やっとおととい5月4日から酒屋が開いたデリーで大行列だったらしいが、デリー首都圏においては、なんと昨日5月5日からは小売価格に対して70%という高い高い「Corona fees」がかかるとのこと。呑兵衛にはたまらないが、行列に並ぶ人が減って、感染防止には有効かもしれない。
Delhi Govt to Impose 70% ‘Special Corona Fee’ on Liquor from Today to Boost Revenue (news18.com)
やっとおととい5月4日から酒屋が開いたデリーで大行列だったらしいが、デリー首都圏においては、なんと昨日5月5日からは小売価格に対して70%という高い高い「Corona fees」がかかるとのこと。呑兵衛にはたまらないが、行列に並ぶ人が減って、感染防止には有効かもしれない。
Delhi Govt to Impose 70% ‘Special Corona Fee’ on Liquor from Today to Boost Revenue (news18.com)


4月29日にはイルファーン・カーンが亡くなり、とても残念だったが、その翌日4月30日にはリシ・カプールが亡くなり、打ちひしがれた一週間だった。
ラージ・カプールの息子にしてランビール・カプールの父親。数々の大作に出演し、近年は脇役での出演が主になっていたが、個人的には老いてからのリシ・カプールのほうが好きだった。役者一家のカプール家の中で、父親ラージ・カプールは別格としても、もっともカプールらしいカプールのひとりだったように思う。
素敵な役者さんだった。
ご冥福をお祈りします。
葬儀も気の毒なことに、ロックダウンのため参列できる人は少なく、ごく近い親族でもはせ参じることができない人もいたことだ。あれほどの大物スターの最期がこんな寂しいものとなるとは想像もできなかったことだ。
Bollywood loses another veteran star: Rishi Kapoor passes away at 67 (stuff.co.nz)
デリーのダリヤガンジの目当ての本屋に行くとき、手始めにケンブリッジ大学出版会のショールーム、それから他の出版社のショールームに行くことが多い。
とりあえずケンブリッジの所在地の目印として、「ダリヤガンジのサンジーワン・ホスピタルまで」とオートワーラーに告げる(誰でも知ってるから)のだが、小さい子連れだと走り出してから振り向いて「お子さん具合悪いの?」「何の診察受けるの?」などと尋ねてくることがけっこうある。
「実はそのすぐ脇にある書店に用事があってな・・・」と告げずに、「あぁ・・・」なんてテキトーに放置しておくと、ときどき振り向いて、子供の様子を気にしてくれたり、降りるときに「さあ、ここだよ。すぐ良くなるさ。お大事に」みたいなことを言ってくれる運転手はけっこういる。
他にも、やはりランドマークとして病院名を告げてオートに乗ったとき、ちょうど運転手が勤務終えて帰宅する途中だったのかもしれないし、目的地が近距離であったからかもしれないが、いくらと決めて乗ったのだが到着したら「お代は要りません。坊っちゃんお大事になさってください」と告げて、立ち去る爽やかな若者運転手に遭遇したこともある。
息子は血色悪いほうではないが、見るからに具合悪そうに見えたのだろうか。顔色も顔立ちも違う異民族なので、インド人には「子連れで病院へ行く。だから子供は具合が悪い」という状況判断しかないのかもしれない。
あんまり良い印象のないデリーのオートワーラーたちだが、やはり人の子なので人情味のある人は決して少なくない。
インドもなかなか良い国ではないか!
※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。
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インド在住ゾロアスター教徒に関するドキュメンタリー作品。人口面では微々たるマイノリティーだが、存在感は高い。
地域社会で「外国人」のようなかけ離れたイメージはあるものの、本来は閉鎖的な集団でありながらも、愛国的な人たちとして尊重される。資本家や富裕層が多いものの、清廉なイメージで語られ、地域や社会経の貢献度の高さから搾取のイメージすらないどころか、彼らに対する批判的な声すら耳にすることはない。
文化芸術方面での活躍で知られる人たちも多く(指揮者のズービン・メヘター、ファルーク・バルサラーことクイーンのフレディー・マーキュリー、俳優ボーマン・イラーニー等々)、クリエイティブな印象で語られることも多い。人口規模に対する存在感に社会から寄せられる好感度を加えると、たぶん世界最強のマイノリティーのひとつ。
タイトルが「キッサー・エー・パールスィー」と、ペルシャ語的な表現となっているのは、もちろん題材のパールスィーの故地に因んでのこと。
こうしたペルシャ風の言い回しがごく普通にあるのは、ヒンディー/ウルドゥー(及びインドの諸語)のリッチな部分的のひとつ。日常的に使用される語の中に、同じものを指す言葉に土着の語彙に加えて、サンスクリット/パーリー由来、ペルシャ語、アラビア語起源などのものが重層的に連なる。
語彙の豊富さは、やはり出自の異なる多くの人々が古来より往来してきたインド亜大陸らしさ、ということになるのだろう。


