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カテゴリー: food & drink

  • 街角のよろず屋の風景

    街角のよろず屋の風景

    極小の間口、中で店主が椅子にでも座るとそれでいっぱい。

    そんな小さな店ながらも、なかなかの品揃えの雑貨屋さん。限られたスペースを「店舗兼倉庫」としてフル活用。先入れ先出しで品物を効率よく回転させていくこうした店はカッコよくはないかもしれないけど、ある種の機能美を感じる。店頭で何かを頼むと、迷うことなく数秒後にはカウンターの上に「ほらよ!」と出てくるものだ。

    もちろん店主の人柄、性格にもよるので、狭くてかつ埃だらけだったりするところもなくはないものの、たいていは上手に切り盛りしている。

    おそらく父親から教え込まれたこと、自ら経験して得てきたことなどが、店内に反映されているのだろう。

    長年立ち寄ることが多い街角では、そんな店の中にいる人が年配男性からいつの間にか若者になっていて「代替わりかな?」と思ったり、まったく別の店に入れ替わっていることに気が付くこともある。

    いつも同じに見える一角も、実は日々少しずつ変化している。ちょうど店の中の品物がお客に売れて新しい商品が入荷したり、製品が廃版となり、後継商品が発売されたりという具合に、街角の中身も入れ替わっていくものだ。

    いろいろな人やモノがぎっしり詰まっているのもまた、街角のよろず屋さんのたたずまいに似ているように感じる。

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • ハザーリーバーグの食事処

    ハザーリーバーグの食事処

    ハザーリーバーグの食事にはまったく期待していなかった。宿泊施設はとても快適なところが当たり、こういうホテルならば旨いものを出すレストランは併設していても、ここは田舎町なので外にはダーバーしかないだろうとタカをくくっていた。

    ホテルの隣にある「ムグライ・ミルチ」というレストラン

     

    「時間がないので、すぐに出てきて食べられるものを」と注文したライスとダルフライ。これだけで大変美味しかったので料理の腕・質ともに高いことがわかった。
    夜も再訪した「ムグライ・ミルチ」

    ところがどうして、ホテルから徒歩圏内にいくつもちょっとアップマーケットで美味しいものを提供するレストランが複数あるのだ。嬉しい誤算だ。

    「NEW FRONTIER BAKERY」の上にある「Frontier’s Cafe」も良かった。
    田舎町にはそぐわない感じの洒落た店内
    チキンロールがオススメとのこと。
    宿泊費に込みのホテルの朝食。シンプルだがとても良質であった。

    また美味しいケーキを作って販売している店もあり、食後の散歩がてらデザートを買いに出るのも良い。店番をしている女性もフレンドリーで世間話をするのが楽しい。

    ケーキの製造・販売をしている店。開いているときに撮影しておけば良かった・・・。

    田舎町なのに、食事情もなかなか好ましいハザーリーバーグである。

     

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • 美味しい口直し

    美味しい口直し

    レストランで、伝票が出てくるあたりで一緒に出される食後の口直しのウイキョウ。もともとはウイキョウのみであったり、角砂糖やザラメを混ぜて出していたりしたものだが、近年は香りや味を付けた個性的なものがよく見られるようになっている。

    あるとき、糖衣処理された八角の混じったものが出てきて大変美味で、ひと匙、ふた匙では飽き足らず、次々に口に運んでいるうちに、「ハッ」と気がつくと器に入っていたものの半分以上食べてしまった。下手すると「完食」「お替り」しかねないので、今後は気を付けようと思う。

    以前、グジャラート州でこのウイキョウの加工品の専門店がいくつも集合した一角があり、とれもこれ専業で儲けているだけあり、驚くほど美味かった。買って宿に戻ってからツマんでみると、もう止まらなくなり、部屋で完食してしまった。糖分が多いので注意だが、ウイキョウの香りの良さとあいまって、クセになる。

