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カテゴリー: economy

  • インド側にあるベンガルはありがたい

    インド側にあるベンガルはありがたい

    街の中にいくつもあるタラーブのひとつ

    町を散歩すると住宅地内でこんなタラーブの風景が無数にあり、のどかで良い。もっとも、これだから蚊がものすごく多いのだが。

    ベンガルの田舎町を訪問すると、目に入ってくる看板等の文字はすべてベンガル語で、特にムスリム地区だと視覚的にバングラデシュに来たような気がすることもある。

    文字はベンガル文字ばかり
    文字はベンガル文字ばかり

    でも国境の向こう側なようなアウェイ感がないのは、インドでおなじみのブランドや商品の広告に満ちていることと、ヒンディー語がちゃんと通じるからだろう。

    やはりインド側にあるベンガルというのはありがたい。

    お馴染みの商品
    お馴染みの商品
    お馴染みの店

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • eリクシャーの普及ぶり

    eリクシャーの普及ぶり

    近年のインドにおけるeリクシャーの進出ぶりは凄まじい。地域差もあるが西ベンガルの田舎町でも沢山走り回っており、カルナーでもオートリクシャーの大半はすでにこれに置き換わっていると言っても良い。これを電気自動車の一種と捉えるならば、インドはその普及の先端を行く国のひとつと言えるだろう。

    都市部では環境問題に対応するため、タクシーやオートリクシャーのエンジンがガソリンからCNGを燃料とするものに変更されて久しい。その中にこうした電気式のリクシャーが参入していく形となったが、田舎ではガソリンからCNGのものへという変化を経験することなく、いきなりeリクシャーが導入されるというドラスティックな展開となっている。

    さて、このeリクシャーだが、夜間に充電しておき、昼間の時間帯に80kmくらいできるようだ。昔と違って個燃料代不要で良いではないかと思いきや、運転手曰くオーナーから充電代金名目で取られるのであまり変わらないとのこと。

    それはともかく、乗り心地は良好だし、地をスルスルと滑るように進む感覚も良い。気持ちよく運転できそうだ。

    カルナーで、eリクシャーを含めたオートリクシャーはシェアベースで走行しており、一人で乗っても満員でも10Rs。よほど遠くまで行くと20Rsになるが、とりわけ他の乗客がいないとお得感が高い。ただし、夕方遅い時間になり、運転手にとって他の乗客の利用がまったく望めない時間帯、場所でもその料金で利用できるかといえば、もちろん運転手次第ということになるのだろう。

    ※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • OYOのホテル

    OYOのホテル

    共通のアメニティー

    ベッドカバーも共通デザイン

    フランチャイズ方式で加盟ホテルを増やしているOYO。各ホテルでは客室にこのようなアメニティーが置いてある。またOYOウェブサイトに自分のホテルが地域ごとに掲載されるなど、集客のための仕掛けが用意されている。フロントでスタッフが操作するタブレットも共通仕様だ。その他いろいろ加入するホテルがOYOに購入させされるものはあったり、スタッフの研修などもOYOが実施しており、円滑で合理的な運営と集客を目指すようになっているが、各ホテルの了解もなく、突然「キャンペーン」とか言って、びっくりするほど安い料金で勝手に予約を取っていたりする。

    そんなわけて、訪れた客とホテル側にとで、「オレはこの料金で予約した」「いやこちらは了解していない」とモメたり、ひどいのになると一度お客にキャンセルさせて、最初の料金からの交渉に持ち込もうとするなど、いろいろあるようだ。カルナーで私が遭遇したのもこのケースである。とにかくお客からもホテルのオーナーからも、大変評判のよくない会社である。

    もともと、OYOが勧誘するようなホテル、これに応じて加盟しようとする宿泊施設は、運営は良くなく、経営状態も好ましくない宿泊施設が多い点にも注意する必要があるだろう。

    ”詐欺的”と指摘のインド・OYOホテル問題が宿泊業界に投げかけた課題【永山久徳の宿泊業界インサイダー】(TRAICY)

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • OYOを脱退したホテル

    インドその他の国々で急成長しているOYOにはまったく好感を持てないのは、どうしようもなくて、経営がたちゆかないような宿泊施設が頼る先であるからだ。これまで各地で幾度か利用してみたことはあるが、いずれもロクなものではなかった。

    それでもOYOアプリを入れてみた。検索してみると、加盟しているホテルがインドのみならず日本その他、OYOが進出した国で出てくるため、OYOの増殖ぶりがわかるのは興味深い。日本では不調が伝えられてはいるものの。

    アプリを入れると使ってみたくなる。列車でヒマだとなおさらのこと、やってみたくなる。

    列車を降りる駅近くの宿を探してみるといくつか出てきた。表示される住所から駅は近くであることは間違いないようだが、なぜかGoogleマップで検索すると「クルマで1時間」と出るホテルもある。なんと雑な造りだろうか?

