参議院選挙の争点

7月1日の毎日新聞朝刊の「選択のポイント−’07参院選」欄にインタビュー記事が掲載されています。タイトルは「イラク戦争・総括を」です。
また、7月2日の朝日新聞朝刊・北海道版に、同じく参議院選挙の争点に関するコメントが掲載されます。
どちらの記事でも、イラク戦争の総括をしようとしない現職議員を批判しました。
今回の選挙で審判を受ける議員は、6年前の2001年に当選した人たちです。これからの6年間「何をやるか」を問う一方で、この6年間「何をやってきたか」も、有権者はしっかりと問わなければなりません。
その時、重要な争点として浮上してくるのが、
?イラク戦争の総括
?格差問題と新自由主義政策の是非
だと思います。
イラク戦争の総括は、集団的自衛権の問題や憲法9条改定問題に直結します。日本が今後、アメリカが引き起こす侵略戦争に加担するか否かが問われる重大な問題です。
今度の選挙で当選する議員は、2010年以降の憲法改正の発議に加わる可能性の高い人たちです。憲法9条改正や集団的自衛権についての姿勢を明確にしてもらわなければ、有権者としては困ります。
そして、この問題は、自民党議員以上に民主党議員に問う必要があります。なぜなら、憲法改正には民主党議員の賛成が必要不可欠だからです。現職の自民党議員にはイラク戦争の総括を、民主党員には憲法改正についてのスタンスを、有権者は厳しく追求すべきでしょう。
先日、HBC(北海道放送)のラジオ生番組「中村美彦の一筆啓上」に出演させていただき、北海道選挙区から立候補予定の候補者(自民党の伊達さん、民主党の小川さん、新党大地の多原さん)の3人と討論させていただきましたが、どの方からもしっかりとしたお考えをお伺いすることができず、愕然としました。
こんなことは書きたくありませんが、参議院北海道選挙区の現職議員のレベルは、あまりにも低すぎます。自民党も民主党も、候補者の選定に問題があるといわざるを得ません。新党大地の多原さんも、自分で考えたことを、しっかりと自分の言葉で表現してほしいと思います。
われわれ有権者は、特に現職議員に対して、6年間の政治生活の総括を迫る必要があります。この1ヶ月間ほどで話題となったトピックだけを争点化し、向こう6年間の政治を委ねることは、国民主権の放棄に近い行為です。
表層的で薄っぺらなことばを連呼する政治家に、憲法改正の発議が確実な6年間の政治を任せてはいけません。有権者もそのときの「気分」ではなく、地に足の着いた「思考」によって投票に挑むべきです。
熱狂せず、みんなでじっくり考えましょう。

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