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カテゴリー: society

  • Kanker Palace Heritage

    Kanker Palace Heritage

    宮殿敷地入口を警備する兵士の詰め所だったらしい。
    木立の奥に宮殿がある。
    規模は大きくないが見栄えのするアプローチを持っている。

    旧カンケールの藩王国の宮殿に出掛けてみた。現在はホテルに転用しており1泊16000Rs。
    (3食付き)という高い料金が提示されている。敷地内で別棟となっているKP Cottagesは1泊3900Rs。(食事なし)
    王家の現在の当主はジャイさん。ここ以外にもジャグダルプル等に宿泊施設を持つツアーオペレーターであり、なかなか忙しいらしい。宿泊客は欧州からのグループによる利用が大半であるとのこと。
    王家転じて実業家というのは、けっこうよくあるパターン。旧王家の人々は16000Rsの部屋がある館で今も暮らしている。。

    いかにも昔の王家といった趣味

    手前は現在の王家の「当主」

    「宮殿」に期待されるようなムードは持っている。

    敷地内別棟の「K.P. Cottages」

    Kanker Palace Heritage

    KP Cottages

  • 持続性のある公衆トイレ

    持続性のある公衆トイレ

    デリーに本部を置く「Sulabh international」というトイレ普及を推進するNGOがあるが、BJP政権のスワッチ・バーラト(クリーン・インディア)キャンペーンとの相性が良く、全国各地に公衆トイレをどんどん増やしている。
    行政機関が作るそれらと違うのは、建ててからの保守もしっかり続けていること、その業務に従事する人たちの待遇改善にもきちんと配慮していることなどがある。
    持続性のある公衆トイレ。これがインドではなかなか難しいのに、よくやっている。そのSulabhのトイレがカーンケールのバススタンド裏手にあるのを見て驚いた。
    こんな小さな町でも活動しているとは。
    ただ、懸念されるのは政権が代わった場合でもこの政策が引き続き実施されるのか、それともすっかり無かったものとされてしまうのかというところだ。

  • カーンケールのオートワーリー

    カーンケールのオートワーリー

    田舎町なのにオートワーリー(女性のオートドライバー)がいた。呼び止めてちょっと話を聞いてみることにした。
    女性運転手による女性客のためのオートとのことだ。まだ数は多くないが、仲間たちはみんな頑張っているとのこと。この人は運転手になって7ヶ月経つそうだ。
    政府が音頭取ってのプロジェクトとのことだが、これは良い試みだ。
    それでは、気をつけて運転してください!

  • ドンデン返し

    カンケールの宿の上階に入っている映画館で「ZERO」の入場時間を待っていた。
    係員が来て、ごくわずかしかいないお客たちに告げる。
    「え〜、本日の『ZERO』の上映は中止となりました。」

    それで踵を返して去ろうとするので、お客たちが詰め寄る。
    「で、どうするんだ?」
    係員は涼しい顔で告げる。
    「お客さん少ないもので。SIMMBAに振り替えてもいいですが、どうします?」

    そんなわけで、すでにSIMMBAを観た人は払い戻しを受け取り、私は仕方なくSIMMBAを観ることに。
    ポリスもののアクション映画。ちょっと気が進まなかったが、観た結果、やはりどうもなぁ・・・という感じだった。
    ストーリーが終わると、すぐにバタバタと席を立って帰途につく潔さはインドどこでもそうだが、制作クレジットが流れる前のところで、上映をブチっと切って終わらせてしまう粗忽さには笑ってしまう。

    それはともかく、時間直前で上映中止、他の作品に振替というのはヒドイなぁ!
    とにかく、物事がちゃんと始まるまで、何が起きるかわからなかったりするので、なかなか気が抜けないインドである。

  • ありがたい宿

    ありがたい宿

    チャッティースガル州都ラーイプルからバスタル地方のジャグダルプルまでの道のりの中間点にあるカーンケールという町のバススタンドに着いた。

    その正面に「カーンケール・シティセンター」という商業ビルがあり、そこのセカンドフロアー(日本式に言えば3階)にホテル・アーナンダムという宿が入っている。1泊あたり760Rsという料金に似つかわしくないバリューのある部屋だと感じた。

    ホテルに併設されているレストランがやけに立派で、出される料理も田舎町とは思えないほどちゃんとしている。いずれもとても美味しかった。

    さらに嬉しいことにホテルのひとつ上のフロアーには、映画館が入っていることだ。日中散々歩き回ってからレイトショーを見に行く。日中の行動時間が映画で削られてしまうのは困るのだが、さりとて映画は観たい。だから最も遅い時間に出かけるのが好ましい。

