中東航空会社 ケララ州乗り入れ便が盛況

 インドは観光シーズンを迎え湾岸諸国の航空会社のケララ行きのフライトが盛況だという。これらの航空会社はそれぞれの本国をハブに欧州とインド双方への乗り継ぎが便利だ。
 しかもデリーやムンバイといった大都会への発着のみならず、伝統的にケララ州から中東方面に向かう出稼ぎの人々が多いためもあってか、同州に直接乗り入れる国際便が少なくないことも特徴だ。
 豊かな産油国から訪れる人々の数も無視できないのだろうが、やはり観光目的による訪問客のマジョリティはやはり旅行好きな欧州の人々だろう。これから季節は冬へと向かうが、寒い北ではなく暖かいトロピカルな南での休日を楽しむことができる。
 居住国から同じフライト直に(利用するキャリアの本拠地での乗り換えを含む)往復できるところでは、いきおい同郷の短期旅行者が多くなる。日本からケララへ入るにはどこかでワンクッション置かなくてはならないのとは対照的だ。
 我々にとってのプーケット、バリ、ティオマンといった東南アジアの島々のごとく、インド以西からやってくる観光客たちにとって、ケララ州の海岸は身近な保養地ということになるのかもしれない。
Middle-East airlines gear up for busy days (MSN India)

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