カメラと一緒にいつでもどこでも

例によって『インドでどうだろうか』ということになるのだが、今回は超小型の三脚ならぬ四脚(?)を取り上げてみたい。イタリアの名門マンフロット社製の『MODOPOCKET 797』である。折りたたんだ状態では、正体不明の金属板だが、ここからプレート2枚を立ち上げると、四点で支えるコンパクトカメラ用のスタンドとなるわずか56グラムと軽量で、カメラの角度を水平、仰角、俯角の三通りで微調節できる。
最近のデジカメはずいぶん薄くて小さなものが増えているが、そのまま付けっぱなしでも気にならないだろう。イザというときに装着するのが面倒だったり、シャッターチャンスを逃したりすることもない。しかもこれを付けたままで、ちゃんとした三脚にもセットすることができるなど、使い勝手はまさに痒いところに手が届くといった具合だ。
購入後、早速愛機のシグマDP1に取り付けてみたが、なかなかいい感じだ。欲を言えばカメラと同じ黒塗装だったら更に良かったかもしれないが、今のところMODOPOCKET 790はシルバーのみ。なかなか良くできたアイデア商品なので、写真関係のブログなどでもけっこう話題になっているようだ。じきに日本のメーカーも似たような製品が出てくるのではないかと思う。
開脚した状態
畳むとこうなる
友人たちとの集合写真、自分自身を撮影、スローシャッターで撮りたいときなど、いろいろと役に立つ場面がありそうだ。重量500グラムまでのカメラを使用可能とのことで、見た目の頼りなさとは裏腹に、けっこうしっかりと支えてくれる。自宅を離れての旅行の際はもちろん、常日頃からお気に入りカメラと一緒に持ち歩きたい逸品である。

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