そうした中で地震による津波により発生した福島第一原子力発電所の事故について、AERB (The Indian Atomic Energy Regulatory Board) は、当初これが明るみに出た直後には『我が国で同様の事故が発生することはありえない。どんな最悪の災害にも充分耐えることができるようになっている』といった声明を出した。これに対して各メディアからは多くの懐疑的な意見が出ていたが、当のAERBもすぐにインド国内すべての原発の安全性に関する調査に乗り出している。
スリランカ政府軍に追い詰められたタミル人武装グループLTTEのリーダー、プラバーカラン並びに主要幹部が殺害されたことなどによって同組織は事実上壊滅し、長年続いたスリランカの内戦が終結したことが伝えられたのはつい先月のことだった。
近年、組織が分裂して弱体化したことに加え、2001年9月11日にアメリカで同時多発テロが起きたことにより、国際社会のスタンスの変化が自らの闘争に与える影響をプラバーカランをはじめとする幹部たちが見極め損なったことが、組織壊滅につながる最大の失策であったといわれる。
しかし国外にも広くネットワークを築いてきており、スリランカ政府の力の及ばないところに在住する活動家も少なくないLTTEは、そう簡単に息の根を止められたわけではなかったようだ。
目下、スリランカ国内での武装組織としての存在は滅亡させられたとはいえ、今度は国外で臨時亡命政府を発足させることを宣言。スリランカ政府にとって、かつてLTTEが実効支配していた地域ならびにタミル人問題への今後の対応を間違えば、悪夢はまだ続くことになるのかもしれない。今後の成り行きに注目したい。 ‘New government’ for Tamil Tigers (BBC NEWS South Asia) देश से बाहर सरकार बनाएगा एलटीटीई (BBC HINDI.com) Breaking the deadlock through transnational governance (Tamilnet)
アメリカ政府による同国市民に対する『インドがテロ攻撃にさらされる高い危険がある』と警戒を呼びかけている。確かに在デリーのアメリカ大使館のサイトも、6月2日付でそうした内容を伝える文章を掲載している。 Recent Warden Messages (駐印アメリカ大使館)
これを受けて、インド中央政府のチダンバラム内務大臣が火消しに回るといった動きがメディアで報じられている。
アメリカ政府が確固たる証拠を得ているのか、それとも他に何か政治的な意図があってこういう情報を流しているのかよくわからない。
昨年11月にムンバイーで起きた大規模なテロのことが脳裏をよぎるが、何も起きることなく平穏に日々が過ぎていくことを願いたい。 US cautions its citizens, India upset (ZEE NEWS.COM) US issues advisory, MHA assures India safe (Indian Express)