Namaste Bollywood #22

Namaste Bollywood #22
日本で唯一のボリウッド専門情報誌Namaste Bollywoodは、今年創刊4年目を迎えるとのことだが、このほど第22号が発刊された。
今回の巻頭を飾るのは、『ボリウッド名優特集』だ。イルファーン・カーン、ケー・ケー・メーナン他の俳優たちが取り上げられている。通常、メガヒットを記録するような作品で主演を張る役者たちではないとはいえ、ストーリー中で重要なカギを握る役柄で、演技派・実力派の彼らの存在あってこそ作品に磨きがかかる。
近年、映画で取り上げられるテーマの幅が広がりを見せていることもあり、彼らが主役での渋い作品も多く出てきている。記事内容について、あまりいろいろ書いてしまうとネタバレになってしまうので、あとは実際に誌面をご覧いただきたい。
3 idiots, Rocket Singh, Paa, Pyaar Impossible, Chance Pe Danceといった昨年終わりから今年初めにかけての新作情報、今号のBollywood Filmy Pedigreeは、アパルナー・セーンとコンコナー・セーン・シャルマー母子とその周辺についての紹介、デーヴ・ベネガル監督へのインタヴュー等々、盛り沢山だ。
書籍の紹介で、ちょっと気になるタイトルが挙げられている。日本では、書肆なゆた屋が取り扱っているHindi Cinemaという本である。オックスフォード大学出版から出ているだけあり、ただの映画関係読み物ではないようだ。インド国内の他のジャンルの映画への影響、映画とアングラマネーとの繋がりといった周辺事情、はてまたヒンディー語映画の海外市場についてついても論じられているとのことだ。個々の作品のみならず、映画界そのものの事情について関心を抱く人にとっては必読の書かもしれない。
さて、今年もまたボリウッド映画ファンの私たちにとって、多くの素敵な作品に恵まれた1年でありますように!
※ダーラーヴィー?以降は、後日掲載します。

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