コールカーターから日帰りでアチプルへ。とりあえず地下鉄でエスプラネードに出る。
アチプルには、18世紀にフーグリー河岸に上陸した最初の中国からの移民とされる人物を祀った寺と彼の墓があり、コールカーター華人の始祖として、当地の華人コミュニティ全体から崇められている。いつか訪れようと思いつつも果たせないでいた。
エスプラネードバススタンドから77番のバスで出発し、チャリヤル(Charial)で下車する。このエリアはマーケットになっており、橋の手前くらいで下してもらう。カルカッタ市内から30km。その割には市内の交通渋滞に加えて、ほぼ100mごとに乗客の乗り降りがある路線(笑)であるため、下車すべきチャリヤールまでは2時間半くらいかかった。


バスは橋を渡ったところで左折して違う方角に行ってしまうのだが、アチプルへは直進しないといけない。商業地なのでオートリクシャーは見つかる。ただトン・アチューのお寺と墓は離れているし、帰りのオートはアチプルからは見つからないと思うので、見物中の待ち時間を含めた往復で依頼すると良い。
さて、アチプルの寺に祀られている最初の中国移民トン・アチュー(Tong Atchew)だが、姓の「トン」とは、「塘」のことらしい。現在の福建か広東から来たものと思われる。









中印紛争の勃発までは大いに栄えていたカルカッタの華人コミュニティの人たち。彼らから大変な尊敬を集めている人物だ。裸一貫で渡ってきて、財を成した先駆けだが、もしかすると彼よりも先に渡ってきながらも、病などで倒れた人、成功を収めることができず、下働きのまま生涯を終えた人もいたかもしれないと、私は想像している。
それはともかく、このTong Atchewの寺には、毎年旧正月にはカルカッタの華人コミュニティの人たちがここに集まり、お供えをしたり祈祷したりといった供養をするのである。
ベンガル語で、この寺がある地域を「チーナー・マンタラー」と呼んでいる。「中国寺院」の意味だ。ここからさらに進んだ先には、Tong Atchewの墓がある。そのあたりが、かつて彼が始めてインドに上陸した地点ということになっているらしい。通常はゲートにロックがかかっているため、塀をよじ登って越えた中の敷地にある。どうやら旧正月にコールカーター華人たちが参拝するとき以外は開かないらしく、利用したオートのオートの運転手がこのあたりの事情について詳しい人で良かったと思った。




この運転手は、こうしたカルカッタ華人が旧正月に参拝する際に乗せて行ったり来たりした経験が多いようで、華人たちから聞きかじった話を受け売りでいろいろ話してくれる。私のことも当然、華人と思っていて、「どこから来たのか?」と尋ねてくる。
「いや華人ではないのだ」と言うと、「アンタどこの人だ。なんでここに関心あるんだ?」と聞かれて面倒くさいのは目に見えているので、「シローン(メガーラヤ州都。実際に華人たちが在住している)だよ」と返事をしておく。旅行中、インド人から地元の興味深い話を聞くのは楽しいが、逆にこちらが「どこから来た?」「何の仕事している?」「結婚してるか?」などから始まる月並みな質問を浴びせられて返事するのはくたびれる。
カルカッタ近郊とはいえ、途中に大きな発電所がある以外は、農村地帯(要は昔から住んでいる人たちのエリア)であるため、コスモポリタンのカルカッタがすぐ近くにあるとは思えないルーラルな、のどかなベンガルの眺めを満喫することができる。人々の家の造りも田舎のベンガルそのままである。
※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。


インドの路上を走るクルマの性能は大変良くなった。
でも市内移動は、30年前のほうが今とは比較にならないほどスムースで迅速だったというパラドックス。
渋滞ひどいカルカッタでの写真だが、インドの大都市はどこもこんな状況。
※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。


廃墟に見えても実は中では人々が忙しく働いていたりするのがインドのエラいところ。屋根に木が生えてしまっているオンボロビルは、今も当然現役だ。さすがに手前の雑草に侵食された建物は、すでに使われていないようだが。
※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。


建物内のカッコいい内装をプロデュースする、いまどきの業者さんのショールームなのだが、キレイにリストアした人力車が展示してあった。
カルカッタで人力車はカルカッタでまだとはいえ、すでに都会の人たちがノスタルジックに想起する風物になっているのだろうか?
今でも人力車が走っているのは都心というか、昔からあるタウンシップ。そこから離れた新興住宅地やポッシュなエリアには出入りしていないので、ほぼ追憶の中に存在するものといって差し支えないのかもしれない。
※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。