    それでいて、帰りの足や野犬を気にすることなく、階段でひとつ下の階に下りれば、自分の寝床があるのだ。これは素晴らしい。

  • スィルプル仏教遺跡訪問

    スィルプル仏教遺跡訪問

    タクシーでスィルプルを訪問することにした。ここには5世紀から12世紀にかけて栄えた仏教遺跡がある。バスでも行けなくはないようだが、ずいぶん時間がかかるようだ。

    本日の運転手はアジャイという若い男性だが感じはよかった。10歳のときに父親が亡くなり母子家庭で育った。学校も中途でやめなくてはならなかったとのことだが、今はそれなりに仕事が回ってくることから、育ててくれた母親に楽をさせてあげることができているという。インドでは初対面でもそんな身の上話を耳にすることは多い。

    クルマは国道53号線を進んでいく。高架にはなっていないが事実上の高速道路だ。片側二車線のスムースな道路が延々と続いている。見事だ。昔のインドとはずいぶん違う。ただし危ないのは道路によく牛や水牛が出ていること。

    ここではティーワルデーヴ寺院を始めとして、ラーマ寺院、ラクシュマン寺院、スラング・ティーラーその他、いくつもの仏教寺院跡があるのだが、ほとんどが基壇しかないものであるため往時については想像に任せるしかない。一部復元してあるものもあり、石柱が立っているものもあるとはいえ、ほとんどドルメンを眺めるようなものとなってしまう。

    だが一部には手をかけて修復された寺院もあり、これらを訪れると往時の姿を想像できるような気がしてくる。

    入場料を取るのはラーマ寺院のみでインド人は25Rs、外国人は300Rsと書かれている。25Rsを出して「切符1枚」と言うと、そのまま買える。切符切りのゲートでは「見た感じ外国人かと思いました。アッサムからですか?」と笑う係員。

    ラクシュマン寺院に併設されている博物館には、展示物について何の説明の表示もないのは残念である。

    スィルプルに限ったことではないのだが、インドでは今でも、それまでは知られていなかったものが次々に発見されている。このスィルプルについても、ここで仏教が栄えたこと、いくつかの寺院跡は昔から知られていたのだが、2004年から2005年にかけての発掘により新たに発見された遺構が相当あるそうだ。

    しかしながら、遺跡に関する看板の大半がヒンディー語で書かれていることから、これを読めない人(インド人にも決して少なくない)が訪れたとしたら、大変不親切であると感じることだろう。

    それはさておき、彫刻類は実に素晴らしいものがふんだんに残されており、実に見ごたえがあった。こうしたものについて詳しく知りたいと思っても、何の説明さえもなかったのは残念だ。

    ところどころで、こうしたガイドを標榜する人物の連絡先が貼られているのだが、専門的知識を持つ者なのかどうかはまったく不明だ。

    スィルプルに来るときに一度国道53号線で渡った河だが、蛇行しているためスィルプルの村のすぐ裏手にも流れている。だがほとんど干上がっていることから、雨季には河床が流れで一杯になると言われても、にわかに信じがたい。

    乾季のマハーナディー(という河)

    かつて仏教が栄えたこの地域だが、現代においても寒村にこれほど多くのヒンドゥー寺院が林立しているのは、なかなか壮観でもある。


  • ドゥードダーリー寺院

    ドゥードダーリー寺院

    ドゥードダーリー寺院

    せっかくラーイプルまで来たので、地元の名刹を訪れないわけにはいかない。
    ここはなんと、ゴーシャーラー(牛飼い区画)まであった。
    ゴーシャーラー

    ゴーシャーラー入口で眺めていると、子牛が鉄柵越しに「遊んで遊んで」と寄ってくる
    牛はネコと少し似た面があり、自分の気が向いたときだけ人にじゃれようとする。さすがに大人になると、喉元を撫でてもらって仰向けに「ゴロニャン」となることはあるが、子牛のように自ら人にスリスリと迫ってくることはあまりないだろう。いや、そうされると危ないし。まぁ、小さいうちは可愛いものだ。
    「遊んで」とやってくる子牛

    そうしていると派手な楽隊とともに女性たちの行列がやってきた。みんな着飾っていて楽しそうだ。



    境内ではこの集団とは別の地元の子供たちが「一緒にセルフィー撮ってください!」と集まってくる。
    お寺周辺にはいくつものタラーブ(池)とあり眺めもよい。このあたりはプラーニー・バスティーという昔から人々が住んでいたエリアらしい。由緒ありそうなお寺とチャッティースガルの伝統的な家屋が建ち並び、19世紀もかくや?といういい光景だ。
    ターラーブ

    このあたりは昔から人々が住んでいる旧市街


    ロンリープラネットのガイドブックに「チャッティースガルの醜い州都」とか「スィルプル」等近郊の遺跡を観に行くためのベースとして使う以外に滞在する理由のない街」などと書かれているが、いったい何を見てそんなことを書いているのだろうか?
    そんな記述を信じて「ここには見るべきもの無し」と素通りする人がたくさんいるとしたら、大変もったいない。
    バジャンのため木の下に集う人々

