「憧れの運転席に乗れる!」と、ちょっぴりコーフンしている。
カスタムメイドのミニカー(オモチャではない)を製作販売している富山県のタケオカ自動車工芸が、今年4月インドのオート三輪を発売するという。フロントで誇らしげに輝く「BAJAJ」のエンブレムがにくい!黄色のボディもまた本格的(?)である。ウェブサイトでは「オート三輪ピックアップタイプ」と紹介されている。
面白そうなので、同社に問い合わせをしてみた。運転席の後ろは、座席ではなく荷台になっているそうだ。インドの街中で清涼飲料水などを積んで走っている、あの手のものである。乗用車としてではなく、デリバリー用にデザインされているようだ。後ろを振り向いてしまうと少々興ざめするかもしれないが、前を向いて走っていれば、オートリクシャー運転手になった気分を味わえることだろう。
運転席左脇のレバーを勢いよく引いて、「バルルン!」とエンジンを始動してみたい。「ヒュルルル」というあの頼りないエンジン音とともに街を徘徊するのもいいじゃないか。車両はもちろんインド製だが、法規の関係上、オリジナルと多少違う点もあるらしい。ひょっとすると、「後部は座席で」という注文も受け付けてくれるだろうか?
さらに例の大きな金属製メーターが入手できれば完璧である。「FOR HIRE」という文字の書かれた赤い部分をガチャンと倒せば、ますますそれらしい(?)気分になれるはずだ。友人を乗せたら目的地まで思い切り遠回りしたくなることだろう。
ところでこの軽三輪、車両法上は「側車付き自動二輪」なので、車庫証明・車検・重量税は不要。予定価格は60〜70万円。
私はいつの日かヒンドゥスタン・モータースのアンバサダーを手に入れたいと願っていた。しかし、アンバサダーともなるとコストや手間ヒマが大変。エコノミーで高性能なクルマを全世界に送り出しているニッポンで、わざわざインド車を購入というのも現実的ではない。始終どこかが壊れそうで、メカ音痴の私には手に負えないかもしれない。
そこでこの黄色いオート。インドでの価格を考えるとやはり割高だが、なんとか手の届く範囲にある。都内に取扱店をオープンする予定があるというのも心強い。
まずは、もうじき出来上がるカタログを見て、じっくり検討してみようと思う。クルマどころかスクーターさえも持たない生活に不便を感じていない私が、よりによって「インド製オート三輪を購入」とはおかしな話ではあるが…。
「うわー欲しい!」とジタバタしてしまいました。アンバサダーに未練はないけど、日本でオートリキシャに乗れたら最高だなぁ…と思っていたもので。
メーターはガネーシャの形に装飾して、あとはパフパフいうクラクション、カーキー色のオートワーラー着、ハンドル前に神様祀って、後ろにはスターの絵を入れて…ああ、欲しい…。
はじめましてオトに乗ってます。
ちょっといじって、80キロほど出るようになりました。
かなり楽しいですよ。
「ジュータ」アルバムを拝見しました。
とてもいい色ですね。メカに強い方にはいじりがいのあるマシンなのではないかと想像しています。そういえばインドのそれもずいぶん工夫を凝らしたものが多いですしねぇ。
近ごろタイのトゥクトゥクの国内販売についても大いに気になっているところです。
http://www.geocities.jp/news0001jp/