ただいまメンテナンス中です…

投稿者: ogata

  • 夕飯

    夕飯

    ムルッドは浜辺沿いに広がる小さな町。アラビア海に沈む夕日をしばらく眺めていると、いい具合に夕食の時間になった。近くのこじんまりした店に入ってみると、簡単ながらもおいしい食事が出てきた。油脂分が少なめで健康的な感じでもあった。

    食事を終えて店を出てしばらく歩くと、こんなお宅が目に入ってきた。

    軒下スペースに長椅子とか一人がけの椅子がいくつかあって、ここで家族やご近所さんがゆったりと会話するのだろう。

    実は画面左側には居間への扉があって、中が丸見えなので遠慮しておいた。3歳くらいの小さな女の子がお母さんと遊んでいたが、似たような顔をしたお母さんがもう1人いた。たぶんどちらかがお母さんでもうひとりがその姉妹なのだろう。

    タバコとパーンを売っていた小屋も時代が代わると様変わり。

    これではかなりキビしい。主力商品はそれらではなく、菓子、ジュース、石鹸、洗剤などに。大人ひとりがなんとか座れる規模の店では、とてもキラーナー(雑貨屋)には太刀打ちできないし、バリエーションや品数もかなわない。

    ムルッドでホテルなどが集まっている浜は夜になっても州内や隣接州から来た観光客が多いため、照明で煌々と照らされている。抜けていく潮風が心地よい。

  • 琉球空手道場

    琉球空手道場

    ムルッドの宿の近くに「琉球空手」の道場があり、子供から若者までがそこで習っている。なぜ空手でなくて琉球空手なのかわからないが、日本からマハーラーシュトラ州の田舎町ムルッドまで武道が伝わっているのはうれしい。

  • ムンバイに着いてムルッドへ

    ムンバイに着いてムルッドへ

    ムンバイに着いた。空港で軽くパンを食べてコラバまでタクシーで急行。ここのインド門から出る船に乗りたかったのだが、途中ダラビーのあたりの渋滞がひどかった。

    マンガロールを早朝に出たものの、インド門のところの埠頭に到着してわかったのは、利用できる船は14:15発であること。

    うまく行けば昼前の船に乗ることができるかと思ったが、預け荷物が空港で出てくるまで1時間、市内移動の渋滞もあるので、なかなか期待どおりにはいかないものだ。

    1時間ほどで対岸のマンダワーに当着。ときどき「ロンドンに来ているような気分になる」ムンバイの対岸なので、「ケンブリッジみたいな街」を想像していたが、まったくそんなことはなく、ただのインドの田舎町であった。船のチケット代金に含まれているアリーバーグ行きのバスに乗る。アリーバーグはこの地域の交通のハブらしく、そこそこの規模はあるようだ。

    マンダワーで下船
    船代に込みのバスに乗車

    降ろされたところから少し歩くとバススタンドがあり、本日の目的地のムルッド行きのバスがちょうど出るところ。バスの案内所の女性に乗るべきバスを尋ねると、「あれがそう、あーもう出ちゃうから走ってー!」などと言う。そう言われれば、頑張るしかない。夕方だし、これを逃すとどのくらい先になるかわからないので間に合って良かった。

    アリーバーグでバスを乗り換えてムルッドに移動。ようやく本日の目的地まであと1時間くらい。南インドも良かったが、マハーラーシュトラの田舎の緑豊かな眺めも素敵だ。

    アリーバーグでバスを乗り換えてムルッドへと向かう。

    文字がおなじみのデーヴァナーガリーとなった。地元の言葉マラーティーは知らないけど、広告や新聞記事など目にするものは字面を追えば何について書かれてあるのかだいたい把握できるのがありがたい。ケーララやカルナータカでは、まったくわからない丸文字がヒソヒソ話をしているようで、なにか落ち着かないものがあった。

    ほぼ海岸沿いの道路を行くのだが、バスの車窓からの眺めは1980年代のインドのような気がした。道路幅はバス1台分プラスアルファ、舗装は凸凹であちこち崩れたり穴が空いたりしていてバスはゆっくりゆっくりとそれらを越えていく。

    丘陵地が続き、細くて凸凹した道路を、バスは唸りを上げながら苦しげに上っては、下りでホッとしたような感じで惰性で走り、ときに出現する角度のきついカーブをうまくやり過ごして進んでいく。

