最近書いた文章

(1)「森まゆみという風景」(森まゆみ『路地の匂い・町の音』(ポプラ文庫)の文庫解説)。

森さんは、いわずと知れた『谷中・根津・千駄木』を立ち上げた作家さん。私が敬愛する書き手の一人です。

文庫版は写真がふんだんに使われていて、ハードカバー版よりも楽しめます。装丁・デザインは矢萩多聞さん。このブログや拙著のほとんどのデザインを担当してくれている注目度ナンバー1の若手装丁家です。ちなみに『東京人』4月号には、森さん、多聞さん、私の3人で、御徒町のインド料理屋(アーンドラ・キッチン)で呑んでいる様子が掲載されています。

私の文章では、「昭和30年代風テーマパークやレトロ風観光地は、なぜ魅力がないのか」を、森さんのエッセイを通じて考えてみました。

http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=81011290

 

(2)「竹内好はアジア主義に何を見ようとしたのか」『潮』9月号

連載「アジア主義を考える」の第二回が掲載されています。今回は竹内好の論考「日本のアジア主義」を精読・分析しました。竹内がこの文章を書いたのは1963年(そのときのタイトルは「アジア主義の展望」)。執筆から約50年経っても、その問いは生き続けています。私は、この論考に大きな影響を受けました。

http://www.usio.co.jp/html/usio/index.php

 

(3)「アキバ事件 政治学者・中島岳志が読み解く加藤智大被告の心」『週刊朝日』8月13日号

現在進行中の秋葉原事件の裁判について短文を書きました。まだまだ書き足りない部分がたくさんあるので、これからもこの事件については文章を書き続けようと思っています。

http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=11788

 

(4)書評・小川原正道『近代日本の戦争と宗教』(『朝日新聞』8月1日朝刊)

大変勉強になった一冊。特に東西の真宗教団が戦争に過剰適合していく様子を、この本は的確に描いています。

http://book.asahi.com/review/TKY201008030146.html

(5)「大型店やショッピングモールと商店街はどのように共生できるのか」(マガジン9)

マガジン9での連載「中島岳志の希望は、商店街ー札幌・カフェハチャムの挑戦」の第3回です。WEB上で読むことができます。

http://www.magazine9.jp/hacham/100728/

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『クーリエジャポン』9月号

『クーリエジャポン』の連載。今回はインドの「核問題」です。

先日、岡田外務大臣がインドと原子力協定を締結する方針を表明しましたが、インドはご存知の通りNPT非加盟の核保有国です。日本は橋本内閣のときにインドの核実験に対して経済制裁を行いましたが、それから10数年でインドの民生用原子力のサポートへと舵を切り始めました。

インドの核をめぐる国際情勢を読み解くためには、イランとインドの関係に注視する必要があります。そして、イラン・インド関係にセンシティブなのがアメリカ。

インドの核戦略はどこに向かっているのか?

是非、『クーリエジャポン』9月号を読んでみてください。

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星野智幸『俺俺』の書評

7月18日の朝日新聞に掲載された『俺俺』の書評がUPされています。

http://book.asahi.com/review/TKY201007200085.html

今年NO1の名作です。

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