    グジャラート州ラージコートの専門店にて

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • フォート地区の「TASTE OF KERALA」

    フォート地区の「TASTE OF KERALA」

    カッパーをイワシの煮物とともに。ボンベイのフォート地区のケーララ料理店にて。この取り合わせは、なかなか見栄えがする。ともに鮮やかなオレンジ色と黄色。歯の間にグサグサと入ってくる小骨を感じながら、ホクホクのカッパーと塩味の効いたグレイビーのコンビネーションを楽しむ至福の昼下がり。

    TASTE OF KERALA (Zomato)

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • NEW MARTIN HOTEL

    NEW MARTIN HOTEL

    NEW MARTIN HOTEL

    ムンバイのコラバにあるNEW MARTIN HOTEL。こちらもゴア料理屋で、先日取り上げてみたGABLES RESTAUNRANTのすぐ近くだ。

    ここではとにかくステーキが旨い。やっぱり肉は牛だ。かなり筋張った肉のようだが、上手に筋切りしてあるためとても食べやすい。デザートに「カスタードゼリー」を注文。こちらも素晴らしい。

    ステーキ
    カスタードゼリー

    夕飯もこの店で、フィッシュカツレツとチキンプラオ。プラオはゴア料理になると洋風になるのが面白い。フィッシュカツレツは、さつま揚げからツナギを抜いた感じ。プリプリした歯ごたえはないのだが、これはこれで美味しい。

    フィッシュカツレツ
    プラオ
    メニューはシンプルな構成

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • GABLES RESTAURANT

    GABLES RESTAURANT

    店にいるネコ。迎えてくれたと思ったら、サッサと居眠りに入ってしまった。

    コラバには数軒のゴア料理屋があるようだが、入店すると「いらっしゃい」と、にこやかに寄ってきたので、私はてっきり店のネコかと思ったのだが、「店のペット」装って居座るノラ猫であった。

    スタッフたちは特に気にする様子はない。愛想よく、人前では行儀よくしておくことは、ノラ猫が快適にサバイバルしてゆくコツである。3食昼寝付きで、お客がいなければ客席で寛ぐ権利も与えられているという、破格の待遇だ。閉店時に外に出るのは自由だが、店内に居たければそのまま滞在できるようだ。ノラというよりも、ほとんど飼い猫に近い。

    どうやら、飼い慣らされているのは、ネコのほうではなく、店を切り盛りする人間の側であるようだ。

    さて、インド全土でゴア料理店が見られるわけではないが、英領期にはゴアのクリスチャン料理人たちが広く分布した。遠く離れたデリーや連合州(現在のUP)その他の英国人その他欧州系の家庭やクラブで重宝されたからだ。食材のタブーがなく、クリスチャンであるという安心感(英国人たちが生活する地域のコミュナルな問題と無縁でもある)が主要因だが、彼らのポルトガル・ゴア折衷料理も楽しまれたことだろう。

    英国人たちは男性が単身で渡ってくるのが大半だったが、ポルトガル系のカトリックのゴア人が女性と結婚する例も少なくなかったようだ。これについては、在印英国人社会では「堕落」と捉えられることが多かったらしい。彼らが「ネイティヴ」であることに加えて、カトリックであるため、子供が生まれるとプロテスタントではなく、カトリックとして育つことが懸念されたともいう。

    フィッシュカレーでご飯を食べて、食後にチャーイを楽しんで一息つく。店のショウウインドウには、ゴア名物の菓子でポルトガルにルーツを持つ「ベビンカ」も置いてある。ムンバイに居ながらにして、ゴアのムードを味わうことができる空間だ。

    GABLES RESTAURANT (Zomato)

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

     

  • コラバの「FOOD INN」

    コラバの「FOOD INN」

    コラバのFOOD INNにて。このエリアに投宿すると、ここに足を運ぶことが多い。特筆すべき店というわけではないが、あらゆる料理がどれを注文しても期待以上の美味しさで、旅行者など一時滞在者の利用が多いにもかかわらず良心的だと思うからだ。

