機関と共同で設立するワールド・デジタル・ライブラリーが開館した。20か国の30を越える国立図書館などが所有する書籍や資料などが、ウェブ上で無料にて閲覧できるようになっている。
日本関係の展示物はこちら、そしてインド関係のものはこちらをご参照いただきたい。
スタートしたばかりということもあり、まだ蔵書等の点数は少ないものの、こうした取り組みは大いに注目されるところである。今後その内容をますます充実していくことを期待したい。
歴史的資料は、それを生んだ地域や民族固有の財産であるのみならず、この地上に暮らす私たちすべてが共有すべき貴重な遺産でもある。
UNESCO, Library of Congress and partners launch World Digital Library (UNESCO)
グーグル、米議会図書館に300万ドル–World Digital Libraryを支援へ (CNET JAPAN)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください