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カテゴリー: column

  • ビハールからカトマンズまで鉄道で直結!

    インドが「ビハールからカトマンズに向かう鉄路建設する」と発表。
    近年、インド近隣の国々では、中国が着実に足場を築き上げており、長年インドにとって「特別な関係」であったネパールもまたその例外ではない。
    とりわけ新内閣は「親中政権」であり、首相の最初の外遊先が北京とまではならなかったものの、デリー訪問からすぐそのまま北京へ向かうなど、やはりその親密ぶりはインドにとって気がかりなところだ。
    ネパールを中国に取られるようなことがあったら、それこそヒマラヤの一大事。デリーには誠心誠意、頑張ってもらいたい。ネパールに対する扱いが、これまでずいぶん高慢かつぞんざいであったがゆえ、今日のようなことになっている。
    ちなみにこの鉄道だが、まったく新規の構想というわけではなく、インドの援助により新調するとともに延伸されるジャナクプル鉄道(すでに着工しており、日々建設が進んでいる)のプランに、カトマンズ路線も組み入れた形のものであることと思われる。

    India to build strategic railway link between Kathmandu and Raxaul in Bihar (money control)

  • 書籍「Musoorie And Landour」

    書籍「Musoorie And Landour」

    ヒルステーションのマスーリーとランドールについて書かれた本。成り立ちから独立時に至るまでの歴史、ここを舞台に起きた出来事、ここに出入りした人々などについてもいろいろ綴られている。
    このヒルステーションを拓いたとされる英国出身の軍人と彼自身が彼が初代会長を務めたクラブ、故国を追われたアフガンの王族、英国に滅ぼされたスィク王国最後の王(5歳で即位し、11歳で廃位させられたドゥリープ・スィン)の幽閉先、果てまた平地の暑季を逃れて避暑のために逗留した英国人のご婦人と植民地軍の将兵の色恋沙汰、世界大戦期に欧州へ渡るリスクを避けてマスーリーに集った様々な藩王国の王族たちの憂鬱(英国により定められた各藩王国の「号砲数」により、格付けが歴然としているので、イーブンな関係ではない)、マスーリーで勢力的にビジネスを展開した英国出身の商売人たち等々。
    植民地期のヒルステーション社会の日常を考えるうえで、非常に示唆に富む一冊であった。

    書名:MUSSOORIE AND LANDOUR
    著者:VIRGIL MIEDEMA & STEPHANIE SPAID MIEDEMA
    出版社:Rupa Publications India Pvt. Ltd.
    ISBN 978-81-291-2434-0

  • Kindle書籍

    Kindle書籍

    amazon.co.inに日本からアクセスすると、Kindle版でさえも買うことができないのは残念なのだが、4月25日に発売予定のものが、日本のアマゾンでも取り扱いしているのに気がついた。しかもインドより安い価格で。とりあえず予約注文しておいた。

    インドアマゾンでの取り扱い
    日本アマゾンでの取り扱い

    ただし、これは幸運な例外。インドのamazonで販売されているKindle書籍の大半について、日本のamazonでの扱いはない。せっかく印刷・製本や輸送のコストのかからない電子書籍なので、どこの国のamazonからでも、全世界で発行されているKindle書籍にアクセスできるようになっているといいのだが、そうはなっていないのが残念である。

  • 「6か月有効の観光ヴィザ」にご用心

    「6か月有効の観光ヴィザ」にご用心

    インドの観光ヴィザは6か月有効であることは誰もがご存知だろう。
    昔々は、「取得してから6か月以内に入国すれば、最大6か月間滞在できる」というものであったが、今は「取得日から最大で6か月滞在できる」という形になっている。
    だが最近、「6か月滞在できる」中で、「1回あたりの滞在が90日を越えない」という条件も付いており、入国してからこの期間を越えてインド国内に留まると、オーバーステイとなってしまうのでご注意いただきたい。
    90日を越える前に、出国先は近隣国でも良いので、とりあえずインドを離れなければならない。近年、インドのヴィザに関わる要件は、少しずつ変更されることがあるので、手元の情報もアップデートしておく必要がある。

    確かにこう書いてある。
  • PUMA COPA TOREROS 2018

    3月30日から4/1にかけて、静岡県御殿場市にてPUMA COPA TOREROS 2018のU-12の大会が開催される。海外の強豪クラブやJリーグのジュニアのチームが多数参加するが、2016年から3年連続でネパールのU12代表がエントリーしている。
    3月28日に東京都内で地元サッカーチームとの練習試合を実施する予定であったが、飛行機の関係で来日が遅れ、この日の午後に到着のため中止となっている。大会前に調整できるのは開幕前日の3月29日のみとなってしまったが、ネパールから遠路はるばるやってきたサッカー少年たちの健闘を祈りたい。

    PUMA COPA TOREROS 2018公式サイト

  • 久美子ハウスがgoibiboで予約できる

    久美子ハウスがgoibiboで予約できる

    なんとバナーラスの「久美子ハウス」がホテル予約サイト(goibibo.com)に出ている。
    今どきのパッカーは、直接訪ねるのではなく、スマホで予約しているのだろうか。
    やはりそういう時代なのだろう。

  • 「タラーク、タラーク、タラーク!」禁止に反対デモ

    最高裁が、いわゆるトリプル・タラーク「タラーク(離婚)、タラーク、タラーク!」と3度宣言することにより離婚が成立するという(もはやインドのムスリム社会以外では、どこのイスラーム社会でも有効ではない古い慣習)を認めない判決を出したことによる法改正が近い。

    しかしながら、「トリプル・タラーク」を禁じる法案について、ムスリム女性たちが反対デモを起こしたというニュース。

    イスラーム教の一部勢力による動員があるにしても、民法が宗教別に定められているインドで、イスラーム社会の外からの働きかけ、とりわけサフラン勢力(今の中央政界を牛耳るヒンドゥー至上主義勢力)による干渉を背景に、イスラーム民法がいじられることについて警戒感が少なくないことも事実。

    トリプル・タラークの禁止については、これを喜ぶイスラーム教徒女性の声などがメディアで盛んに伝えられていたが、単純に「良いこと」と手放しに賞賛できない側面も内包されているようだ

    Muslim women stage protest against triple talaq bill in Nagpur (THE TIMES OF INDIA)

  • 旅行予約サイトの迅速なサービス

    インド旅行予約サイトGoibiboのサービスの支払いがちょっとうまくいかなくて、問い合わせすると「すぐに係の者が返信します」という自動応答メールのすぐ後に、応対担当者から返信がきた。これに重ねて質問すると、これまたスピーディーなレスポンス!

    回答がちょっと的外れだったので、「そうではなくて〜」と、届いたメールに重ねて幾度か返信して質問しなくてはならなかったが、ものの数分で回答が返ってくる。
    人海戦術で対応しているのだろうが、最初は「ひょっとして相手はAI!?」かと思ったくらいだ。

    今どきのこうしたサイトの対応はスピーディーだが、Goibiboはとりわけその速さが際立っている。こういう迅速な対応をしてもらえると、他のサイトを利用する気がしなくなる。大したものだ。

  • HUAWEI Mate 10 Pro

    HUAWEI Mate 10 Pro

    スマホの物凄く小さなレンズとこれまた極小のセンサーで、これほどちゃんと写るのか?!と話題になっているHUAWEIのMate 10 Pro。さすがLeicaとのコラボの結果というか、やはりLeicaの名前を使うからには、厳しい条件をクリアしているのだなと感じさせられる。

    これまで3年間ほど愛用してきた、同じくHUAWEIのかつてフラッグシップ機であったAscend Mate 7は、本体メモリ容量が16GBと少なく、SDカードで補っている点を除けば、まだサクサク動くし、使い続けても良かったのだが、このMate 10 Proの「Leica」に惚れた。

    この「カメラ」を購入することが目的であって、27mm単焦点(28mmではなく、なぜか27mm)デジカメの通話・通信機能付きを手に入れたというような感じだ。ただの単焦点ではなく、一応デジタルズームは付いている。

    マイクロSDは使用できないが、本体メモリ容量が128GBあるという点もセキュリティ面で好ましい。紛失や盗難等の緊急時、本体メモリは遠隔で消去することは可能だが、マイクロSD内のデータはそうはいかないからだ。

    カメラ性能の具体的な評価については、様々なウェブサイトや雑誌などでレビューが掲載されているので、敢えてここで言及する必要はないだろう。ひと昔以上前であれば、こういうワクワクするアイテムをリリースするのは日本企業だったのだが、現在は韓国のSAMSUNGであったり、中国のHUAWEIであったりする。時は移ろうのである。

    ちょうどタイミング良く、スマホカメラ無音化アプリが出てきていることもありがたい。
    盛大なシャカシャカ音を出すのは憚られるケースもあるし、わざとらしいリアル風シャッター音が嫌いなので、サイレントカメラアプリ入れると、機能がいまひとつだったりしていた。こういうアプリが出てきたことも、今回の購入を後押しした一因である。

    以下、Mate 10 Proで撮影した画像。これくらい写れば、もうコンデジを持ち歩く理由を見つけるのが難しくなるくらいだ。

    今回、久々に「インドでどうだろう?この1台!」ということで、デジタルカメラではなく、HUAWEI Mate 10 Proに搭載されたカメラ機能を推したい。

  • 第19回カレーフェスティバル&バングラデシュ ボイシャキ メラ

    2018年4月15日(日)に東京の池袋西口公園で、ジャパンバングラデシュソサエテイによる「カレーフェスティバル&バングラデシュ ボイシャキ メラ」が開催される。今年でもう19回目となるだけあり、この時期の池袋の風物詩としてすっかり定着している。