    日が傾いてきた頃、近所の主婦たちがお寺近くの祠のところに集まり、バジャン(神への賛歌)を演奏して歌う。心安らぐ夕暮れ時だ。

  • ラーイプル駅周辺の安飯屋

    ラーイプル駅周辺の安飯屋

    ラーイプル駅周辺の人通りの多いエリアには食堂が多く、ターリー100Rs, 80Rs, 50Rsというような段階別の価格設定をしている店の他に、50Rsと表示しているところも目に付く。
    中には、ご飯、ダール、サブズィーで20Rsの店があるいっぽう、なんと10Rsの店もある。
    このあたりになると、ご飯の中にところどころ小石が入っていて、うっかり強く噛んだら歯が欠けるような感じだろう。こういう店は、「食事はゆっくり咀嚼していただくのもの」という教訓を与えてくれる。

    ターリーの内容によって、100Rs, 80Rs, 50Rsの3種類が用意されている店
    エコノミーなターリーとしては、50Rsという設定が多く目につく。
    こちらも同様に50Rs
    こちら「ご飯、ダール、サブズィー(野菜もの)を20Rsでご用意させていただきます」とのこと。
    「腹いっぱいのダールバート10Rs」とのこと。文字通りダールとご飯だけなのか、サブズィーもの)は付いているのかは不明。
  • 意外に旨い店が多いラーイプル

    意外に旨い店が多いラーイプル

    前述のとおり、ラーイプルでは予想外なまでに可処分所得が高そうな層が多いらしいことに気が付いたのだが、当然のことながら美味しい食事の店も少なくない。
    宿近くにあるヴェジレストランは、食事時を外してもお客は多く人気店のようだ。ここで「ジェイン・ターリー」を注文してみた。もちろん玉ねぎを含めた根菜類が入っていない。
    前日にここで注文した通常のターリーのダールがおいしかった。とりわけディープフライにした香ばしい玉ねぎが上にかけてあったのが大変美味だった。ジェイン・ターリーでは、これにあたるものとして、炒めたジーラを乗せてある。これはこれでおいしい。
    デザートとして付いているグラーブ・ジャムーンも素晴らしかった。
    なお、ここで出している料理はチャッティースガル料理というわけではなく、この店はムンバイを拠点とするバガット・ターラーチャンドの支店である。

    ジェイン・ターリー
    グラーブ・ジャムーン

    Bhagat Tarachand Restaurant (Tripadvisor)
    https://www.tripadvisor.in/Restaurant_Review-g297595-d7995235-Reviews-Bhagat_Tarachand-Raipur_Raipur_District_Chhattisgarh.html

  • 公営バーングショップ

    公営バーングショップ

    ラーイプル駅前通りでバーング屋さんの看板を見かけた。「शासकीय भांग दुकान (Governmental Bhang Shop)」とある。入ってみると、当然バーングを販売中であった。

    公営バーングショップ

    州都のこんな表通りにまだこんな店があるというのは少々驚いた。古い時代にタイムスリップしたかのようだ。さすがはチャッティースガル州。この街にあるのは、予想を裏切る華やかさだけではなく、昔日のインドの表情もチラリと垣間見せてくれるようだ。

  • あのチェーン

    あのチェーン

    ラーイプル駅構内の売店で見かけたもの。そう、夜行列車などでインド人がよく使っているアレである。荷物からジャラジャラと取り出して、カバン類をシートの足や寝台の吊り下げ鎖などに結び付けて南京錠でロックする。
    このあたりは昔からほとんど変わらない。

  • ラーイプル駅

    ラーイプル駅

    特に用事はないのだが、駅舎を見てみたいということもあり、ラーイプル駅へ。鉄道駅周辺の商業地の様子も目にしておきたかった。
    駅舎とならんでLe Roiという立派なホテルがある。こんなところにフランス系ホテルがあるのかと、ホテル予約サイトで調べてみると2,000Rsくらいで泊まれるホテルらしい。しかもデリーの安宿地区パパールガンジにもあるそうなので、外資系ホテルではないことはわかった。Booking.comにおける利用者の評価はとても高いようだ。
    近年のインドの主要駅は度重なる改築・増築のため、醜悪なものとなっていることが多いのだが、ラーイプルの駅はこんなモダンな建築であるのは意外だった。

    ラーイプル駅
    ラーイプル駅舎の隣にあるLe Roi Hotel
    昔の鉄道駅にあったCanteenではなく、こういう今風な軽食を出す店が入っている。
    駅構内にあるヒンドゥー寺院
    駅敷地内から外を眺めると、こういう具合。