    食事のカラフルな口直しの写真をしつこく撮っていたら、食堂のボーイは私がこれをいたく気に入ったものと勘違いしたようだ。

    「もっと沢山お持ちしましょうか?」などと言う。

    こんなものを腹いっぱい食べるわけないだろう。(笑)

    Food Inn (zomato)

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • HAVELI DHARAMPURA

    HAVELI DHARAMPURA

    デリーで、かねており聞いていた古いハヴェリーを改装してオープンしたホテルに食事に出かけた。チャーンドニー・チョウクの庶民的な細い路地を進むと、前触れもなく「ジャジャーン」と突如あらわれる唐突感も良い。

    元々、ジャマーマスジッド周辺やチャンドニーチョウク界隈には、ムガル時代からの貴人や富裕層が暮らしていたため大きな邸宅(ハヴェリー)は多かったのだが、印パ分離により、そうしたムスリム上位層が大量に流出した。そこに庶民層(のムスリム)やパキスタンから流入してきたヒンドゥーの避難民などが定着したがゆえに、大きな屋敷が細分化されて住居や店鋪となったり、集合住宅化したりしているため、往時の姿を留めていないものがほとんどであるため、このホテルは大変貴重な試みであると言える。

    この施設HPには、ハヴェリー修復の「Before & After」の写真も掲載されており、これもまた大変興味深い。界隈にいくつもある荒れ果てたハヴェリーも、実は「磨けば光る玉」であることがお判りいただけることと思う。

    HAVELI DHARAMPURA

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • Assam Delicacies

    Assam Delicacies

     

    パハールガンジ界隈では、こんな店があるとは知らなかった。アッサム(及びベンガル)料理店。注文したフィッシュターリーに付いていくるのは、ローフーの煮付け。あっさり薄味、油脂分控えめの優しい東部インドの味わい。

    汁物に馴染みやすい、ちょっとブカッとした東部の米が使用されているのもうれしい。汁物によく絡むのだ。本格的なアッサム料理店。スタッフたちもアッサムとベンガル出身で、料理について質問すると、故郷への愛が感じられるお国自慢交じりに話してくれるのも楽しい。

    今後、パハールガンジ滞在時には、しばしば訪れることになりそうだ。

    少々気になるのは、店内が空いていたので、複数の人たちと話すことができたが、厨房スタッフ以外の人たちの関係が至極フラットに見えて、上下関係がよくわからなかったこと。

    最後に支払いの際に現金の出納をしている人が誰なのか確認できたが、今のところキレイな店内だが、スタッフたちの人心掌握がきちんと出来ているのか、マネジメントがちゃんとで来ているのか、タテ社会インドだけに気にかかった。

    次に来たときにはすでに無かったり、スタッフとマネジメントのいざこざで、すっかり荒れ果ててしまったということはないか?などと、いろいろ気にかかったりした。

    とても美味しかったので、無事に長続きすることを祈る。

    Assam Delicacies (Zomato)

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • ナガルコートで

    ナガルコートで

    眺めの良い避暑地ナガルコートに宿泊するならば、やはり眺望の良い部屋に滞在したい。ロケーション、シーズンなどによるので一概には言えないとはいえ、閑散期には直接宿に出向くのが良いようだ。ハイシーズンには条件の良いところはすぐにいっぱいになってしまうだろうから、事前の予約は必要だろう。同じ建物の中で同一の条件の間取りや設備であっても、上階ほど料金が高くなる傾向がある。

    この日滞在したのは斜面にあるホテルの最上階の部屋。新しくて部屋もきれいですばらしい。標高が2,100mあり、真夏でも涼しいためエアコンどころか天井のファンさえ無い。

    荷物を部屋に置いてから、坂道下った先にあるナガルコートの中心地にある食堂で遅い昼食。すでに午後4時を回っている。昼食が同じくらい遅くなってしまった前日同様、トゥクパを食べる。すぐに出来上がってくるし、迅速に栄養補給することできて、さらには消化も早い。すぐに腹が減るので夕食の機会を逃すこともないことも利点。他の食事を摂ってしまうと、なかなかそうはいかない。