    このイベントに出入りする人たちの半分くらいは在日のバングラデシュの人たちで、関東一円はもとより、東北や関西など遠くから同胞の集まりにやってくる人たちも少なくない。そんな具合なので、当日の開催時間だけ、池袋西口がさながら「リトルダッカ」といった様相になる。

    回を重ねるごとに、参加しているバングラデシュの人々の中に年配者の姿も増えてきている。これはバブルの頃に来日して定着した人たちの中で、そういう年齢を迎えた人もあれば、両親等を呼び寄せたといった要因もあるのだろう。

    また、日本生まれの元気な子供たちの姿も少なくないのだが、昔はあまり見かけなかった在日のベンガル系中学生、高校生くらいの少年少女たちの姿も多くなった。やがて在日三世の姿も見られるようになるのだろう。

    かつては20代から30代くらいの男性が大半であった在日バングラデシュ人の人口構成が、年齢層、性別ともに幅が広がっていることを垣間見ることができる。

    今でも日本人女性と結婚するバングラデシュ男性は少なくないが、近年では故郷で親族が取り決めたお嫁さんを呼び寄せるケースが少なくないようで、日本における生活に安定した基盤がある人が多いことがその背景にありそうだ。

    また、インドと同様に、日本で働くバングラデシュ人の中には理系人材がかなり多いのだが、多くのインド人と異なるのは、日本の永住権、さらには国籍を取得する人たちが少なくないことだ。

    「ベンガル系日本人」という新たなアイデンティティを持った子供たちも、続々とこの世に生を受けているわけで、今後が楽しみである。

    第19回カレーフェスティバル&バングラデシュ ボイシャキ メラ

  • ヒルステーションの幽霊話。

    ヒルステーションの幽霊話。

    ウッタラーカンド州のヒルステーション、マスーリーの初期の住人のひとりであり、このヒルステーションを拓いた人物としても、Himalaya Club(現在は宿泊施設Hotel Himalaya Castle)の設立メンバーにして初代会長としても知られる東インド会社軍のフレデリック・ヤング大佐が「出る」らしい。(記事下のリンク先でフレデリック・ヤング大尉となっているのは誤り)

    しかも彼が所有していたMullingarと名付けられた屋敷。彼が建てて、死後も一族が所有した後、所有権が点々としたこと、チベット難民収容施設となったこともある。この建物は現存している。

    ともあれ、「ヒルステーションを拓いた」人物とお会いできるのならば、ぜひ訪れてみたい。

    この屋敷の一部は現在チベット寺院が入っているが、そこに宿坊でもあれば、ちょっと部屋の外にでも出てみると、フレデリック大佐が徘徊しているところに遭遇できるのだろうか?

    1854年に当時の東インド会社(の軍人)から引退して、故郷アイルランドに帰っている。1857年の大反乱に遭遇することがなかったのは幸いだったが、1866年に「アグラ銀行の倒産」したことにより、ヤング氏は財政危機に。どうやらその銀行に大きな預金をしていたか、投資でもしていたらしい。

    その後、インドに戻ることなく、アイルランドで1874年に84歳で亡くなっているにもかかわらず、かつて愛したマスーリーの屋敷、Mullingarに出るとは、この地に大変な未練があったということなのだろう。

    The ghosts of a literary Indian hill-station that haunt the writers of the present (THE CONVERSATION)

  • ヒルステーションの英国人クラブ転じて宿泊施設

    ウッタラーンチャルのヒルステーションのマスーリーで1841年に軍幹部が初代会長としてスタートしたクラブ「Himalaya Club」は、現在は宿泊施設となり、Himalaya Castleとして営業しているとのこと。

    昔、大きな建物を持っていたクラブ、英国人等が所有した伝統あるホテルなどが、後世になってから大手ホテルチェーンの手に渡って営業しているケースはよくある。HPで眺める限りは、なんだか垢抜けない感じからすると、ここはどうやらそうしたホテルグループではなく、オーナー一族による個人営業であるように思われる。あるいはあまりメジャーではないホテル運営グループに経営は委託しているのだろうか。

    ヒマーチャルのヒルステーション、カサウリーでも旧クラブの建物が転用された宿に宿泊したことがあるが、ブリティッシュラージの残り香が漂っているというか、お化けが出そうというか、時代がそのまま保存されているようなムードが良かった。

    マスーリーを再訪の際には立ち寄ってみたいと思う。

    Hotel Himalaya Castle