出稼ぎ労働者と会話する

キャンパス内では、

いつもどこかしらで工事が行われています。

工事現場では、出稼ぎに来た人たちが

文字通り住み込みで働いています。

そこらへんにテントを張って子供を遊ばせたり

工事中の建物の中に洗濯ものを干したり、炊事をして

暮らしながら働いているのです。

昨日、散歩をしていると

砂山の上を、シャベルが2本のワイヤーにつるされて

上下運動をしているのを見つけました。

働く車が大好きな明日真は、

へぼいショベルカーではあるけれど

マシーンが動く様子に見とれておりました。

すると我々の姿を見つけた工事現場の女性が

集まってきました。

工事現場の女性と言っても

サリーを着ています。

今は冬だから、その上にセーターも着ていました。

彼らは寄ってきて

「どこ行く?」

と訊いてきたので、

「マーケットに行くんだよ」

と答えました。すると

「あに買う?」

と、すかさず質問。

そんなこと訊いても、つまらないじゃないと思いつつ

「紐(ラッスィー)を買うんだよ」

と答えましたが、その後も質問責め。

「子供2人連れて、どうやってダヒー持つんだい?」

(ラッスィーRassiと言ったら、Lassiかと思い

そしてダヒーに転じてしまったようでした)

「この子ン父親はどこいる?」

「あーで歩ってんの?」

「どこサ住んでんの?」

思わず苦笑です。

そこで私も質問してみました。

彼らはジャーンスィーから来たそうです。

彼女の中には、明日真のような子供がいる人もいて

そこらへんで遊ばせているようでした。

女性のうち、ひとりが砂まみれの手をパンパンとはたいて

(その時、もうもうと砂煙がたちました)

明日真を抱っこしてくれました。

そしてジャンパーの裾を引っ張って

「私ン子に、この服くんねーかい?だめ?」

などと言っていました。

すると、油を売っていることを見かねたマネージャーか誰かが

大声で何かを言ってきました。

女性たちはすぐに砂山に戻り

茶碗のようなもので砂をすくって袋に入れるという

仕事を始めました。

ひとりの女性がこちらを振り向き

「あんたも仕事すっかい?」

と叫んできました。

「子供がいるから無理」

と言ったら

「私にも子供がいっさー」

と言っていました。そういえば、そうだった。

彼らと別れた後も

好奇心丸出しで、自分に素直で、

あっけらかんとした彼らの様子が

しばらく忘れられませんでした。

彼らと話して何だか愉快でした。

インドが好きで何度も来る人って、

私も含めてですけど

こういうやりとりが好きな人じゃないかなと

思いました。

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