    ナガルコートのマーケット地域
    トゥクパを注文

    部屋のバルコニーからの眺望は素晴らしい。そして夕方のこの時間帯に聞こえてくるセミしぐれも素敵だ。しばらくくつろいでいると暗雲がたちこめてきて、やがて大雨となった。

    眺望を楽しむことができたのも束の間
    暗雲たちこめて激しい雨に

    朝5時 視界はゼロ

    その後、一晩中激しく降っていた。

    朝5時に起き出して日の出を期待していたが、濃い霧も出ていてバルコニーからの視界はゼロ。まだ雨は降り続いていた。7時半くらいになると雨は上がった。食事済ませてから少し散歩に出てみたが、やはり斜面から何も見えないため眺望は期待できない。ナガルコートから平地へとハイキングで下りることも考えていたが、この天候では楽しそうではないので、やめておこう。

    雨は上がった

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • 国道沿いのダーバーのメニュー

    国道沿いのダーバーのメニュー

    いまどきのネパールでは、ダーバー(安食堂)でもそうむやみに安くないのだろうか。こちらは国道沿いにあるそんな店でのメニュー。

    「サーダーカーナー(シンプルな食事、ダルバートのことか?)」が200Rs、肉か魚を付けると330Rs、魚のフライひと皿250Rs等々。訪問時、ネパールルピーは日本円とほぼ等価であったが、こんな価格になるのか?

    材料費、人件費、光熱費、家賃等のコストの違いを考えると、東京の新宿区大久保のネパール料理屋でダルバートをわずか500円で出している店があるというのは、ものすごくお得な出血大サービスだと思う。

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • サムダーイク・ホームステイ(コミュニティ・ホームステイ)

    サムダーイク・ホームステイ(コミュニティ・ホームステイ)

    「Bandipur Samdayik Homestay」のバナー

    上の画像にある大きなバナーには「バンディプル・サムダーイク・ホームステイ」と書かれているのだが、バンディプルの町の中、あちこちでこうしたポスターや看板が目に付く。

    てっきり周囲の村の子どもたちがバンディプルで学校に通うための下宿のスキームかと思ったら、中には英語でもこれが掲げれている家屋があり「Free wifi」などとも書いてあるので、どうやらそうではないようだ。

    例外的に英語の表記のある家もあった。

    この表示がある家屋のひとつで尋ねてみると、観光客を家に宿泊させるプログラムとのことで、1泊700Rsで朝夕2食付きと言われた。他の家で質問してみると返事が900Rsだったり、1000Rsだったりするので、どれが本当なのか、あるいは料金設定は個々の家庭に任されているのかはよくわからない。

    先日の一部の例外を除けば、ネパール語のみで表示されているので、主にネパール人のみが対象なのだろうが、観光旅行を楽しむ層のネパール人が民家に宿泊するのだろうか?と、後から疑問が浮かぶが、うっかり聞きそびれた。

    せっかくの良いスキームなので、英語でも表示すれば良いと思うのだが、当地に多い宿泊施設やレストランと競合してしまう可能性が高いがゆえの配慮なのかもしれない。

    上に貼った画像にあるようなホテルがバンディプルには多いが、安旅行者はおそらくホームステイのほうに流れるだろうし、そうでなくとも家庭に泊めてもらうのは楽しそうだ。

    また、こちらはまた別のホームステイプログラム登録家庭らしい。(青色の表示板)せっかくのスキームなのに、ネパール語のみの表示であるのは同じ。(「ビンドゥバースィニー・サムダーイク・ホームステイ」と書かれている。こうしたプログラムに加わる家庭は様々だが、ここはとりわけ新しく立派な家屋で、快適さを求める向きには良い選択かもしれない。

    「Bindubasini Samdayik Homestay」というプログラムに参加しているらしい。
    こうしたみやげものを制作している家庭もホームステイプログラムに参加したりしているのだろうか。

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。