    このあたりで陽はアラビア海へと傾き、広々とした豊かな砂浜に立つ人々のシルエットが影絵のように見える。

    ムンバイや半島外の郊外地域を構成するナウィー・ムンバイから距離的には近いのに、こんな素朴な田舎が「ロンドンの対岸から近く」にあったことに驚くとともに、マハーラーシュトラ州のこのエリアはまだ訪れたことがなかったので、「案外良さそう」と嬉しく思っている次第。

    今日は、飛行機、空港タクシー、船、バスふたつと、たくさん乗り物に乗った。今日はもう見学する時間はないけれども、ゆっくりとビールを愉しもうと思う。

  • LEGOのタージマハル

    LEGOのタージマハル

    マンガロール空港の売店でこれを見かけた。

    検索してみると、このようなものが出てきた。けっこう立派な値段が付いている。

    欲しくなるかどうかはさておき、LEGOには色々なものがあるなぁと感心する。

     

    タージマハル(LEGO)

     

  • モダンなマンガロール空港とCISF

    モダンなマンガロール空港とCISF

    近年のインドは今風な空港がとても増えたが、マンガロールの空港もこんなに立派だ。しかもここは国際空港でもあり、サウジアラビア、UAE、バーレーン等へのフライトが発着している。

    インドでは公共の主要施設(空港、海港、発電所、宇宙関連施設、原子力関連施設)等のセキュリティ維持のため働く専門集団がいる。私たちにとって馴染みがあるのは、空港のセキュリティ要員だろう。警官のような格好をした彼らだ。

    定期的に国内各地で異動を繰り返していく彼らだが、雇用は中央政府傘下の警察組織であるCISFで、人事もそこから発令される。他の中央政府関係の雇用の中でこうした現業職はあまり多くないであろうこと、当然待遇も大したことはないのかもしれないが、インド各地で転任できるなど、かなり人気の職場なのではないかと思う。

    職員の層は人口規模の大きな北インド出身者が多いようだ。ケーララ、カルナータカ、タミルナードゥなどの南インド地域にあっても、彼らの仕事場はヒンディー語環境にある。

    「オール・インディア」での業務。アンダマンに配置されたり、カシミールでの勤務を経験したり、アルナーチャルに転勤になったりと、得難い経験を積んでいる人たちも多いことだろう。

  • 大樹のたもとに宿る神性

    大樹のたもとに宿る神性

    大きな樹木のもとに人々は集い、やがて木の根本を基壇で囲い、祠も出来上がる。

    そうなる頃にはあたりでは市が立つようになり、さらに多くの人々の営みが繰り返されるようになる。

    面白いのは、そのすぐ脇にも大きな樹木があるのだが、こちらは基壇までは築かれたものの祠を持つには至らず、ごみ捨て場のようにすらなっている。

    樹木であっても、それぞれが持つ徳性のようなものには、持って生まれた器の大小があるように思われてならない。

  • 酒屋

    酒屋

    宿泊先の「ホテル・ガンガー・サーガル」にはホテルのグラウンド・フロアーのバーに併設された酒屋があったので、これを買ってみた。カルナータカ州産のブランデーとのこと。

    他に誰も客がおらず暇そうな時間帯だったので、いろいろ話を聞いてみると、ひとつ興味深いものがあった。ウイスキーのM’cdowellに「糖尿病患者用」というのがあるのだそうだ。いろいろもっとらしい話をしていたので「ホンマかいな?」と思って聞いていたが、その後ネットで調べてみると、さきほどの話とはかなりニュアンスが異なり、名前どおりダイエット使用のウイスキーらしい。それはそれで変な話だが。もともとウイスキキーはもともと糖質はほとんど含まないはず。アルコールのカロリーをオフにするには、度数を下げるのか?それだとウイスキーにならないし、仮に「低アルコールウイスキー」なるものであったとして、それで「濃いめの水割り」を作ったら、通常のウイスキーで普通の水割りで飲むのと変わらないのでは?

    ふと窓の外に目をやると、このあたりからゴアを含むコーンカン地方まで続くラテライトの大地。気泡がたくさん入ったラテライト質の岩石もよく建築に使われるなど、印象的だ。

    ラテライト質の赤い大地
    建材として使われるラテライト質の岩石
  • 「ガンガー・サーガル」というホテル

    「ガンガー・サーガル」というホテル

    ウドゥピで利用した宿近くの通りをマンガロール行きバスが通過するので、そこから拾ってマンガロールへ。1時間半程度、片側2車線の良い道路を進んでいく。マンガロールに入ると起伏の多い地形となった。バススタンドに行く手前で降りて本日予約してある空港近くのホテル「ガンガー・サーガル」行くためにタクシーを捕まえることにする。