    AC部屋2泊で入れてみると、1290Rsと出る。エアコン付きで1泊645Rsとは安い。ウェブで支払うとさらに50Rs安くなるとか、朝食が無料で付くなどとも表示されるのだが、OYOにクレジットカードを情報入れたくないのでやめておく。実はこの判断が正しかったことは後になってわかった。

    カルナーの鉄道駅はアンビカ・カルナー(Ambika Kalna)駅という名前になっている。ここからリクシャーでホテルに着いたが、赤いOYOのマークがない。もしかしたら似た名前の別の宿かもしれない。とりあえず入ってマネージャーに「OYOで予約したんだけど」と告げると浮かない顔をしている。

    「実はOYOとトラブルがあって、加盟を取り消そうとしているところなのです。」

    なんでも、宿泊料金の2割をOYOに持っていかれるとかで、しかも自分たちが合意していない料金でOYOのウェブサイトに出てしまうのだとも。

    「申し訳ないのですが予約をキャンセルしてください。まだ支払いしていなければ今日の今日でもキャンセル料金取られないはずですから。」

    マネージャーは続ける。

    「それで、これから申し上げる料金を提示させてもらいますが、それに同意できなければ他のホテルに行って下さって構いません。こちらとOYOとのトラブルで迷惑かけて申し訳ないです。」

    「お客さんの予約は2泊1290Rsで出ていたんですよね。でも考えてみてください。AC付きで1泊645Rs、OYOに2割引かれて516Rsというのは、おかしくないでしょうか?」

    そんなことを私に言われても知ったことではないのだが、すくなくとも宿側が想定していなかった都合の悪さがOYOとの間に起きたことはわかった。

    駅からここまでに他の宿は見かけた記憶はなかったし、すでに夜で他を探すのは面倒なので本日1泊はすることにしたが、やはりOYOはいろいろ問題がありそうだ。加盟してまだ日が浅いのにやめたというのは、しばしば聞く話だし、実際に「今すぐにでもやめたい」という話を直接聞くことになった。

    まだ脱退できていないので、OYOで予約したと来る人がいたら、いつもこうして事情を伝えてキャンセルしてもらっているというが、もし前払いしてしまった人がいたらどうするのだろう?宿の人も無責任だが、こんなことをしている宿を今でも加盟ホテルとしてウェブ予約を受け付けて、さらなる割引をエサに前払いを勧誘していたりするOYOにも大いに問題がある。

    そんなことも、アプリを入れてためしてみないと知りえなかったことで、OYO問題について、インド雑学研究の視点からのアプローチをするきっかけとなったのは良かったかもしれない。

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • パラドックス

    パラドックス

    インドの路上を走るクルマの性能は大変良くなった。
    でも市内移動は、30年前のほうが今とは比較にならないほどスムースで迅速だったというパラドックス。
    渋滞ひどいカルカッタでの写真だが、インドの大都市はどこもこんな状況。

    ※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • 廃墟に見えても

    廃墟に見えても

    廃墟に見えても実は中では人々が忙しく働いていたりするのがインドのエラいところ。屋根に木が生えてしまっているオンボロビルは、今も当然現役だ。さすがに手前の雑草に侵食された建物は、すでに使われていないようだが。

    ※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

     

  • ノルタルジーの人力車

    ノルタルジーの人力車

    建物内のカッコいい内装をプロデュースする、いまどきの業者さんのショールームなのだが、キレイにリストアした人力車が展示してあった。

    カルカッタで人力車はカルカッタでまだとはいえ、すでに都会の人たちがノスタルジックに想起する風物になっているのだろうか?