サダルストリートで、一時期ネットでも話題になった「ラージ」を名乗る男以外にも、同じようなことをしている詐欺師たちが複数いるのだという。被害にあった日本人についても、ネットその他でいろいろ情報を目にしたことがある。
犯人たちは、いずれもこの界隈に住んでいる者たちらしい。田舎からの出稼ぎの人たちの子としてこのあたりで育った者たちとのこと。経済的に苦しくても、普通はちゃんとまっとうな人間になるのだが、中にはグレてそうなってしまう者たちがいる。
そんな彼らの写真を目にする機会があったのだが、その中にひとりに、ついさきほど見かけた顔があった。パークストリートから戻ってくるときに話しかけてきた男で、すぐに離れていったのだが。
こういう奴らは、普通にそのあたりを徘徊していて、外国人にちょっと声をかけたりしてみて探りを入れているらしい。よって声をかけられただけの者にとっては、その辺にいるホテルや両替の客引きと同じで空気のようなものなので、記憶にほとんど残らない。
よって、そういう奴がいたら「インド初めてきました!」「タージマハル行きます。楽しみです!」「お茶に誘ってくれてありがとう!」などと答えておいて、そいつと一緒にセルフィー撮影しておき、あとで「こいつがその悪い奴だ」と、SNSで拡散してやればいいのだろうが、肝心の「詐欺師たち」が誰なのかはわからない。

※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

部屋のエアコンの効きが素晴らしいのはたいへん良いのだが、しばらくすると凄まじく寒くなってきてオフにする。
するとだんだんちょうど良くなってきて眠りに落ちるが、やがて室温が上がってきて今度は暑くてエアコンのスイッチをオンにする。
エアコン機器が壁に貼りついているものではなく、天井裏にビルトイン方式。温度調節無しで、壁の電源スイッチをオンにするか、オフにするかの二者択一とは、潔すぎるものがある。

※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。
パンデミック下の世界に対してインドが大きな貢献をすることになるかもしれない。
いわゆる「クロロキン」として知られているマラリアの治療・予防薬が、新型コロナウイルス感染症の治療にも応用できるかもしれないからだ。
なぜそこで「インドが」であるのかと言えば、毎年1,500万人もの人々が罹患する「マラリア大国」であるのだが、同時に世界有数の工業国でもあるインドは製薬の分野でも大きな存在感がある。おそらくクロロキンの生産、備蓄ともに世界一である。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症蔓延に伴い、自国消費が急拡大することが予想されるため、この薬品の輸出を一時的に禁止していた。
そのため今月初めにアメリカのトランプ大統領がイントにクロロキンを大量に提供するようにと、半ば脅しも含めた依頼をしており、これに対してインドはアメリカに貸しを作る形で了承している。
すると当然ながら他国からも同様のリクエストが相次ぐわけで、突如としてインドの「クロロキン外交」が始まったと言える。インドはこれまでの方針から方向転換して、国外へのクロロキン輸出を許可することを明らかにしている。国内の製材各社に対して、インド政府は大増産の発注をしている。
果たして、本当にクロロキンが新型コロナウイルス感染症治療に対して顕著な効果を示すことができるのかはまた未知数だが、既存の医薬品が高い効果を示し、まさに「インドが世界を救う」ことを期待したい。
Hydroxychloroquine: India agrees to release drug after Trump retaliation threat (BBC NEWS)
Why the world is hungry for a coronavirus drug made in India (DW)
India ready to help its friends in crisis: Modi (the pioneer)


地下鉄エスプラネード駅で下車。エスプラネード・バススタンドのベンガル北部方面行きブロックで、ブータン行きのバスを見かけた。
午後7時出発で、ティンプー到着は翌日午後4時とのことだ。車内にいたのは、ブータンに本社があるバス会社のインド現地スタッフ。インド人はよく平気で外国人に収入を尋ねるが、ブータンの会社からインド人社員にいくらくらい出ているのか興味があり、「いくらもらっとるん?」と聞きたくなったが、私にはそういう質問はやっぱりできない。
さて、このブータン行きのバスだが、乗車賃は、オーディナリー705Rs、デラックス1,070Rで、月曜日〜土曜日まで毎日1便ずつ出ているそうだ。

ブータン入国に際してヴィザが不要で、パッケージツアーに入るすら不要なインド人たちにとって、ネパール同様に安価で国内旅行気分のお気楽な旅行先だ。
欲しいのはインド旅券・・・。

※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。