    UBERにこれから向かう先を入れてみると、「1分で到着」とあるので、そのまま確定してみた。オートが近くまで来たはずなのにどこか遠くへ去っていく。

    再び近くまで来るも、やはりどこかへ遠ざかる。電話しても出ず、なぜ近くまで来たのに通り過ぎてどこかに行くのか?とメッセージ送っても返事はなし。

    やはりUBERアプリは料金の目安確認のみに使うべきだ。目の前に何台もオートがあるのだから、と反省。

    呼ぶと来るまで時間がかかったり、こちらの場所は運転手のアプリで表示されているはずなのにそれを診るのが面倒くさいのか電話をかけてきたり、電話ついでに表示されている料金を釣り上げようという者もある。

    まったくもって腹立たしい話だが、結局みんなそんな具合で、アプリでは550Rsと表示されていた運転手が800欲しいなどというので、幾度かやり取りした結果、最終的に650Rsになりまとまった。まったくひどいものである。

    「ホテル・ガンガー・サーガル」という名前なので、ワサワサした駅前にあるような、汗臭いランニング姿のオッサンが受付台で待ち構えているような宿を思い浮かべだが予想は大きく外れた。もちろん価格帯からしてランニングオヤジの宿と言うことは考えにくいのだが、入ってみるとキリッとしめスマートな受付の男性がいるスタイリッシュなホテルだった。

    やはりホテルのネーミングで「サンガム」「スク・サーガル」みたいな、昔々に巡礼的な目的も兼ねて家族やおじいちゃんおばあちゃんを連れて泊まっていたような宿の名前はダメだろうと思う。「名は体をあらわす」ってやつだ。

    予想に反して、とても快適な部屋である。

  • インド式

    インド式

    インド中華は完全にインドナイズされているため、「インド人が香港に旅行したら、どこにもちゃんとした中華料理がなくて困った!」なんてことがありそうだ。

    画像のヌードルスープのみならず、「中華」が独り歩きして、まったく独自のものになっているのが興味深い。

  • 素敵なお家

    素敵なお家

    ウドゥピは名刹を中心に広がる落ち着いた雰囲気の街であるためか、趣きのある家がけっこうある。

    通りから見てわかるのは玄関まわりの佇まいだけだが、それでもいい感じの家がとても多い。

  • ウドゥピの海岸風景

    ウドゥピの海岸風景

    ウドゥピの海岸地域の地形

    ウドゥピの地図を見ると、こんな長い砂州かがある。ケーララだけでなく、カルナータカの沿岸地域にもバックウォーターを形成している地域はけっこうあるのだが、これほど長い砂州の眺めはどうなっているのか?と思うと、やはりいてもたってもいられず、オートで出かける。

    街の側から渡れる橋は2箇所あり、北側のほうから越えたのだが、そのあたりは大きな漁港になったおり、無数に停泊している漁船の姿が壮観。

    砂州にはもちろん良質な砂のビーチが延々と連なっている。外海のほうはきれいな海水、バックウォーターとなっている部分はちょっと淀んだ感じ。

    外海
    バックウォーター

    福岡県の志賀島の海の中道みたいなロケーションなのですが、かなり背の高いヤシの木が視界を遮るため、道路を走る分には両側が水際の細長い砂州にいるという感じはあまりしない。ドローンでも持って行って上空から撮ると実に素敵な眺めが撮影できそうだ。

    砂州にはまばらに民家、商店、宿などが点在。北端から南端まで走ってみようかと思ってスタートしたものの、その後の景観はかわり映えしないので、適当なところで折り返してもらった。

    街に近いにも関わらず、人口密度は低くてビーチもきれいだし、とても魅力的。こういうところに点在する小さな宿に滞在してのんびり過ごしてみると良さそうだ。ウドゥピは実に好感が持てる。

  • デーラー・サッチャー・サウダーのグルー

    刑期20年で服役中のデーラー・サッチャー・サウダーのグルー、グルミート・ラーム・ラヒーム・スィンが「しょっちゅう仮釈放で出てきている」ということで問題に。

    スィク教系の教団だが、普通のスィク教徒たちからは異端視されている。殺人その他の罪で服役中だが、先代のグルーの誕生日、本人の病院受診その他で毎回ひと月程度の仮釈放を受けているようだし、ハリヤーナー州やパンジャーブ州の選挙戦のときにも出てきていたりするのは、政界との繋がりがゆえだろうか。

    豊富な資金力も背景にあるようだが、逮捕されて投獄されている今も失脚することなく、デーラー・サッチャー・サウダーの現役グルー。

    No more parole to Ram Rahim without permission: HC to Haryana govt (National Herald)