    今でも人力車が走っているのは都心というか、昔からあるタウンシップ。そこから離れた新興住宅地やポッシュなエリアには出入りしていないので、ほぼ追憶の中に存在するものといって差し支えないのかもしれない。

    ※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • コロナ禍の世界をインドが救うか

    パンデミック下の世界に対してインドが大きな貢献をすることになるかもしれない。

    いわゆる「クロロキン」として知られているマラリアの治療・予防薬が、新型コロナウイルス感染症の治療にも応用できるかもしれないからだ。

    なぜそこで「インドが」であるのかと言えば、毎年1,500万人もの人々が罹患する「マラリア大国」であるのだが、同時に世界有数の工業国でもあるインドは製薬の分野でも大きな存在感がある。おそらくクロロキンの生産、備蓄ともに世界一である。

    しかしながら、新型コロナウイルス感染症蔓延に伴い、自国消費が急拡大することが予想されるため、この薬品の輸出を一時的に禁止していた。

    そのため今月初めにアメリカのトランプ大統領がイントにクロロキンを大量に提供するようにと、半ば脅しも含めた依頼をしており、これに対してインドはアメリカに貸しを作る形で了承している。

    すると当然ながら他国からも同様のリクエストが相次ぐわけで、突如としてインドの「クロロキン外交」が始まったと言える。インドはこれまでの方針から方向転換して、国外へのクロロキン輸出を許可することを明らかにしている。国内の製材各社に対して、インド政府は大増産の発注をしている。

    果たして、本当にクロロキンが新型コロナウイルス感染症治療に対して顕著な効果を示すことができるのかはまた未知数だが、既存の医薬品が高い効果を示し、まさに「インドが世界を救う」ことを期待したい。

    Hydroxychloroquine: India agrees to release drug after Trump retaliation threat (BBC NEWS)

    Why the world is hungry for a coronavirus drug made in India (DW)

    India ready to help its friends in crisis: Modi (the pioneer)

  • ブータン行きのバス

    ブータン行きのバス

    ブータン行きのバス。車両はインドのアショーク・レイランド社製造

    地下鉄エスプラネード駅で下車。エスプラネード・バススタンドのベンガル北部方面行きブロックで、ブータン行きのバスを見かけた。

    午後7時出発で、ティンプー到着は翌日午後4時とのことだ。車内にいたのは、ブータンに本社があるバス会社のインド現地スタッフ。インド人はよく平気で外国人に収入を尋ねるが、ブータンの会社からインド人社員にいくらくらい出ているのか興味があり、「いくらもらっとるん?」と聞きたくなったが、私にはそういう質問はやっぱりできない。

    さて、このブータン行きのバスだが、乗車賃は、オーディナリー705Rs、デラックス1,070Rで、月曜日〜土曜日まで毎日1便ずつ出ているそうだ。

    ブータンのバス会社のインド現地スタッフ

    ブータン入国に際してヴィザが不要で、パッケージツアーに入るすら不要なインド人たちにとって、ネパール同様に安価で国内旅行気分のお気楽な旅行先だ。

    欲しいのはインド旅券・・・。

    ※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • 中華食材店「寶昌」

    中華食材店「寶昌」

    コールカーターの旧チャイナタウンにある寶昌(ポウチョン)は最近とても勢いが良い。

    客家華人が経営する老舗の中華食材屋だが、近年息子、娘世代が経営に携わるようになってからというもの、店舗は増えたし、点心類を食べさせる店は出すし、ドラゴンボートレースも企画と、たいへん頑張っている。当然、雇っているインド人スタッフの数も増えたようだ。コールカーター東郊外のテングラー地区では工場も操業している。

    店を切り盛りする若世代のひとり、Jさんはカナダの大学を出てから家業に加わった。まだ20代半ばくらいの若い女性だが、見るからに才気煥発といった感じである。

    彼女は、シンガポールのNGOに参画させてのチャイナタウン復興のプロジェクトにも関わっており、このところ少しずつ旧中華街が中華街らしい彩りを取り戻しつつある。

    ゴミの山に埋もれていた、伝説の「南京大飯店」の建物がようやく見られるようになった(修復を施し中華寺院として再オープンした)のも良いことだ。

    Jさんの顔を見ようとオフィスを訪ねが、あいにく不在。前もって連絡しておくべきであった。

    それにしても人口流出が続くカルカッタ華人コミュニティの中で、昇竜の勢いで成長していくポウチョンとそれを取り仕切る若世代は実に頼もしい。

    「寶昌(ポウチョン)」本店

     

