
ハイデラーバードの新空港とほぼ同時期に開港が予定されているのがバンガロールの新しい玄関口。規模は前者が優位だ。しかし市内へのスムースな接続という意味では、こちらに軍配が上がるようだ。どちらもインド南部を代表するハイテク都市として知られるが、南インド内陸部の空の交通のハブとして覇権を争うライバルでもある。
バンガロール市内の八つの地点と空港を結ぶリムジンバスの運行も予定されており、ボルボの車両が40台も投入されるのだとか。また空港と市内のリング・ロードを結ぶエクスプレスウェイの建設の予定、バンガロール・カントンメント駅からの列車の空港地下に建設が予定されている新駅への乗り入れといったプランもある。特に地元の地理等に不案内な外国人旅行者を含めたおのぼりさんたちに優しい空港かもしれない。
新空港といえば、実は他にもアーメダーバード、カリカットなどでも国際空港としての規模を大幅に拡張しようという計画があるし、スリナガル空港もチャーター便以外の国際定期便を乗り入れさせて本格的な国際空港として発展させようというプランがあるそうだ。
インドの経済成長により国際線の乗り入れが急増したこと、内需の拡大を背景にした格安航空各社の参入により国内線の便数も急伸して、各地で空港施設の増強や空港新設が相次ぐインド。外国からの玄関口が増えて、国内での行き来もずいぶん便利になってきた。
あとは冬季の北インドの霧問題が解決されれば大変喜ばしい。深い霧でダイヤが大幅に乱れたり、悪くすると空港が閉鎖されたりもする。たとえ自分が乗り込む空港とこれから向かう目的地が、そんな天候と関係ない地域であっても、結局同じ機体が広いインドを縦横無尽に飛び回っている。そのため思わぬめぐり合わせで『これから乗る飛行機が来ない・・・』なんてことも珍しくない。今年もそんな時期が近づいている。

Bangalore International Airport Limited
〈完〉

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