毎日のように悲しい事件や事故でいっぱいのインド。そのなかで私たちが忘れられない
事件の第一審判決が昨日出ました。7年前の2003年に起こったこの事件。
場所はバンガロールのインディラナガルとコラマンガラを結ぶリングロード。23歳の
ITエンジニアが婚約者と飛行機を見ていたところを何者かに襲われ亡くなったのです。
まだ新空港ができる前、飛行機好きのりおりおを連れてリングロードに飛行機を
見に行っていた私たち。空港がすぐそばだったので飛行機が離陸、着陸するのが良く見える
場所があり、当時ちょっとした名所でした。そのちょうど同じ場所での事件、
他人事とは思えずショックだったのを今でも覚えています。
さらにその後、婚約者とそのボーイフレンド、ボーイフレンドの従兄弟とお金で雇った
第三者による犯行だったことが発覚。事件の4日前に婚約式を挙げたばかりなのに。
当時婚約者は21歳。年下のボーイフレンドとの交際を親に反対され、家族ぐるみで
長年付き合いのあった彼と婚約させられたため、ボーイフレンドと共謀して殺すことにしたとか。
いったいどうして、そんな短絡的なことをしたのか。子どもの頃から知っていた、
仮にも婚約した間柄の人間の命を奪うほどその結婚が嫌だったのなら、そんなに
ボーイフレンドが好きだったのなら駆け落ちでもすれば良かったのに。おそらく自分たちは
絶対に捕まらないと思ったんだろうと思いますが、彼女の携帯電話の記録や
被害者の家族や友人たちの執念の追求で逮捕されたそうです。
今でもリングロードを通るたびに事件のことを思い出すのは私だけではないはず。
昨日の判決で婚約者とボーイフレンドを含む3人は終身刑を言い渡されましたが、
これから控訴するのではと言われています。被害者の家族も、加害者の家族も、
どんな気持ちでいるのだろうと思うと、やりきれない気持ちになります。
![]()