    「寶昌(ポウチョン)」本店
    「寶昌(ポウチョン)」が経営する醤油工場の倉庫
    「寶昌(ポウチョン)」の若衆が切り盛りする新店舗は、本店と目と鼻の先にある。

  • REAL & FAKE “HERITAGE” HOTELS 2

    REAL & FAKE “HERITAGE” HOTELS 2

    【グレート・イースタン・ホテル】

    カルカッタに現存する「ヘリテージ・ホテル」として大変有名なもののひとつに、1840年にオープンしたグレート・イースタン。ホテルがある。開館当時は欧州人専用の高級ホテルであり、シンガポールのラッフルズ、ラングーンのストランド、サイゴンのマジェスティックと同じような立ち位置であった。若き日のエリザベス女王が独立まもないインドを訪問した際にレセプションが開かれたことでも知られている。

    グレート・イースタン・ホテルのファサード部分は現在も工事中。本来はここが正面入口。
    BBDバーグに面した側はまだ工事が続いている。

    1970年代には、グレート・イースタンは州政府に接収され、州政府関係企業のマネジメント下に置かれた。それに先立ち、銀行などの多くが国有化されたことに代表される社会主義路線を邁進していた(当時はそれがトレンドだった)当時のインドだが、この時期の西ベンガルでは共産主義への期待が高まり、共産党政権が成立して2011年まで途切れることなく継続した。

    そんなグレート・イースタンだが2005年に閉鎖されるまでは、なんと1,500〜1,800Rs程度で宿泊できるロワーミドルレンジ(当時の物価)の宿に成り下がっていた。先述のエリザベス女王のレセプション以外にも、国賓(ニキタ・フルシチョフ他)が宿泊したことで知られる高級ホテルが、そこまで落ちぶれながらも運営が継続的していたという例を私は他に知らない。グレート・イースタンはBBDバーグにあり、閉館前にお茶を飲みに訪れたことがある。見事な建物とその堕落ぶり、スタッフの着ている制服も汚れてヨレヨレなことに、没落貴族的なムードを感じた。

    2005年に閉館というのは、ホテルを所有していた州政府企業はかなり前から売却を画策していたものの、なかなか買い手がつかなかったことに加えて、労働組合との争議(新聞のウェブサイトでこの関係の記事を幾度か目にした)もあり難航していたのが、このときようやく決着したことによる。

    買収したラリットグループは、全館大改修を実施し、再びオープンしたのは2013年。
    表通りに面したファサードの部分は今なお工事中だが、営業している背後の部分を見ると、改修というより、新築したと言ったほうが適切なようだ。

    左側は工事中部分、右側は新築された部分。
    この部分は新築であり、グレート・イースタン・ホテルのレガシーを継承しているわけではない。

    ヘリテージ・ホテルとは、オリジナルの姿が大切に保存されていてこそのもの。「同じ場所にあり同じ名前で運営している」だけで、そう名乗るのはおこがましい。莫大な資本を投下しても本当の伝統は買えない。グレート・イースタン・ホテルは地上から永遠に姿を消し、今そこにあるのは「グレート・イースタン」を名乗る豪華な「別モノ」だ。私はこれをヘリテージ・ホテルとは呼びたくない。

  • デリー空港で「女性専用タクシー」が利用可能に

    デリー空港で「女性専用タクシー」が利用可能に

    デリーの空港からタクシーを利用すると、いつもといっても良いほど、態度や感じの悪い運転手が多い。それだからといって、何か問題が起きたことはないが、とりわけ夜の時間帯に女性がひとりで利用することに不安を覚えるのは無理もないだろう。実際、空港からのタクシーで乱暴されたり、最悪の場合、殺害されたりというような事件もあった。

    今年1月10日からWOMEN WITH WHEELSというサービスが始まったとのとこと。SAKHA CONSULTING WINGSAZAD FOUNDATIONによる取り組みだ。

    現在までのところデリー、ジャイプル、コールカーター、インドールで操業しており、4時間あるいは8時間という単位でチャーターしての利用もできるようだ。
    利用された方があれば、ぜひ感想をお聞きしたいと思う。ちなみに私は男性なので、この「女性専用サービス」は女性同伴でないと利用できないため、なかなか縁がない。

    ‘Women With Wheels’ Cab Service Operated By Women For Women Has Started At Delhi’s IGI Airport (Youtube)

    Delhi airport has an all-women cab service now (The Indian EXPRESS)